何故買い向かうことが出来るんだ!?:6月12日(水)後場
- 2024.06.12
- トレード日記
日経平均株価 ¥38,876(▲¥258)
米国三市場CFDは買い向かいを示唆。ウンザリしてポジ建て出来ず・・・。
後場の相場概況
言うまでもなく今夜は米国5月CPIとFOMCが同日発表、という大きなダブルイベントを控えて後場の日本市場は慎重にならざるを得なかった。ただし、例によってザラ場中にダウCFDがプラテンして買い向かう姿勢になったことで、日本市場は高寄り後、値を崩すこともなく推移して、買戻しも出始めた感じの後場だった。
今夜の米国5月CPIは若干のインフレ改善を見込んでいるけれど、そもそも高止まりする不動産関連と原油価格に大きく影響されるもの。4月のWTIが平均$84だったことの比較すると5月は$79前後となり、その前後の値動きを考えると、今回のCPIを押し下げるまでには至らない。となると、5月の住宅価格、家賃価格次第ということになってしまう・・・。
そもそも、今回の市場予想は、
21:30 | (米) 5月 消費者物価指数(CPI) [前月比] | 0.3% | 0.1% | ||
21:30 | (米) 5月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比] | 3.4% | 3.4% | ||
21:30 | (米) 5月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比] | 0.3% | 0.3% | ||
21:30 | (米) 5月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比] | 3.6% | 3.5% |
となっていて、傾向を見るのに重要な前月比では0.3%→0.1%となっているのが、どうも気に入らない(コア指数は据え置いている)。この予想値を見てしまうと、とても買い向かうという選択肢はなかった。
また、FOMCはCPIをみてドット・プロンプトを変更するという記事がブルームに掲載されていたけれど、それも非常に違和感がある。FRBの金融政策は、ロングレンジで政策目標に向かって政策実行していく、というのが基本なのだと思うけど、目先の経済指標に右往左往しているってどうなの?と思う。
まさか、制作発表当日まで決められないとは・・・。ちょっと信じられない。
というわけで、こんな冗談みたいな状況の中で、買い向かう、または売り向かうことなんてとてもできたものじゃない!ということで、ほとんどポジションを建てなかった後場は、情報収集に徹していたという感じです。
後場の取引とポジション
8306 三菱UFJ ¥1,618.5(▲¥14)
空売)¥1,660.0×4000(含み益¥166,000)
空売)¥1,659.0×8000(含み益¥324,000)
空売)¥1,658.0×8000(含み益¥316,000)
空売)¥1,657.0×6000(含み益¥231,000)
空売)¥1,656.5×8000(含み益¥304,000)
空売)¥1,656.0×12000(含み益¥450,000)
空売)¥1,655.0×4000(含み益¥146,000)
メガバンクの株価は今夜の米国指標やFOMCによってどれだけ金利が変動するのか、そして14日(金)の日銀政策決定会合によるわけだけど、何とその日はMSQの清算日でもあるわけで・・・。こんなスケジュール感でどう動くかなんて、とても予想など出来るはずもなし。なのでヘッジ売りというか繋ぎ売りのようになってしまった。なのでいくら担がれたところでおいそれと外せなくなってしまったよ。自縛だなこれ。
6255 エヌピーシー ¥1,306(△¥66)
買)¥1,289×4000(含み益¥68,000)
買)¥1,285×2000(含み益¥42,000)
買)¥1,280×6000(含み益¥156,000)
買)¥1,275×2000(含み益¥62,000)
伊勢化学ではラッキーにも2度、3度と大きく獲れたこともあって、ペロブスカイト関連で他に動いている銘柄はないのか?と思って探したら、エヌピーシーにぶち当たった。これ、実は昔出たばかりの時にかなり弄ってかなりヤラレタ銘柄じゃないか!太陽光パネルの製造装置かなんかのメーカーだよね。それで調べるとペプロブスカイト太陽光パネルの製造装置がはやされてることがわかった。
需給では伊勢化学のようなわけには行かないけれど、人気化してるので上下を繰り返しながら¥2,000くらい行っちゃいそうじゃない?まぁ、ペロブスカイトを扱う大手は何社もあったけれど、製造装置って、もはや国内にはこの会社くらいしかない?なのでそれなりに・・・。でもね、ここで買うって・・・。ド素人!
本日の収支(前場・後場合算):+¥11,060,000
【現物株】
8306 三菱UFJ ¥1,618.5(▲¥14.0)
現買)¥1,510.0×10000(評価益¥1,085,000)
現買)¥1,509.0×10000(評価益¥1,095,000)
現買)¥1,508.0×20000(評価益¥2,230,000)
現買)¥1,507.0×10000(評価益¥1,115,000)
9432 NTT ¥148.0(▲¥2.2)
現買)¥155.0×100000(評価損¥700,000)
現買)¥153.5×100000(評価損¥550,000)
現買)¥152.0×100000(評価損¥400,000)
現買)¥148.0×100000(変わらず)
この株には魔物が巣食ってるのよ。その魔物は、国民の電話加入権をすっとぼけてしまってエクセレントな会社です、みたいなふりをしてる。その魔物の片割れが日本政府という事でもあるけれど。旧国鉄もここも法律作って無理筋を通す・・・。それで上場したら民間です、みたいなね。あっ郵政もJTも同じだった。だから加入権料を返済して、NTT法を廃止する。あとは民間企業としてがんばれ、みたいなことでいいんですよ。まぁ、萩生田がこけてその可能性も薄くなったけど。何処まで突っ込むか、勝負だね。
雑感彼是
なんだなんだ!?ザラ場が引けたら、日経CFDはグイグイと買い向かってるじゃないか!多分、ザラ場中で操作するのはマズイということで、何かと引け後に弄ることにしたんだろうね。というかCFDなんか日本国内の規則は関係ないからね。なんでもかんでもやり放題っていうのはそういう事です。
このCFDね、まずは先物と連動するし、先物は現物と連動するから、日本市場を弄らなくても同じ効果が出てくるし、取引量も少なくて済むし、資金量はいらないし、全くとんでもないシステムだな、と改めて思ってしまうね。
それで、東証や金融庁は、外資の市場操作に関して何もモノが言えないってことになる。現物株だけじゃなくてSQ値もほとんどやりたい放題。そして今週のオプションは¥39,000よりも上の方がいいみたい。というかもしかしたら¥40,000に乗せてくる可能性も、今夜次第では十分にあり得る。
なので、この辺りで売り建てポジを持ってることが如何に怖いかってことだよ。なので売り坊をやるって言ううのは、いつもビクビクしていなきゃいけないってこと。決して楽しいことでもなんでもないし、滅茶苦茶疲れもする。気が休まらないんだよね。
こうなったら売り建てのシステムでも作ろうか!?ってね。
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