イケイケの日本市場と大谷選手の勉強と：3月21日（木）後場

日経平均株価　￥40,815（△￥812）

後場の相場概況

前場を終わって米国三市場のCFDを改めて確認すると、完全にイケイケ状態になっていた。これなら買い向かうしかないと判断して、後場寄りでまずは日経レバのロスカットして、イケイケ銘柄を選別して結構な買いを入れた。あとは黙ってザラ場を見ていただけ。特に動くこともせずに、明日の日経平均￥41,000を狙うことにして全ポジを持ち越した。

兎に角今日明けた大穴だけは埋めたい。前場はやや気力をなくしてしまって、大分萎えていたけれど、とにかく動かないと穴は埋まらないわけで、しかもどうせここまでやられたら、負けが倍になってもいいと腹を括ったよ。こんな時は腹を括れないと、どうしようもないしね。

しかし日経平均はとうとうPER17倍台の領域に突っ込んだね。流石にこの価格帯は、過熱感も相当にあるし、日本市場以上に米国市場は過熱してる！にもかかわらずパウエル議長がこうなることを承知で、ハト派っぽい発言をしたわけで、どう考えてもそこには何らかの意図があるのは間違いないと思うけど、イケイケの米国市場は素直にそれに乗ることにしたんだろうな。

でも、この過熱感、非常に怖いよね。今夜は景気指数の発表が目白押しだけど、こうなったら何とかイケイケで凌いでほしいし、そうすれば明日は週末でイベントナシ。行くところまで行ってくれ！（笑）

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥31,140（△￥1,340）
空売平均）￥30,084×3400
買戻）￥30,960×3400（-￥2,990,000）
買）￥30,940×2000（含み益￥400,000）
買）￥30,930×500（含み益￥105,000）
買）￥30,920×500（含み益￥110,000）
バカバカしい話だけど、前場に売りを追加して怪我を拡大してロスカット。まぁ、どうしようもないので見切りが肝心と自ら言い聞かせたよ。そしてドテン買いで勝負したんだけど・・・。なんかビビってたなぁ・・・。

8306 三菱UFJ　￥1,572.5（△￥45）
買）￥1,564.5×50000（含み益￥400,000）

8316 三井住友　￥8,912（△￥235）
買）￥8,833×10000（含み益￥790,000）

8411 みずほFG　￥3,043（△￥91.5）
買）￥3,009×25000（含み益￥850,000）

日銀の政策変更で、もちろん日本では長短金利が上昇することになる。メガ各社は早速預金金利を利上げしてけむに巻く作戦に出てるけどね。勿論それ以上に貸出金利を上昇させるんだよね。米国では年三回の利下げでは年内4.600pまで。と言うことはなお十分な金利差があるから、米国市場がクラッシュでもしない限りは相当のプラス要因となる。しかも、円安も思い切り追い風なので、上値追いするだろうということで勝負。

9984 SBG　￥9,263（△￥442）
買）￥9,103×4000（含み益￥640,000）
買）￥9,098×2000（含み益￥330,000）
生成AIは流れが変わりつつある。アップルがグーグルの生成AIを搭載する交渉を始めてるらしいけど、アップルはクラウドではなくチップベースでスマホ実装したいらしい。仮にそういう流れになってくると、いよいよアームの出番と言うことになるかも。そんな期待感から今日は大きく買われたと思うんだよね。

8035 東京エレクトロン　￥39,340（△￥2,040）
買）￥38,590×2000（含み益￥1,500,000）

6857 アドバンテスト　￥6,747（△￥138）
買）￥6,685×4000（含み益￥248,000）
買）￥6,680×2000（含み益￥134,000）
買）￥6,675×2000（含み益￥144,000）

6146 ディスコ　￥52,960（△￥1,460）
買）￥52,380×1200（含み益￥696,000）

バイデン政権はインテルに対して多額の補助金を供与することを決めたらしい。そして米国では、新設予定のTSMC工場も着工が遅れているとか。そういう事情を考えるとアドバンの出遅れはまぁ納得できるかもしれないけどね。エレクは指数を上げるために買われる側面はあるし、ディスコもメーカーに限らず需要は来る。とにかくダイヤモンドウエハになるまでは、ディスコは安泰だしね。だからここまで買われてるんだろうけど。

本日の収支（前場・後場合算）：-￥8,160,000

雑感彼是

いやいや、今日は久しぶりにまともに喰らったなぁ・・・。戻りがあるので多少は減ったけど、それでも一声▲800は痛いねぇ・・・。日銀の政策変更やFOMCでの米国投資家のセンチメントの変化を完全に甘く見た結果だから仕方ない。けれども、FRBはますます政策が意図的になってきてる感じがする。絶対に何かを意識してることは増す間違いないし、それが危機的な地銀の状況だったり、はっきりしてきた景気後退であったりすることは間違いないだろう。

何もなくてインフレ再燃の可能性がある今の時期に、敢えてパウエルがハト派発言なんかするはずがないしね。バイデン政権はますます財政をふかすつもりでいることは間違いなく、そうなると実質的な金融緩和をもうあまり隠そうとはしていないよ。

これで早期にQTを減速開始するということも、言い換えればより多くの米国債を引き受けないとヤバイ状況が、すぐそこにあるという事だからね。この過熱相場の終着点がますます怖くなってきた。

さて、午前中になんと、大谷翔平の通訳の水原一平氏が、ギャンブルで大谷選手の預金を流用したとかいう大ニュースが伝わって日本中騒然となった。本人はギャンブルに嵌って・・・と言っているらしいけど、なんか展開がちょっと変だよね。

最低でも約7億円を大谷選手の口座から借金返済のために流用してしまったということだけど、だって昨日は韓国の試合では普通にしてたしね。それが突如としてドジャーズが解雇を発表したわけで・・・。

カリフォルニア州ではギャンブルはご法度らしいし、ドジャース球団としても野球賭博への賭けは厳禁らしい。でも米国では州によってはあらゆるスポーツのギャンブルが行われていて、嫌いじゃない水原氏は嵌った。というか、嵌められた面もあるのかも。

でも、多分大谷選手は事情を聞かせれていて敢えて負けを負担してやったんじゃないかな。大谷選手にとって7億円は、大金とは言えないし、それくらいの技量は十分にあると思うしね。でもそれが問題で、大谷選手は全く知らないことにして全部自分が勝手に流用してしまった、と言わないと、下手をすれば大谷選手も同罪に問われかねないわけで・・・。

だからドジャース球団も厳しい言い方をして解雇したし、自業自得なんだろうけど、全部水原氏が一存で勝手にやったこと、とせざるを得なかった。だって、口座から7億もある日突然消えるなんてことはあり得ないし、マネロンの厳しい米国で本人以外が勝手に他人の口座の資金なんか動かせるはずがないからね。

これでまた一つ、大谷翔平は大人になりました。