円安の理由をどう考えるかが重要な相場：1月5日（金）前場

日経平均株価　￥33,442（△￥154）

前場の相場概況

こうしたことがある意味端的に表れたのが、昨夜のNASDAQの下落なんじゃないか？と言う気がする。そんなことは関係ないんじゃないか？と思う人も多いだろう。けれど、日本も米国も、社会が狂い出せば、行きつく先にはいいことがあるわけもなし。

こんな事がまかり通る世の中ならば、そこで暮らしたくないと感じてるのは俺だけではないだろう。

そういう意味もあって、今の株式市場の在り様はどうもしっくりこないと言うべきかもしれないし、自分自身そのことを強く感じてます。

FRBの金融政策が、実はより慎重であるとの見方から金利が上昇し、ドル円も円安方向に動いた。そのことはつまり、早期利下げをしないと、景気悪化が先行し、FRBは後手に回るのでは？という懸念を生じさせると思う。いつまでも、利下げ＝株高、を公式のように考えていると痛い目に会うかも。

その辺が株式投資で生き残るためにいま、必要なことかもしれないしね。

前場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥21,075（△￥195）
空売平均）￥20,836×2640
買戻）￥20,960×2640（-￥330,000）
買）￥20,900×1000（含み益￥175,000）
買）￥20,880×1000（含み益￥195,000）
買）￥20,870×1000（含み益￥205,000）
買）￥20,860×1000（含み益￥215,000）
これだけ円安になれば、売られる気配は出ないだろうと思ってロスカットスタート。ところが、半導体（エレク）が売られたし、ファストリも大幅GUから売られまくったから、垂れてきた。ならば、とばかりに買い下がり。これで日本株が大幅下落というのは考えられなかったし・・・。ところが意外に買われてない！？

8306 三菱UFJ　￥1,251.0（△￥26）
空売）￥1,225.0×4000
空売）￥1,224.5×4000
空売）￥1,224.0×8000
空売）￥1,223.5×8000
空売）￥1,223.0×4000
買戻）￥1,232.5×28000（-￥240,000）
買）￥1,232.5×40000（含み益￥740,000）
最近のメガバンクの弱さは、日米金利が低下していたから。米国の相場がかなり怖いところに来てて、おいそれと買言えないという事情もあるだろう。けど、今日は行ってみる価値ありという感じで。多分持ち越さないと思うので、後場に手仕舞いするつもり。

8058 三菱商事　￥2,330.0（△￥42.5）
空売）￥2,302.0×8000
空売）￥2,300.0×4000
買戻）￥2,301.0×12000（+￥4,000）
買）￥2,301.0×20000（含み益￥580,000）
円安大好きの商社にとっても、今日の地合いはドテンできるだろうということで。

7203 トヨタ　￥2,689.5（△￥54.5）
買）￥2,643.5×30000（含み益￥1,380,000）

7270 SUBARU　￥2,784.5（△￥85.5）
買）￥2,729.0×15000（含み益￥832,500）

トヨタにしても、SUBARUにしても、とにかくあまりに常識的だけど、今日は買うしかないと思った。みんな気合入れて買ってると思うけどね。もう自動車にとっては書くこともないほどの地合いだから。

7011 三菱重工　￥8,565（△￥194）
空売）￥8,371×4000
買戻）￥8,417×4000（-￥184,000）
買）￥8,417×6000（含み益￥888,000）
まさか！？とは思ったけれど、地合いがそれほど悪く無くて、円安で、ロスカットスタートならドテンしてみようということで。それにしても重工は買われまくってる。このままだと雇用統計勝負になってしまうので、多分・・・。今回の雇用統計は怖い。

9501 東京電力　￥744.4（▲￥10.6）
買平均）￥733.8×82000（含み益￥870,000）
昨日の大陽線で売ったけれど、突っ込むと思っていたので、買い下がってみた。他の電力が軒並みプラスで、中部電力も買われてる中で、突っ込んでるというのは買いだと思った。

9163 ナレルG　￥2,825（▲￥65）
買）￥2,815×500（含み益￥5,000）
買）￥2,799×2000（含み益￥52,000）
買）￥2,782×500（含み益￥21,500）
買）￥2,810×500（含み益￥7,500）
買）￥2,800×500（含み益￥12,500）
小型株に触手は伸びず・・・突っ込みを受けたけれど、ちょっと地合いがあまり良くないので、多分勝てない。上が重いのも気になる。

前場の収支：-￥810,000

雑感彼是

今夜は12月米国雇用統計の発表だけど、またしても米国市場は買い向かう様相・・・というか、NAS、S＆Pは慎重で、ダウだけがブイブイ言わせてるような感じになってる。

そうなると円安を背景に、海外短期筋は日本株も買いで立ち向かうつもりのようで、後場は￥33,500うぃ回復すると思うし、イケイケになると￥33,700くらいまで行くことも想定してるんだよね。

けれども、年明け相場があまり高いと、そこから徐々に売られるモードに入るのはいつものパターンではあるし、だいたい足腰が弱ってるところに、景気後退だ、利下げだ、という大きな変動要因が加わると、今月の中旬以降3月半ばまで、くらいはかなりリスキーな相場になるかもしれない。

こういう相場って、本当にいやらしいねぇ・・・。