個人的な妄想に近いけれど、あり得なくはない株価予想
- 2023.10.14
- 放言
株式投資をするうえで最も大事なことの一つは、常に相場の上下の可能性を考えるという事だと思うんです。市場というのは無数のパラメータによって動いていて、それをすべて把握し、理解することなどAIでも不可能なのだから、人間にはとても及ぶ領域ではないと、謙虚に考える必要がある。
がしかし、相場が上昇し始めたら、何処までも上昇してくれ!と祈ったり、妙にマインドセットが強気に傾いたりするし、逆に下落が続くと評価損が膨らんできて、恐怖を感じるようになり、精神的に耐えられなくなるもの。そんなことは、プロでもアマでも同じだろうし、AIは感じないにしてもそれを運用している企業なり人間は同じように感じるよね。
だから精神を鍛えて、強く成れば相場に勝てるという人もいるけれど、そんなのは簡単に出来る芸当じゃないし、第一勝てる保証などどこにもない。ならば、そんな相場の世界に足を踏み入れたら、まずやらなければならないことは何か?と考えたとき、ずぶの素人でない限り、常に相場の上下の可能性を見込んでおくことが非常に重要なんじゃないか?って思う次第です。
またそうすることで、相場が上下に動いたときの対処の仕方が断然変わってくると思うんです。
そういう意味ではこのブログはテクニカルな話とか企業業績の分析とかはあまり書かなくて、それよりも相場の可能性について、書くことの方が断然多いです。
と言うわけで、では、今回のイスラエルとハマスの戦争をどう見るか?と言うことだけど、このままでは引き返せない泥沼に嵌るだろうし、早晩イスラエルは大元のイランに仕掛けるしかないんじゃないか?って考えている。そしてそれが、今回の戦争を企ててる側の目的なんじゃないかってこと。単なる陰謀論ではなくて、ウクライナーロシアの次はイスラエルーイランなんじゃないかということ。
その辺の事情は書きだすととんでもなく長くなるので書かないけれど、一応今回の最悪のシナリオになったときには、株価は今の1/5を覚悟してる。もしもそうなったら悲惨だろうけどね。本当にグレート・リセットになっちゃいそうで怖いけど。
そんなことはあくまで個人的な最悪の想定に過ぎないけれど、あり得ないとも思っていないんだよね。
少しだけ理由を書くと、金本位制から変動相場制に移行して以来、ドルの基軸通貨としての裏付けは正直原油(ペトロラー)だった気がする。けれどそれが今では完全に崩れてしまって、産油国はドルでなくてもいいよと言い始めちゃった。米国はシェールがバカバカ出始めて、自給自足できてしまうから、対外的にドル決算する必要が薄れた。
けれども問題はそういう状況になるとほぼ同時に、ドルのマネタリーベースが爆発的に増加してしまったこと。これが足元の現実であって、インフレになったのは当然としても驚くようなことでもなくて・・・。そんな状況で、戦争が続くとなると・・・。後は想像できると思うんだよね。
さて今の状況は・・・投資家にとってはとんでもない状況なんじゃないか?って考え始めたと思う。
それ以上は言えないけれどね。
-
前の記事
緊張の中東情勢!イスラエルのガザ侵攻は始まるのか!?その時マーケットは? 2023.10.14
-
次の記事
この時期ハマスが暴れた理由を考える 2023.10.15