日本市場は米国の買い決めに同調：3月14日（木）後場

日経平均株価　￥38,807（△￥111）

後場の相場概況

理由はよく分からないけれど、米国債10年物金利が4.200p辺りまで上昇すれば、それに従ってドル円も円安方向へ。これも日本市場を後押しした格好になったという、まるで変な相場になってしまった。最近のウォール街は金利も気にせずに動くようになってきて、資金量に物を言わせるような金融相場を演じてる。こういう値動きが当たり前になってくると、相場としてはリスク増大と言ってもいいんじゃないかな。最後は力ずくってことになってくると、最も厄介な相場展開になる。

今の段階では可能性の問題と見てるけど、日本市場の調整はこれで終了ということもあり得るかもしれない。このままスルスルと日経平均￥39,500手前まで今夜にも上昇と言うことになると、5日線と遭遇と言うことになる。そういう展開になったら明日のザラ場が勝負と言うことになるけどね。

25日線で反発！というのは個人的にはちょっと信用は出来ないんだけど・・・。一度は戻りを試す、くらいに見てちょうどいいかな？と思ってます。この状況で窓埋め出来るのか？って言われるとそれは無理筋だろうと・・・。

もしもそうなるとすれば、またぞろ大きな資金が日本株買いをしてくるパターンしかないと思うけどね。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥28,255（△￥215）
買）￥28,000×1000（含み益￥255,000）
この後場の戻りに対して、全く確信も持てずに試しに押し目を逆張った1000枚だけで、様子見を決め込んだ後場。他銘柄を買う気も全く起きずにただただ、各銘柄の板を交互に見ていたという感じ。

それにしても今日、こういうやたらと強い相場が突然現れると、これをどう解釈していいのか分からなくなる。ただ、米国勢が今夜の景気指標に対して買い決めしているのは、CFDで気付いたけれど、なぜこのところの米国景気指標に対し、米国勢は事前に強いポジションを持てるのか、不思議でならない。

彼らは投資を生業としているわけで、勝った、負けた、と言ってられないのは分かるけど、こういう値動きを毎回のように見せられると、まるで結果が分かっているような、そんな気さえしてくるよ。雇用統計、CPI、小売売上高・・・。今の状況ではどれも神経質に捉えて当たり前だと思うけど、容赦なく事前に買い決める。

これ、絶対に情報がリークされてるとしか考えられないよ。そうでない限り、投資家として一方的なポジションをこうも簡単に建てられるわけがないんだ！

本日の収支（前場・後場合算）：+￥7,280,000

雑感彼是

恐らくここ2年、3年だと思うんだよ。こうして微妙な景気指標に対して何故か強気で買い決めるような動きが常態化したのは・・・。例えばFOMCのような場合、強引に解釈することで胡麻化すことは可能だと思うけど、基本どんな数字がでるのか分からない景気指標の場合は、そうはいかないはずなんだが・・・。

この辺が、今の株式市場の信用できない部分なんだよね。特に今の米国勢は信用できない。

今年は大統領選挙イヤーで、共和党の候補はトランプで決まった。対する民主党候補はバイデンなんだけど、果たしてバイデンが本当に出てくるかどうかはまだ分からない。

その民主党のトランプに対する嫌がらせは、米国の司法制度をボロボロにしてる。やれ有罪で罰金が50兆円だとか、営業停止だとか、そういう判決を民主党系判事は平然と出す。一方バイデンの機密情報の漏洩に関しては、問題なしとしたのに、トランプは家宅捜査されて有罪と・・・。バイデンの情報は副大統領時代のもので持ち出す権限さえもなかった・・・。

バイデンは移民を入れ捲ったから、その不法移民がニューヨークに殺到していて、今ニューヨークは禁酒法時代の無法地帯よりも酷い状況になってる。サンフランシスコも崩壊、ロスも崩壊。相変わらず万引きギャングが我が物顔。

テキサス州は着々と独立の準備中。

その中で、大統領選挙がおこなわれるわけで、恐らく今年米国は大混乱になる。だから、今のうちにウォール街は思い切り稼いでおく必要がある、ということかもしれない。実際そう考えなくては、ビットコインなんか到底説明も出来やしない。

今、真面目に相場と取り組んでも、取り組む相手がギャンブルしてるのだからね。それも、イカサマに近いとなると、こんな相場で負けるのは本当にバカバカしいからね。