海外勢の吊り上げ相場継続:10月30日(水)後場

海外勢の吊り上げ相場継続:10月30日(水)後場

日経平均株価 ¥39,277(△¥373)

海外勢の吊り上げ相場継続。明日の日銀政策発表で¥40,000に迫る!?

後場の相場概況

日本市場が上昇する要素は、ドル円以外にない。けれども円安に傾いたにもかかわらず総選挙の影響で株価は逆相関的な動きになった。そして結果はどうあれ総選挙が終わって、ドル円¥153台になったなら、水準は上だろう、と言いたそうな動きになった日経平均株価。けれどもガースー相場の時も理屈じゃない動きになったことを考えると、今回もまた外資の買い仕掛け爆発、と言った感じがする。

なのでまともなコメントなど書けるはずもなく・・・。

ただこういう吊り上げの後は、御多分に漏れず株価は急落するんじゃないかと考えておいた方がよさそう。吊り上げ相場ではザラ場が本当に強く見える。当たり前で、外資が売ってこないので、下がらなくなるからだけどね。それを勘違いして強い、強いと言いながらどんどん買ってゆく、なんていう投資行動はある意味命取り。

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本当に強い相場ならば、こんな跳ねたり落ちたりのハイボラな相場にはならない。日経平均の日足チャートを見ると、いかに日経平均がおもちゃにされているのかが分かろうというもの。勿論、こんな相場なのだから、まともに儲かったりはしないし、日々一喜一憂しないといけない嫌な相場なんだよね。

日本の政治状況にもウンザリなんだけど、株式市場のこんな動きにもウンザリだね。

と言うわけで後場になって急激にやる気を失ってしまって、結局勝負したのは日経レバのみ。外資が吊り上げるなら、おこぼれを頂戴しようということで。こんな相場、ガチでやってたらおかしくなっちゃうよ。

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後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥27,500(△¥600)
買)¥27,225×2000

買)¥26,765×1000
買)¥26,760×1000
売)¥27,625×4000(+¥2,525,000
買)¥27,450×1000(含み益¥50,000
買)¥27,430×1000(含み益¥70,000
買)¥27,400×1000(含み益¥100,000
買)¥27,380×1000(含み益¥120,000
買)¥27,370×1000(含み益¥130,000
「毒を食らわば皿まで」とはよく言ったもので、外資がふざけた相場をやらかすのなら、乗せてもらおうか、という感じ。ずっと後場の様子を見てたんだけど、ザラ場では個人や国内大口が利食いに走るから相場は垂れ気味。でも本格的な下落にならなければ、外資の買い仕掛けは止まらない。ショートカバー込みでもまた値幅は¥1,000そこそこしか出てないから、もう一発吊り上げがあると・・・。日銀が現状維持とかいうのが出ちゃってるから、遠慮なく吊り上げるだろう。このパターン、毎回同じだから。

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本日の収支(前場・後場合算):+¥5,080,000


雑感彼是

連日石破首相の批判を繰り返してるけれど、ちょっと冷静に考えてみた。首相が解散総選挙を打って大惨敗を喫したらどんな理由があるにしても、退陣しなきゃだめです。なぜなら解散総選挙って民意を問うためにやるのだから。だから、与党の枠組みが、大きく過半数を割り込んだ、となれば、国民は石破政権のNOと言ったわけで、首相は民意を無視してはいけない。それが民主主義だからね。

ところがどっこい、石破首相は辞めません。これは日本の憲政史上、最大級の汚点として後々に語り継がれると思うし、石破首相自身もそのことはよく分かってると思うんだよ。今頃は流石に自民党内での批判も凄いことになってると思うし、まさに針の筵の上に座ってるような状況だろうね。

と言うことは、つまりは辞められない事情と言うのがあるとしか思えない。

そもそも、首相になったこと自体、普通では考えられない展開だった。馬鹿な岸田が、無理矢理石破を総裁にしてしまったわけで、巷間言われてるように「岸田が高市早苗が大嫌いだから」とかいう理由じゃないと思うよ。嫌いであろうと、なかろうと、岸田はもう総裁じゃないわけで・・・。

この背景を考えると、岸田は米国民主党から強烈な圧力をかけられていた。LGBTを通せ、武器を買え、ウクライナに金を出せ、といろいろ言われて全てYES。そして支持率が異常に低下しても粘って粘ってなかなか退陣しなかった。

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その岸田が突然退陣して新総裁を選ぶことになったけれど、米国に「新政権では岸田の政策をすべて継承しなさい」と念押しされたんだよね。だから、どうしても岸田の言うことをきく総裁を作ろうとした。本来なら決選投票に残るのは、石破と小泉だったはずだけど、小泉の馬鹿がバレて急激に支持を失った時点で、岸田の選択肢は石破しかなかった。

なので、石破に政策の継承という条件を付けて、総裁にしたんだよね。だから石破は、180度ブレ捲って岸田の政策に合わせるしかなかったんだよ。だから今の石破に選択の余地はないし、岸田が怖いというよりも黒幕は米国民主党なんだと思う。

となると、多分、5日の大統領選挙でトランプが勝利すれば、石破は辞任しかなくなる。多分総選挙敗北の責任を取って辞めますとなるだろう。だから特別国会召集は米国大統領選挙の後となって、両院議員総会で自民党は次の総裁を選び出す。そして国会での首班指名となって、誰かを首相にするんだろう。自民党は高市か加藤。そこでも岸田は林を推す。

まだまだ茶番はこれからだね。