久々の傍若無人の先物売り仕掛け！：11月8日（水）後場

日経平均株価　￥32,166（▲￥105）

後場の相場概況

それにしても銀行株の下落はキツかった。日米金利低下傾向を受けて今週は売りが先行するパターンだったけれど、植田日銀総裁の衆議院での発言までも、上げ足を獲られてるくらいだから、売られた本当に理由は分らないだろう。

でも植田総裁の発言をよく聞くと、円安による物価上昇は想定以上だが、賃金上昇の実需によるインフレは想定内、と発言してる。つまり、今のインフレはコストプッシュ型の悪いインフレと言う意味だろう？しかも、実質賃金はいまだに下がり続けてるというんじゃ、実需のインフレなんか夢の夢。

全ては財務相の悪事のせいで、日本経済は実質的にスタグフレーション状態に陥ってると言えなくもないんじゃ？岸田首相があまりに酷くてクソだけど、それ以上に本当にクソなのは財務省だろう？

「岸田クソ＝財務省クソ」

日本保守党じゃないけれど、本当にこのままじゃ日本はダメになると思う。けれど個人投資家として最も恐ろしいのは海外勢が、この事実を認識すること。本来日本株はバンバン売り仕掛けされてメロメロになってもおかしくはないのよ。

でもそうならないのは、米国もメロメロだから。だから米国投資家も日本が悪く見えないんだと思うよ。ブラックロックは日本買いだって。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥19,525（▲￥120）
空売平均）￥19,578×1840（含み益￥97,000）
ちょっと遅すぎたレバの売り建て。というか暴騰後の利食いは行って来い、も可能性があるのでね。ガースー相場の時のようにね。

8306 三菱UFJ　￥1,207.5（▲￥52.5）
空売）￥1,262.5×4000（含み益￥220,000）
空売）￥1,260.5×4000（含み益￥212,000）
空売）￥1,259.5×4000（含み益￥208,000）
空売）￥1,259.0×16000（含み益￥824,000）
空売）￥1,215.5×8000（含み益￥64,000）
空売）￥1,215.0×4000（含み益￥30,000）
空売）￥1,214.5×4000（含み益￥28,000）
空売）￥1,214.0×4000（含み益￥26,000）
空売）￥1,213.5×4000（含み益￥24,000）
空売）￥1,213.0×4000（含み益￥22,000）
空売）￥1,212.0×8000（含み益￥36,000）
空売）￥1,258.5×8000
空売）￥1,257.5×8000
空売）￥1,257.0×4000
買戻）￥1,200.0×12000（+￥688,000）
買戻）￥1,195.0×8000（+￥508,000）

8316 三井住友　￥6,925（▲￥363）
空売）￥7,241×4000（含み益￥1,264,000）
空売）￥7,006×1000（含み益￥81,000）
空売）￥7,005×1000（含み益￥80,000）
空売）￥7,000×2000（含み益￥150,000）
空売）￥6,987×2000（含み益￥124,000）
空売）￥7,228×2000
空売）￥7,160×2000
買戻）￥6,830×1000（+￥398,000）
買戻）￥6,827×1000（+￥401,000）
買戻）￥6,825×2000（+￥670,000）

8411 みずほFG　￥2,375.5（▲￥147.5）
空売）￥2,529.0×4000（含み益￥614,000）
空売）￥2,528.0×4000（含み益￥610,000）
空売）￥2,511.0×4000（含み益￥542,000）
空売）￥2,420.0×4000（含み益￥178,000）

結局日経やブルームの結論は、日米金利低下によって天井感が出たことによる利食い売りということらしい。メガ3行はいずれも3日続落。75日線で何とか踏ん張ったのはUFJだけで、三井住友は割り込んで、みずほは大陰線で割り込んだという・・・。

決算を前にしてこういう売られ方をするということは、金融株に対する危機感の表れだと思う。そして次から次へとネガティブな材料が出始めた。

Bloomberg.com

 

3 Pockets

米連邦住宅貸付、「最後の貸し手」でない－破綻行の延命教訓に改革へ

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-08/S3RXVJDWLU6801?srnd=cojp-v2

米連邦住宅金融局（ＦＨＦＡ）は、今年３月に起きた銀行危機を乗り切る最終手段として、窮地にある金融機関が１兆3000億ドル（約195兆円）規模の資金を頼った連邦住宅貸付銀行（ＦＨＬＢ）の改革に乗り出す。ＦＨＬＢへのアクセス制限に動く方針だ。

他にもシティが大リストラするというニュースも出て、いよいよ米国金融は崖っぷちかな？その警戒感で日本の金融株にも売りが波及したのだと思った。

後場からの急落は、条件反射のごとくUFJと三井住友を利食いし始めたけれど、状況を考えればそう焦らなくてもいいということで、リバウンドを売り上がって、売り玉を厚くした。

そろそろ何か出るんじゃないかな。

8750 第一生命　￥2,981.0（▲￥158）
空売）￥3,112.0×4000
買戻）￥2,950.0×4000（+￥648,000）
売り玉を厚くすることは無理そうだったので、待ち構えて利食いしておいた。いつもこうやって含みを反発で溶かすから・・・少しは・・・。

8031 三井物産　￥5,500（▲￥172）
空売）￥5,636×4000（含み益￥544,000）
空売）￥5,490×4000（含み損￥40,000）

8058 三菱商事　￥6,800（▲￥167）
空売）￥6,970×4000（含み益￥680,000）
空売）￥6,844×4000（含み益￥176,000）

メガバンクや金融に比べると商社は順天的に売られたわけではないけれど、WTI原油とか資源価格全般を見る限り、厚くして売り持ちしようということで。

7269 スズキ　￥6,211（△￥190）
空売）￥6,330×4000（含み益￥476,000）
空売）￥6,323×4000（含み益￥448,000）
自動車でも決算で大幅高したスズキは天井サインの陰線と見ての売り建て。トヨタでさえ高値付近から売られる地合いだから・・・。ここからさらに上値追いは無理だろう？

6501 日立　￥9,616（△￥7）
空売）￥9,716×4000（含み益￥400,000）
終始プラス圏で気を吐いた日立。でも決算はこれほど強くなるような内容じゃないと思うので・・・。こうなると惰性もあって売り建て。後先考えずに後場寄りから。

4063 信越化学　￥4,778（▲￥73）
空売）￥4,851×4000（含み益￥292,000）
空売）￥4,802×4000（含み益￥96,000）
日立と同じようなニュアンスの決算だったけれど、堅い信越も、今期は下方含みじゃないかと・・・。SUMCOの決算はミス。意外にウエハの需要が少ないんだよなぁ・・・。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥4,160,000

雑感彼是

11月SQは荒れるんじゃないか？と見ていたけれど、ここまでの荒れ方は想像できなかった。今日、これだけ売られたら、やはりSQは￥31,500くらいを狙ってるのかな？という雰囲気も。だって、3日、4日で日経平均が￥22,000もぶち上がるなんて、外資だって考えていなかったはずだから・・・。まだ今夜、明日昼、明日夜とチャンスはあるのでね。（一説によるとGSの￥32,500という厚いポジがあるらしいんだが・・・）

しかし、今日は久々に、金融株の下落を懸念してか、主力株にパニック的な売りが出たよなぁ・・・。特に3メガの売り方はきつかった。そして今日決算が出てきた主力は、全然芳しくないね。主力以外にも、ダメダメ決算が多すぎる。ってことは中国の影響なのか、実体経済が悪いのか。

そういう意味ではどうも米国市場の小売売上高とか個人消費、それに雇用統計辺りは怪しいんだよなぁ・・・。本来そんなに強い数字は出ないだろうというのが続出してきてる。だからソフトランディングという理屈だよね。

普通、景気が強くて銀行がメタメタになるか？ってね。中国の指標はただの数字だけど、米国も結構怪しさがプンプンだよ。しかも、コケそうでコケない商業用不動産とかね、全く解せないんだよなぁ・・・。