イスラエル反抗決定か！？：4月16日（火）寄り前

おはようございます＾＾

サプライズな小売売上高が発表された後、今度はイスラエルによるイランへの反撃（表明）が伝えられると下げ足を速めた米国市場。やはりイスラエル戦時内閣としても、国内の世論形成のためには恰好を付けないといけない、という事情は分からないでもない。本土直接爆撃というのは、明確なる戦争行為だからね。今回の出方に、閣僚たちの首もかかってるだろうしね。

それと最も大きいのはイランの核開発で、恐らく起爆実験の手前までは来ているだろう。そのことを持ち出されると、核開発阻止に失敗した米国も、反論の余地が無くなる。しかも、米国が同盟国というのならば、そもそもイランの攻撃に対して反撃すべきところのはず・・・。

それは何もイスラエルだけの問題ではなくて、日本も同様の立場であるということが極めて重要だ。もしも米国が、同盟国としての義務を果たさないならば、日本の核の傘はただの飾り物に過ぎなくなる。なので、中東問題に関して、どちらが悪い、という議論はさておいても、日本にとっては極めて重要な事態と認識すべきなんじゃないのかな？

とは言え、昨夜は急激にドル売り解消されるような動きもあって、介入か？と思わせる場面もあった。なかなかハイボラな株式市場だけど・・・やはり中東リスクは簡単じゃないという感じだよね。

とりあえず今日の日経平均20日線は￥38,573です。