日経平均PER16台の攻防戦に突入か!?:2月5日(月)前場

日経平均PER16台の攻防戦に突入か!?:2月5日(月)前場

日経平均株価 ¥36,358(△¥200)

日経平均PER16台の攻防!自分には買えません。

前場の相場概況

先週末の日経平均EPSは¥2,252だったわけで、前場の日経平均の高値は¥36,452でこれはPER16.18となる。3Q決算発表がこれからピークになるけれど、本当に来期を見据えてこのPER16水準を維持できるのか?というとそれは甚だ疑問としか思えない。もちろんドル円が何処まで円安に傾くのかが問題なのは分かるけれど、米国経済は雇用統計ほどに良くないのは明白で、これから金融的なショックが相次いで出てくると思うので、とてもじゃないけれどPER16台を買う向かうというのは、少なくとも自分には出来ないと思った。

なのでこの場面、担がれてもいいので、売り建てようと先週末の夜間を見てから決めていた。

しかし何故か今日は金融と自動車の日になってる。どちらも、ここから決算期待で買えないことはないにしても、そんな近視眼的な投資を海外ロングがするはずがない、なんて思ってたんだよね。でも、なんかブラックロック辺りが三井住友を買い追加してたりするし、海外勢の日本株買いはここまで来ても止まらないのかねぇ・・・と思ってしまった。

米商業用不動産不安は先週末がピークで、銀行株も生損保も戻り基調になってる。そんなの、これからが本番だというのに、日本市場は関係ないと言ってるようだけど、本当に関係ないのか?って思ってしまう。なのでニュースになった第一生命と東京海上を売り建てたけれど、ボロクソの担がれてしまったよ。

そもそも先週の雇用統計が出てから、日米市場はイケイケ相場になってしまった。でもあの雇用統計に関して疑義を持つ人は結構いる。そして、やはりどう考えてもおかしいんじゃないか?としか思えないんだけど、市場は素直に好感したということ。いやいや、ちょっと待ってくれよ!米国経済はこのまま、高金利の状態がこれからも続くということだよ。それで、何事もなくソフトランディングできるのか?って考えないのかねぇ・・・。

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まぁイケイケ相場の只中というわけだから、この動きは大きな流れになってしまって投資家は気分よく過ごせるだろうけど・・・俺はちょっとダメだな。戦争やってます、原油もWTIが下げても先物は下げませんとなると、コストプッシュインフレは避けようがないわけで、それをFRBは見て見ぬ振りなんか出来るはずがないしね。

そうこうしているうちに、高金利でみんな疲弊しきってしまう・・・。いつものパターンだけどね。

前場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥24,840(△¥250)
空売平均)¥24,762×3880(含み損¥300,000
PER16台の価格帯では問答無用で売り建てる。恐ろしく日経平均は強いけれど、決算の最中で好決算期待が強いからね。でも、今年はいいけど来年はどうなのよ、ってあるから、本決までに結構な懸念が出始めると思うので。PER16台の売り玉はある意味メモリアルかなと。もちろん前場は売り追加です。


8604 野村 ¥803.2(△¥10.6)
空売)¥800.4×4000(含み損¥11,200
空売)¥800.3×4000(含み損¥11,600
空売)¥800.2×8000(含み損¥24,000
空売)¥800.1×8000(含み損¥24,800
空売)¥800.0×16000(含み損¥51,200
野村はねぇ・・・絶対米国で何か引っかかると思ってる。野村と言うのはそういう会社だと思う。シレッと引っかかる会社なんだよなぁ・・・。アルケゴスの時のようにね。まして商業用不動産がみんな返済遅延してて、来月にはデフォルト乱発が予想される。そんなところに噛んでないはずがない!と思ってるんで。

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8750 第一生命 ¥3,134(△¥84)
空売)¥3,118×2000(含み損¥32,000
空売)¥3,114×2000(含み損¥40,000
空売)¥3,113×2000(含み損¥42,000
空売)¥3,112×2000(含み損¥44,000
空売)¥3,110×2000(含み損¥48,000
空売)¥3,102×2000(含み損¥64,000
空売)¥3,101×2000(含み損¥66,000
空売)¥3,100×2000(含み損¥68,000

8766 東京海上 ¥3,874(△¥78)
空売)¥3,847×2000(含み損¥54,000
空売)¥3,845×1000(含み損¥29,000
空売)¥3,842×1000(含み損¥32,000
空売)¥3,835×2000(含み損¥78,000
空売)¥3,832×2000(含み損¥84,000

先週末早速米国投資に関して特損か?みたいなニュースが出た生損保。週が明けて決算に大きく影響が出るほどではないという意見も出てきたけれど、債券市場が崩れたら影響が出ないはずもないし、ただでさえ米国債の金利上昇でやられてるのにね。こういう企業の決算はペーパー上のもので、本当に米国で懸念が出てきたら、米国運用が多いところはみな売られて当然だから。その意味では3メガだって油断は出来ないと思ってるけどね。

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8058 三菱商事 ¥2,531.5(▲¥13.5)
空売)¥2,564.0×4000(含み益¥130,000
空売)¥2,563.0×4000(含み益¥126,000
空売)¥2,562.0×2000(含み益¥61,000
空売)¥2,558.5×4000(含み益¥108,000

空売)¥2,556.5×2000(含み益¥50,000
空売)¥2,555.5×4000(含み益¥96,000

8002 三井物産 ¥5,802(▲¥44)
空売)¥6,030×1000(含み益¥228,000

空売)¥6,027×1000(含み益¥225,000
空売)¥5,980×4000(含み益¥712,000
空売)¥5,899×2000(含み益¥194,000

8001 伊藤忠 ¥6,676(▲¥69)
空売)¥6,840×2000(含み益¥328,000
空売)¥6,800×2000(含み益¥248,000

空売)¥6,781×4000(含み益¥420,000

8053 住友商事 ¥3,337(▲¥22)
空売)¥3,400×4000(含み益¥252,000

空売)¥3,381×4000(含み益¥176,000
空売)¥3,380×2000(含み益¥86,000
空売)¥3,379×2000(含み益¥84,000
空売)¥3,376×4000(含み益¥156,000

売りが先行した商社株だけど、この辺が見方としては普通なんじゃないかって思ってる。この先、世界景気の本筋を見るのには日本の商社株の値動きを見れば分かる、と言うくらいに思ってるからね。その意味では今日、原油先物がWTIが下落しても、ほとんど影響がないというか、限月の関係もあるのだろうけど。市場は原油高を見始めてるのかもしれない。戦争大好きなバイデンはマジで何回戦争やったら気が済むんだ!って感じだし。もしも原油が跳ねるようなことになれば、米国経済もスタフレに陥る可能性も大いにあるからね。

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6758 ソニーG ¥14,560(△¥85)
空売)¥14,550×1000(含み損¥10,000

空売)¥14,500×4000(含み損¥240,000
お約束の売り追加。


4063 信越化学 ¥5,903(▲¥37)
空売)¥6,020×4000(含み益¥468,000
空売)¥6,000×500(含み益¥48,500
空売)¥5,990×1000(含み益¥87,000
空売)¥5,989×1000(含み益¥86,000
空売)¥5,987×500(含み益¥42,000
全く凝りもせずに信越に手を出す俺。でもいかにもこの銘柄の値動きは納得できないし・・・。アホな住友化学が売られまくったけど、今日の下落はそんな影響かなと。


前場の収支:(変わらず)


雑感彼是

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今の株式市場は・・・蚤の心臓の俺には、何もかもが危険極まりないと感じるんだよね。そろそろ大口投資家は、どうしてこの高金利時代で経済が落ちてこないのか?と疑問を感じ始めてるだろうと思うよ。けれど、それにはそれなりの理由が必ずあるもんだ。

結局のところ、FRBが金利操作をして景気をコントロールしようとしても、今の時代はそれが機能していないという事なんじゃないか?もちろんFRBは利上げとともにQTをやってて何とかマネタリーベースを縮小しようとしてるけど、現実にはQT以上に銀行救済のための資金供給を行ってるし、政府支出はコロナ禍の時と同様に増加してる。そんなことならば、カリッカリのレバレッジ投資なんか収まるはずもないしね。

第一指標が悪化しないから、消費者が強気になって、借金しまくってる。で、恐ろしいことに借金が出来ちゃうんだよね。

けれども、こうした金融相場は、本当に蟻の一穴で崩れるもんだと思う。

センチメントが強気だから、米国株式市場はもちろん日経平均もどんどん上昇する。でもセンチメントが悪化してくれば、理由もなく下落するものだよ。そういう時期が間もなくやってくるんじゃないかな?って思うけどね。まずは原油価格と商社株の値動きを注視することにしよう・・・。