米国市場の三文芝居にはウンザリ!:9月6日(金)寄り前

米国市場の三文芝居にはウンザリ!:9月6日(金)寄り前

おはようございます^^

何といっても今夜は雇用統計ナイト。ADPは少なくて、でも雇用統計は7月から改善するというコンセンサスでの発表なので、普通に考えて買えない日のはず・・・。

昨日も書いたけれど、最近は米国の景気指標は何かしら意図的なものがあるんじゃないか?という疑念が払しょくできなくて、しかもそれが事前に漏れてるんじゃないか?ということも含めて、疑心暗鬼の日々なんだよ。

考えても見れば、雇用が様々な指摘を受けて、仕舞にはFRB議長までが「信じられない」と発言したりして、それでようやく意図的な改ざんを認めたという実にふざけた展開になった。でも、雇用がそんなに良くないのであれば、他の景気指数がずっと悪化しないでいられるはずがない。8月の指標も現に悪くないわけで、そういうのを好感してソフトランディングと囃すのも、全く納得できないしね。

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そもそも個人消費が堅調と言うけけれど、個人のクレジットカードや住宅ローン、自動車ローンの延滞はリーマン・ショック時よりも多いんだよ。同じように商業用不動産もほぼ壊滅的な状況になってるしね。冷静に米国社会を眺めたら、良いものなんか何一つないというほど。まさに借金漬けの社会だし、それって中国と同じようなものじゃん!

物価は恐ろしく高いままだし金利も同様。そんな状況で、ジワジワと雇用が悪化してきたけれど、これも以前の水準で言えば、失業率4.3%と言うのはほぼほぼ完全雇用の水準だから、堅調とイエレンは言うけれど。大統領選挙前のこの時期のイエレン発言は保身だろうしね。

こんな経済は持つわけないし、何れはドルが売られるだろうと思うけどね。

しかしどうよ!日経平均は一晩で¥700以上騰げてるし・・・。何やら海外勢は今日も買い向かう気配いだけどね。たとえイカサマ博打と分かっていても、俺は売り向かってみるつもり。そしてこれ以上おかしな展開になるようならば、投資手法を変えるか、休むか・・・。三文芝居には付き合っていられないからね。