大統領選挙前のナーバスな相場:10月31日(木)前場

大統領選挙前のナーバスな相場:10月31日(木)前場

日経平均株価 ¥39,116(▲¥160)

半導体が売られた米国市場を受けで、CFD大幅下落を受けた日本市場。

前場の相場概況

日銀会合を前にして日本市場は利食い先行。NASDAQやSOXが大幅下落で返ってきてるので、強気になれない現物市場ということだ。これで明日は米雇用統計があるし、週が明ければいよいよ米大統領選挙が本番。しかも日本市場はまたしても三連休の週末。そうなると、ポジションは建てようがない。

さて少し書いたことだけど、米国大統領選挙はフェアな選挙になればトランプが勝つ見込み。実際カマラを大統領にするという選択肢は全く現実的じゃない。もしもそうなれば歴史上最強の木偶と言うことになるのは確実。

男女平等からLGBTへ舵を切った民主党候補にもかかわらずカマラは女の武器を多用して現在の地位に上り詰めた人。そんな人が大統領になるということ自体、あってはいけないことのように感じるし、その意味ではあのヒラリーと双璧なんだと思う。

米国の闇というのは、本当は司法にあるのかもしれない。ヒラリーもカマラの司法界の出身で、それぞれの黒歴史はその頃のこと。でもいずれにしても性別ではなくて、行いなんだよね。

さて買い仕掛けをした海外勢が日銀の政策現状維持をどう使うのか?緩和的政策維持ということで買い上がる可能性があると思うし、後場そうなったら、雇用統計はまた良好な数字が出ると思ってる。

大統領選挙直前で、投票に最も影響するだろうから。

もう一つ、米スーパーマクロの監査法人が「やってられない!」ということで辞任したらしい。はっきり言って「粉飾の片棒は担げない」ということだろう。NASDAQ、SOXの下落の要因だね。

日米ともに茶番ばかりだねぇ・・・。

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前場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥27,215(▲¥285)
買)¥27,225×2000

買)¥26,765×1000
買)¥26,760×1000
売)¥27,320×4000(+¥1,305,000
米国市場で本当に難しいのは決算相場だと思う。政府の経済指数は、ぶっちゃけ漏れてると思うし、そういう意味では大口は簡単に儲けることが出来る。企業なので是が非でも利益が出るようにやるし、またそういう仕組みになっている。けれど、個別の企業決算は基本漏れないからね。

後は長期金利の動きも予想できないから不確定要素なのだろう。大腸両選挙の直前で、金利上昇はある意味では避けられない。日経CFDは落差¥800のとんでもないボラになって下落。けれど、なんとなく後場はまた吊り上げにかかるかも。買い仕掛けの連中は、シツコイからね。まぁ分からんけど。なので動くに動けなかった。

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6501 日立 ¥3,845(▲¥302)
買)¥3,750×4000
買)¥3,740×2000
売)¥3,800×6000(+¥320,000) 
買)¥3,770×8000
売)¥3,840×4000(+¥280,000
売)¥3,838×2000(+¥136,000
売)¥3,835×2000(+¥130,000
子会社を連結から外して減収になってるけれど、結果として純利益が増加するというなかなかエクセレントな決算だったと思ったんだけど・・・地合いの影響か大きく売られることになった日立。材料出尽くしという側面もあったのかと思うけど、でもこの決算なら買いも入ると思ったので、デイすることに決めた。

こういう時は足が滅茶苦茶速くてね。来ないだろうというところに指値しておくしかない。でも¥3,750が刺さるか微妙と思ったけれど、来たね。こういう時は厚い板に乗せると大体刺さる。後はお決まりのデイトレで小掬い。結構面白かった。

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前場の収支:+¥1,670,000


雑感彼是

英国労働党政権は、危機的状況の英国経済にもかかわらず増税(約8兆円)するという・・。世界中どの先進国でも左派が政権を獲れば、結局やることは増税なんだよ。それしか能がないんだね。日本も自公が大敗して、立憲の動向が鍵と言われてるけど、立憲野田は言うまでもなく増税大好きな財務省の犬。いまは自民党左派政権なので、大幅増勢の立憲を考えると、もはややることは増税しかないんだよね。

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今の日本経済を考えると増税というのは致命的な政策で、特に消費税増税に手を付けると国内経済はアウトなんだ。政治家というのは本当にアホな連中で、財務省が財政がヤバイと言えば、鵜呑みにして増税に舵を切る。かりに石破政権が続いても年内に自民党税調は増税を決めるだろう。

一体何が悔しくて、日本国民は増税すると分かってる政党に投票したのだろう?こういう政治状況は、財務省の思惑通り。まってました!とばかりに増税に舵を切るのは明白。財務省がそういう方針なら、政治家は木偶揃いなので、いうことを聴くしかない。というか野党の政策そのものが、財源が無ければできないものばかり。美味しいことを掲げるけれど、予算編成の能力がないので追加財源を探すしかない。

英国では金融所得課税ももちろん引き上げるという。運用会社の利益課税は32%だそう・・・。日本も引き上げられるのは必至の情勢になりつつある(石破は30%、野田は25%と言っている)。

本当に馬鹿揃いなんだよ。