日本市場の大戻りは楽観に値するのか!?:9月9日(月)後場
- 2024.09.09
- トレード日記
日経平均株価 ¥36,215(▲¥175)
日経平均は¥1,000以上の大戻り!後はドル円次第の展開か!?
後場の相場概況
この日本市場の大反発では勝負することを諦めて、後場はもっぱら今の地合いが日米市場ともにどうなのか?ということを調べることに専念した。それでもこれだけの反発をするというのは、どういう意味なのか、よく分からなかったし、一重に米国三市場のCFDが日中に県庁の上昇していたことで、日本市場も強気に転換したと考えるべきかなと。
ただ日米市場ともに、今の状況で一本調子で下落してゆくというのは考え辛く、ジワジワと下値を伺うようなそんな値動きを想定している。それには様々な要因があるだろうけれど、まず目先は明日のトランプとカマラの討論会が気になる。
個人的にはカマラ・ハリスのような極左的な大統領を望むことはないけれど、どうやらウォール街は違うのかもしれない。実際今回の討論会の前に、トランプはドル取引を回避するような動きをする貿易相手国には100%完全を課す、というとんでもないことを言い出してる。これは、恐らく株式市場は嫌気することは間違いないだろうし、他の政策についても、インフレ懸念があるとして否定的な部分が多い。
一方カマラは相変わらず限りなくばら撒きをすることや、なんと価格統制を持ち出した。こんな二人のどちらが大統領になっても、経済にとってはあまり良いことはなさそうだ、と米国投資家は考えるのではないかと思うしね。
また今日14時から高市早苗の総裁選出馬表明があったけれど、相変わらずテクノロジーおたくな側面を強調し過ぎてると思ったし、テクノロジー並みに経済のお勉強をしてくれたらな、と言うのが感想ではある。しかし、間違っても今回は金融所得課税なんかに言及して欲しくない。
高市の表明を好感してか、電力株の戻りが急だったね。
ただ前向きな出馬表明・会見は高市の独壇場だろうし、小泉よりもはるかにマシであることだけは確か。出馬に際しては推薦人を麻生が提供したとされるけど、麻生も必至なのだろう。
いずれにしても今夜の米国市場もリバウンド相場になるかな?と思ったので、今日の売りポジション建ては見送った。焦ることはないからね。
後場の取引とポジション
後場は正直売りたくてウズウズしていた。特に半導体関連は、ここで売らないと間に合わないのではないか?という焦りも多少あったけどね。それでも、今日はドル円までが動いてしまっているし、日米国債金利が両方とも上昇傾向であったこともあったので、自重することにした。
本日の収支(前場・後場合算):+¥54,180,000
雑感彼是
今日の日本市場の大幅な戻りは、納得は出来ないけれど、なんだかんだと言ってもイエレン財務長官の発言を好感した海外投資家の仕業と思う。これは決して金融のMSQと無関係ではない気がするし、恐らく外資のポジションに対して想定外の株価の位置となったことも大きいと思う。そういう場合、株価上昇の材料を彼是探すのはいつものことだしね。
けれど、今夜は米国市場の動きをじっくりと見て見ないと分からない部分もあるし、それほど米国投資家が楽観できるような状況ではない、と思っているのでね。
どんな下落相場であっても、戻りはあるもの。戻ったからと言って、楽観するのは危険だと思うんだよね。具体的には今日の戻りを起点にV字で戻り相場になる、と考えるのは今回ばかりはちょっと危険だよ。
いずれにしても今夜の米国市場だね。
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