日米政治情勢混沌。バイデン撤退がほぼ確実に!

日米政治情勢混沌。バイデン撤退がほぼ確実に!

いよいよバイデン大統領の大統領選撤退がほぼほぼ決定的となった模様。民主党内でバイデン降ろしの動きが止まらなくなってきて、バイデン大統領の家族内でも、実はもう無理なんじゃないか、という意見だったらしいけど、常識的に考えて、これだけ痴呆が出て来て大統領職をさらに続ける、というのは狂気の沙汰と言わざるを得ない。

けれどもここまで痴呆が表沙汰になっても、大統領職に閣僚たちが異議を挟まなかったというのは、実は民主党内の纏まらない事情故だ。つまりは後継が全く決まらないということ。法的にはバイデン大統領が選挙前に辞任すれば、副大統領のカマラ・ハリスが即刻就任ということになるけれど、この無能な政治家を合衆国発の女性大統領にはしたくない、という大前提があって、民主党内では全下院議長のペロシを中心にいろいろ画策していると言われる。

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いま、民主党が今回の選挙でトランプに勝つには、ミッシェル・オバマを担ぎ出すしかないという意見がある。言わずと知れはオバマ大統領夫人で、人権派としての活動を継続していることも大いに売りになるし、少なくともトランプに流れた黒人票はもちろん、ヒスパニックやアジア系の票も取り込むだけの力がある。けれども政治は素人であるが故に実質的なバラク・オバマが実験を握ることになる。

これは民主党内でヒラリーが大反対するだろうし、ペロシも快く思ってはいない。ヒラリーの権力は想像以上で、何せクリントン財団から相当に資金がはいってるという事情があるから。つまり日本の自民党内の権力争いと同様なことが米民主党内でも御多分に漏れずあるということ。これが、後継を選べない事情ということになる。

とは言え、バイデン撤退ということになると、早々に民主党候補を決めなくてはならないわけで、やはり一発逆転を狙うならミッシェル・オバマになってしまうんのだろうか?超大国アメリカの政治的なトップである大統領をそんなことで選んでもいいのか?って言う気がするけれど、もしそうすれば実質的なオバマ3選のようなもの。

いよいよ米国政治は腐るね。

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というわけで、昨夜の米国市場はハイテック・半導体が買われてしまって、個人的には完全に目論見が外れてしまった。何故かNVIDIAが4.57%と買われたんだけど、半日取引+翌日休場で、ハイテックを買持するかね?しかも雇用統計が休場明けにある。

ということは、またしても雇用統計に対して買い向かうのかな?と思ったり。今回の雇用統計のポイントはとにかく失業率。前回4.0%と今回の予想も4.0%。これが4.1%だとますます利下げが近いなんて判断で上昇?逆に3.9%とか低下するようなら、インフレ懸念がでる?

まぁでも雇用統計は当てにならないし、民主党劣勢でどんな数字を作ってくるのか、分からない部分もあるけれど、まぁ株式市場はお約束のイケイケなんだろうけど。

オオタニサーンの27号が唯一の救いかな。