日本市場、歴史的壊滅的大崩壊！：8月5日（月）後場

日経平均株価　￥31,458（▲￥4,451）

後場の相場概況

もう全力で売ろうと思っていたので、値嵩株を集中的に売り建てて、株人生で最も無謀な賭けに出たけれど、どの銘柄も無謀な売りが湧き出て来て、ほとんどの銘柄が空売り規制がかかるというとんでもない状況に陥って、後は茫然と見ているのみになったけど・・・。

兎に角、何度も書いてきたので、改めて書く必要もないのだけれど、バブルに踊った日本市場は、1年間の買い方の全ポジを溶かし尽くすという悲劇に見舞われた。

政府が推奨した新NISAの買いは日本株投資をしていたなら全てマイナス。そしてS&Pやオルカンに投資していた玉も、此の先どうなるか全く予想がつかない状況になってきた。まして主力株であろうと中・小型株であろうと、信用の買い方は全滅した。

主力株で言うならば、当たり前のようにS安銘柄が続出！エレク、アドバンテスト、ディスコ、TOWA、東京電力、第一生命、住友林業、川重、IHI、野村、TDK、伊藤忠・・・さらには小型株に至っては何銘柄S安したのかもわからないほど。株式の全否定となった感じがする。

ただ、ここに至っても見なきゃいけないのは、米国市場の地合いであって、まず10年債金利が急落して、それに伴ってドル円はなんと￥142.500まで滑り落ちた。結果として、日銀短観発表の全企業想定ドル円レート￥144.77を割り込み、また主力企業で集中している￥140-￥145レンジに突っ込んでしまった。

ここまで、一気に地合いが悪化した上に、考えなければならないことは、まだ金融系の悪材料が出てきていないこと。先週末からそれを考えただけでも安易な逆張りは厳禁だったはず・・・。

しかし、無責任なアナリスト、評論家、そしてYOUTUBER達は、「買いの絶好の茶数到来」とやりまくった。経済が足元から崩壊しようとしていることなどどこ吹く風で、逆張り推奨していた。また、レベルの高いアナリストでも、「いいところまで調整した」とか、「もう少し安いかもしれないけれど、突っ込んだところは拾えるんじゃないか」と言ってたけどね。

頼れるのは自分自身の感覚意外にないと、改めて肝に銘じる1日になった。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥18,885（▲￥5,000）
空売平均）￥26,912×3840（含み益￥30,800,000）
おいおい！ちょっと待ってくれ！指数ETFがS安するって聞いたころないぞ！こんなのにも値幅規制があったなんて気づきもしなかった。よく見ると（取引画面に）あるんだねぇ・・・。とにかく、何も言うことはないよ。個人的には今夜場合によってはブラックマンデーがあり得ると思ってるのでね。

9983 ファストリ　￥36,470（▲￥3,870）
空売）￥39,380×2000（含み益￥5,820,000）

6501 日立　￥2,696.0（▲￥397）
空売）￥2,935.0×4000（含み益￥956,000）
空売）￥2,871.0×4000（含み益￥700,000）
空売）￥2,867.0×4000（含み益￥684,000）
空売）￥2,860.0×4000（含み益￥656,000）
空売）￥2,849.5×4000（含み益￥614,000）

9984 SBG　￥6,400（▲￥1,468）
空売）￥7,260×4000（含み益￥3,440,000）
空売）￥7,240×4000（含み益￥3,360,000）

6758 ソニーG　￥11,285（▲￥930）
空売）￥12,170×4000（含み益￥3,540,000）

8035 東京エレクトロン　￥22,055（▲￥5,000　S安）
空売）￥24,580×3000（含み益￥7,575,000）

6857 アドバンテスト　￥5,313（▲￥1,000　S安）
空売）￥6,049×1000（含み益￥736,000）
空売）￥6,041×1000（含み益￥728,000）
空売）￥6,037×1000（含み益￥724,000）
空売）￥6,030×1000（含み益￥717,000）
空売）￥6,029×2000（含み益￥1,432,000）
空売）￥6,018×500（含み益￥352,500）
空売）￥6,017×500（含み益￥352,000）
空売）￥6,004×1000（含み益￥691,000）
空売）￥5,831×4000（含み益￥2,072,000）

6920 レーザーテック　￥19,375（▲￥3,225）
空売）￥21,860×3000（含み益￥7,455,000）

7735 スクリーン　￥9,080（▲￥1,315）
空売）￥10,205×4000（含み益￥4,500,000）

6146 ディスコ　￥37,600（▲￥7,000　S安）
空売）￥39,200×2000（含み益￥3,200,000）　

6315 TOWA　￥5,570（▲￥1,500 S安）
空売）￥6,000×4000（含み益￥1,720,000）

6861 キーエンス　￥53,120（▲￥7,310）
空売）￥57,990×1000（含み益￥4,870,000）

6367 ダイキン　￥17,590（▲￥2,275）
空売）￥18,130×3000（含み益￥1,620,000）

4063 信越化学　￥5,245（▲￥676）
空売）￥5,731×4000（含み益￥1,944,000）
空売）￥5,672×2000（含み益￥854,000）
空売）￥5,668×1000（含み益￥423,000）
空売）￥5,660×1000（含み益￥415,000）
空売）￥5,659×2000（含み益￥828,000）
空売）￥5,650×5000（含み益￥2,025,000）

今日のような状況では個別株のレビューなど意味がないと思うので、ポジションの状況だけ書きます。しかし、クレイジーな相場だ。やはり株式市場はバブルだったという印のようなもの。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥60,610,000

雑感彼是

日本市場がこうなるということは、海外投資家はみな株式投資のポジションを緊急的に手仕舞いしているとしか考えられない。先週末のニュースであのバフェットがお宝と言っていたAPPLE株を売りまくったというニュースが流れてて、今日の日本市場もまた売られることは容易に想像は出来た。

そして昨日、インテルのCPU事故に関して出来るだけ詳細に調べて記事を書いたけれど、その作業をしているなかで、半導体はとんでもないことになるんじゃないか？と言う気がしてきた。同時にNVIDIAがいくら高収益をあげようが、こうなってくると当分AIの収益化は遅れるだろうし、そのほかの要因が様々見えてきた。

株高で浮かれすぎていた世界のマーケットは、政治的混乱を伴って、一気に沈没する可能性もあると思う。フェイクニュースばかり流す大手メディアや、世論調査のために事実を捻じ曲げる政党、何でもありの不公正な選挙、そしてウクライナやイスラエルの戦争と、すべては自身の利益最優先のため。

拝金主義が世界を覆い尽くしていたところに、ようやく天罰が下るのかもしれない。

兎に角歴史的暴落となった日本市場だけど、世界はこれからかもしれない。