ショートカバー?テクニカルリバウンド?:7月29日(月)前場

ショートカバー?テクニカルリバウンド?:7月29日(月)前場

日経平均株価 ¥38,415(△¥748)

当然のショートカバー先行。でも今日、買いでついて行くのは怖い。

前場の相場概況

米国市場が全体として大きく戻しての日本市場は、こうなると当然のようにショートカバーになる。となると値ごろ感から買いを集めるので、寄り付き後上昇へ向かうというのはいつものパターンと言う感じ。

こうなってくると一応の目安は10時とか10時半まで、と言うことになるパターンが多く、日経平均は¥1,000以上戻す形は、ちょっと戻し過ぎで、戻り売りが出始める。

この局面で戻り売りと言うのは、結構正しい選択のような気がするし、¥39,000以上の玉の投げはすでに終わってるような気がするので、木曜に買い下がった人や、水曜日の買い玉を我慢した人にとっては、売っておきたい気持ちは良く分かる。

そして相変わらず日銀政策決定会合、FOMCがある以上、買い決めていくというのは流石に怖いと思うし、米系投資家もここから買い上がる意味はそれほどない気がするね。それよりももはや、気にしなければならないのは、ドル円の動き方で、米国債10年金利が利下げを織り込むように低下傾向であることを考えると、¥154は戻りいっぱいのような気がするし、やはり¥150に向かう動きになると考えた方が無難だろう・・・。

そうなると日経の上値は見辛いと俺は思うけどね。

この局面は、相場よりもパリ五輪で正解かもしれない。決算絡みでややこしい相場でもあるのでね。

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前場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥27,440(△¥1,040)
買)¥26,550×1000
買)¥26,500×1000
買)¥26,400×1000
売)¥27,800×3000(+¥3,950,000
空売平均)¥27,758×2280(含み益¥720,000
ドル円は完全に円高方向へ動くとみていたので、買い一巡後は売りで良いという見方をしていた。ただ売り始めると担がれるの繰り返しを何度かやって、日経平均が¥1,000到達後は売り建てを加速した。今日¥1,000高はいくら何でも、と思ったよ。


8604 野村 ¥906.4(△¥26.1)
買)¥893.0×30000(含み益¥402,000
買)¥891.0×4000(含み益¥61,600
買)¥890.0×10000(含み益¥164,000
買)¥889.0×4000(含み益¥69,600
野村は決算狙い。今回の決算からそろそろ企業の持ち合い解消売りの手数料効果が出始めるかもしれないということ、そしてこれから年後半~来年にかけては爆益になると見込まれることもあるので、ようやく野村が三菱UFJを追いかける下地が出来るかな?という感触を持っている。

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6501 日立 ¥3,222(△¥89)
買)¥3,133×10000
売)¥3,250×10000(+¥1,170,000

7011 三菱重工 ¥1,826.5(△¥49)
買)¥1,777.5×30000
売)¥1,835.0×10000(+¥575,000
売)¥1,834.0×10000(+¥565,000
売)¥1,833.5×10000(+¥560,000

大きく売られた日立、そして防衛関連で何かあったときに最も下げ幅が少ないと思われる重工。ショートカバーになれば日立は行けると思ったし、重工は・・・。川重、IHIは買う気になれなかったけど、今日は大幅高でちょっと悔しい思い。


7203 トヨタ ¥2,944.0(△¥35)
買)¥2,909.0×10000
売)¥2,980.0×10000(+¥710,000
いよいよ自動車業界に再編の兆候が見え始めた?日産、ホンダ、三菱自工がEV関連で協業することを協議していると・・・。だってホンダはエンジンやめてEVで行くと宣言してるし、日産もEV路線。三菱自工は中途半端な戦略、ということで協業には意味があるのかもしれない。そうなるといよいよ国内はトヨタ陣営と日産・ホンダ陣営に二分されることになる。まぁ時代の流れなのかもしれないけれど、エンジンを放したら負けのような気がするのよ。

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8035 東京エレクトロン ¥28,370(△¥745)
買)¥27,625×2000
売)¥28,835×1000(+¥1,210,000
売)¥28,800×1000(+¥1,175,000

6857 アドバンテスト ¥5.692(△¥187)
買)¥5,505×10000
売)¥5,720×2000(+¥430,000
売)¥5,710×2000(+¥410,000
売)¥5,700×2000(+¥390,000
売)¥5,690×4000(+¥740,000

大きく売られた後のリバウンド相場だけど・・・、好決算のスクリーンが売られてることを考えると、今の時点で半導体関連は長く持てないと思う。そもそも今は半導体の在庫がだぶついている状況で、恐らく年内には市況は回復しない。そういう意味では、買いで獲れたら確実に利食いをしておくのが得策のような気がする。


前場の収支:+¥9,330,000


雑感彼是

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今日はパリ五輪で大興奮状態!いやはや柔道の阿部詩ちゃんは負けて、会場で大声で泣きじゃくって・・・もちろん会場の観客は優勝候補だと知っていたので、最初は泣き声だけが響いてて、それがいつになっても泣き止まなくて、自然に会場全体が同情の拍手で・・・。なんかなんというか感動的でもあった。勝負事に確実はないということを改めて感じた試合だった。

そして深夜になってなでしこの試合を見たけれど・・・。女子バレーが負けて、気分が盛り上がらない中で、ホイッスル。これが・・・。とにかくFWの田中美南は精彩欠きまくり。決定機をPKも含め4度もミスした上にボールを獲られまくり。流石の長谷川唯も手の施しようがないと諦めてた感じ。

ところが後半残り20分で交代した19歳・谷川萌々子が一人で奇跡を演出!後半のアディショナルタイム(約10分間)に、まずは相手ゴールに強気の攻めをしてPKを獲得!それをキャプテン熊谷が決めて同点。そしてもう一つ奇跡のスーパーゴールで逆転!これを奇跡と言わずして何といったらいいのか。あのWCでの澤穂希のCKからのスーパーゴールと同じくらい凄かった。

今のなでしこには長谷川唯というピカ一のMFがいるけれど、他の選手の技量がちょっと低いから、パフォーマンスが出せないでいる。そこに谷川谷川萌々子という後継者が出現したわけで・・・。

とにかくこの選手は何もかも凄い才能と技量を持ってるように感じた。ブラジル相手に一歩も引かず、というかブラジルを翻弄してたしね。抜群のボール回しと個人技、そして何よりも身体能力が抜群に強い。ある意味長谷川唯よりも凄いMFになるかも。

まさに奇跡の逆転勝利。これも勝負の綾なんだなと大興奮です。