悪材料出尽くしでショートカバー：10月28日（月）前場

日経平均株価　￥38,463（△￥549）

前場の相場概況

しかし、ここまで負けたというのは、米国大統領選挙じゃないけれど、TVメディアの影響力って日本は絶大だな、と思わざるを得ない。裏金、裏金、裏金、・・・自民党の政治資金報告書不記載議員に対するレッテル貼りがすさまじかった。

あらゆる政治課題、政策を吹っ飛ばして、裏金、裏金、裏金とやるTVメディア。恐らく今の状況の中では、もっとも恐ろしい勢力なのでは？と思ったり。民意を誘導する力の強さは、裏返せば日本国民がそれだけTVに依存してるという現れなんだろう。それだけに、下手な政治勢力よりも、よほど手強い存在だな、と言うことを実感させられた。

それにしても、海外勢の考えてることは本当によく分からないし、最近は全く読めなくなってきた。大統領選挙を前にして米国当局の出す経済指標も信頼できず、当然大統領選挙に関しても全く信用できないような状況になって、日本でもこの状況でショートカバー連発というと、どういう志向なのか、読めるべくもなし。

ここは少し落ち着いて、相場の状況を見るしかない。じっくり見て、自分の考え方とすり合わせ、接点を見出せたタイミングでしか勝負は出来ないかもしれない。

ショートカバーなら後場は垂れるはずだけど・・・。

前場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥26,340（△￥745）
空売平均）25,992×4280
買戻）￥25,420×4280（+￥2,440,000）
買）￥25,410×1500
買）￥25,405×1000
買）￥25,400×1500
買）￥25,380×280
売）￥25,420×4280（-￥71,200）
買）￥26,055×500
買）￥26,050×1000
買）￥26,045×500
売）￥26,500×2000（+￥900,000）
空売平均）￥26,436×920（含み益￥80,000）
もちろん今日の相場は下落すると予想していたけれど、寄り前の気配の切り上がりからショートカバーされることもある程度覚悟は出来た。なので、欲を出さずに、ポジションは朝寄りで一旦解消しようと決めた。5分くらいはじっくりと板を見ていたけれど、買いに勢いがついてしまったと感じたところで、買いポジを建てて強烈なショートカバーにうまく乗れた。

上値では少し売り建ててみたものの、今のところ垂れる気配はあまりなし。こういう時、国内投資家は流れに逆らうことをしないので、後場もこのままの水準を維持する可能性はあるけれど・・・。そう判断すればロスカットするだけだ。

前場の収支：+￥2,590,000

雑感彼是

しかし今回の選挙を通じて、今の日本の政治状況が如何に不安定かつ滅茶苦茶なものなのか、思い知らされた。これで、臨時国会召集で新たに首班指名となるわけだが・・・はっきり言ってグチャグチャな状況になるのは必至。この大事な時にこんな状況でいいのか？ってね。

もう一つ、面白かったのは日本保守党で、3人の衆議院議員が誕生し、2％以上の得票があったので国政政党にはなれた。けれども、なぜか比例区では近畿と東海で1名ずつの当選はだしたものの、関東圏では論外の得票・・・。これがまた不思議と言えば不思議だった。

けれども、再三書いたけれど、YOUTUBEばかりやってるようじゃ、ダメでしょう。街頭演説で人気化と言うけれど、それと得票とは全くの別物。それと党首はふざけ過ぎで、今一つ信頼感が出てこない部分がある。まさか参政党と同数に甘んじるとはね。

飯山氏との内紛もあるけれど、幹部はもう少し真摯な態度で政治活動をやった方がいい。その点では河村たかしの名古屋地区は実績があるからね。この最大のチャンスに3議席では・・・。