日本市場休場(勤労感謝の日):11月23日(木)

日本市場休場(勤労感謝の日):11月23日(木)

今日は勤労感謝の日ということで日本市場は休場、明日かと勘違いしていた米国市場も今夜は感謝祭で休場、そして米国市場は明日も半ドン見たい。けれども今現在はまだCFDも取引されていて、昨夜急騰した日経平均CFDは、ドル円が垂れてきたので、¥100以上垂れてます。

米国債10年物金利が、例のミシガン大学消費者態度指数という意味不明だけど市場が良く反応する謎の指数がインフレ期待を引き上げてしまって急騰したけれど、流石に落ち着いてきてるから、¥149.74まで行ったドル円は、絶好の押し目?になるかも。なので、(ドル円は)垂れてくる(円高方向)なんだろうなって気がする。

いくら何でも¥149.74はないよなぁ・・・。というわけで今日の落ち着きは¥149前後なんじゃないかって気がするけど。いや、もっと突っ込む可能性も十分にある。そうなると日経平均は先日の高値を越えられないということになりそうだねぇ・・・。

でも、感謝祭~翌日は株高という米国のアノマリーがあるわけで、その意味では明日辺りジタバタしないで、週を超える、みたいな腹も必要かもしれない。

岸田首相は何故弱い!?

さて岸田首相、岸田内閣の支持率が全メディアで30%を割り込んだということで、岸田首相はレームダック状態か?と。財務省にも梯子を思い切り外されて、自派閥である宏池会も上川外務大臣を建てようか、という怪しい雰囲気まで出る始末で、にっちもさっちも行かなくなった、と評されてるけど・・・。

兎に角、俺としては総裁選で勝った時から、岸田批判をこのブログでは始めたくらい、財務省べったりのヤバイ選択だと思ってた。戦後レジュームの脱却ということで保守色を強めた安倍元首相は、結局のところ派閥の論理は突き崩すことが出来なかったから、最後は宏池会に花を持たせるという選択をせざるを得なかった。

以前から自民党は派閥の論理でしか動いていなかったけれど、閣僚は派閥の推薦、議員の後任は政党支部の推薦、という構図は安倍元首相でも全然弄れなかった部分。自ら最大派閥の安倍派の領袖に就任したわけだから、派閥の論理も否定なんか出来ないしね。

そうして支持した岸田首相。安倍氏は高市押しだったけれど、それはつまり河野太郎阻止という意味合いが強かったということ。麻生も自派閥の河野は早すぎるということでまぁいいか、みたいなね。でも結局高市が清和会(安倍派の前身)から離脱していたため、自派閥は自主投票にせざるを得なかった。なので、実際には安倍氏は高市を推すふりだけして、高市では組閣できない、と思ってたんだろうね。その辺のゴタゴタは小泉内閣で嫌と言うほど経験してたのだろうから。

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というわけで、現実には岸田総裁を作ったのは安倍派なんだよね。そうした流れがあって、その上安倍氏が暗殺されてしまったわけで、安倍派は領袖さえ選べない状況いなってしまった。

日本の首相になると、まずは支配国である米国詣でをする。もちろん安倍氏は共和党蜜月だったけど、2020年の大統領選挙でバイデンが勝ったにもかかわらず菅氏は安倍氏の流れを受け継ぐ、と言ったからバイデン(民主党)からメチャメチャ嫌われた。(例のハンバーガー事件に象徴される)粗末な扱いを受けていくら何でも、と思ってバイデン批判記事を書いたもんだよ。

それを見ていた岸田はとにかくバイデン大好き、民主党大好き、となって急激に(バイデン政権の言いなりの)リベラル政策に傾いたわけで、結局は自分のことしか考えていない、自分が米国にどう扱われるかしか考えていない、ペラッペラな政治家であることが分かる。

とにかく東大受験を3度も失敗して早稲田に行ったという計り知れないコンプレックスを持ってる。一族はほとんどが東大ー財務省、東大ー銀行っていう感じのなかで、プレッシャーを感じていたのだと思うけど、それがどこをどう間違ったか、首相になってしまった。

だから、財務省に犬になるのは仕方ないと言えばそれまでなんだろうけど。

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四面楚歌

バイデンに飼いならされた岸田首相

そんな岸田首相だから、国内での政策に対して文句が出ても、米国がそう言ってるから、と言うのが唯一無二の理由付けになった。防衛費を拡大すると言えば、財務省は「じゃ増税ね」と言うし、とにかく財務省はありとあらゆる機会をとらえて増税プレッシャーをかけてくる。そうしたら今度は、バイデンが「うちのカミさんがいうからLGBTやれよ」と言ってくるし、夫人をホワイトハウスに招待までされて外堀を埋めっれた。米国の言うとおりにするというのが岸田の唯一の言い訳なのだから、それを失うわけにはいかないんだよね。

こうしてみると、岸田と言う男は、本当に情けない奴、と言うしかなくて、とにかく総理は続けたいので、安倍氏を見習った内閣改造をした。派閥均衡人事をやり、反旗を翻しそうなやつを入閣させて、とにかく保身、保身しか頭になかったってことだよ。

なので、もちろんこんな弱い男が日本を引っ張るリーダーになんかふさわしいはずがない。それを国民に見透かされてしまったので、内閣支持率がどんどん下がるのは当然なんだよ。

文春には(木原が)叩かれ、財務省には梯子を外され、G7では共同宣言の仲間にも入れてもらえない。残ったのはバイデン政権を密約(口約束)を交わした巨額ウクライナ支援だけ。これをやるにはLGBT法以上に強硬に出て、今度は増税を国民に強いないといけないという、(自ら招いた)呪縛だよね。自民党内では当然岸田降しの動きも始まっていて、このままでは閣議決定したことも、実行できるかどうか怪しいという最悪な状況に追い込まれてる。

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岸田よ、男を見せろ!

そうなってくると、この岸田と言う人物は何を考えるのだろう?解散したくて減税だ給付金だと言い出しても、国民は相手にしてないというか、どうせ倍返しで増税されるということが分かってる。インボイスで免税業者は仕事が出来なくなるし、事務手続きも煩雑極まりない。仕込みで忙しい飲食店なんか仕入れも出来なくなってる。

忘れたころにトリガー条項検討とか言うし。どの道再選なんか無理なんだから、最後は破れかぶれになって本当にやるべき政策を強行するとか、最後に解散で勝負してみるとか、首相を続けたい一心で、消費税を引き下げるとか、最後の最後で(俺は財務相や米国のポチじゃねぇぞ!)ってことで男をみせるかしないと俺は思うけどなぁ・・・。まぁ、そこまでの骨があるなら、こんな部様なことにはなってないんだろうけど。

ちなみに、ドル円が¥151で財務省が介入しないのは、例のあの神田財務官がウクライナで手一杯だから。もうウクライナ支援は既定路線で、今現在1兆円規模の支援をしているけれど、その上最低でも5兆円から10兆円という莫大な支援を米国に確約してきちゃったから、そりゃ忙しくないはずがない!ということで財務省の財務官がウクライナで打ち合わせるという異例中の異例でことが運んでる。

ウクライナなんか関係ないんだよ!

この盆暗首相がやったことは、海外に日本の資産をまき散らしただけ!能力も矜持もないのに首相なんかやりたがるから、それは日本国民にとっては悲劇でしょ!

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親中経団連十倉会長

思い切り親中な経団連十倉(住友化学)会長

さてもう一人、救いようのない大物!?がいる。経団連の十倉会長だ。まず、経団連ってのはもうこうなると日本経済の癌と言っても過言じゃないし、自民党の政策を常に企業寄りにしている圧力団体としてしか機能していない。なので、メディアはもう、いちいち発言を取り上げる必要なんかないんだよ!どうせろくな事言わないんだから。

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2000年代に入ってからの経団連は、とにかく中国、中国、中国!とそればっかり。第10代奥田(トヨタ)第11代御手洗(キヤノン)第12代米倉(住友化学)第13代榊原(東レ)第14代中西(日立)第15代(現職)十倉(住友化学)。

はっきり言って今住友化学は中国で大失敗して赤字転落。東レも中国で失敗したし。キヤノンは半導体参入がほぼ無理で医療とかやってるけど、不安だらけ。まともなのはトヨタと日立だけ。というか偉そうに快調発言する前に自社を立て直せよ!それに中国で生き残らなければ将来はないといったパナの社長とか、いまだに中国かぶれの財界人のいかに多いことか。そういう会社には投資なんか絶対にしない方がいいと思うけど。

結局日本企業の雇われ経営者達は、円安になって業績がどんどん上昇したからいまは威張ってる。けれどそれって企業努力でもなんでもないしね。為替中立を堂々と言ってる企業なんかないしね。そういう点でもGAFAMはやはり凄い。

 

昼は女房が買ってきたモスの黒毛和牛バーガーとクラムチャウダーだった。最近のモスは高価格戦略。でもこのバーガー、全然美味くない!なにが黒毛和牛だよ。

日経平均CFDはいくらか持ち直していま(13:30)¥33,688といいところにいるよね。明日は自動車と三菱重工に大いに期待しよう。