トランプ圧勝!スイングステート全勝か!?:11月6日(水)後場
- 2024.11.06
- トレード日記
日経平均株価 ¥39,480(△¥1,005)
トランプ圧勝!日本と違い米国は最後の最後で踏みとどまった。
後場の相場概況
米国民が如何に民主党の不法移民政策に対して憤慨しているか、の表れだと思う。ドナルド・トランプが遂に大統領返り咲きを果たした。格差は拡大するばかり、貯蓄は底をつきクレジットカードは限度額いっぱい。周囲を見れば失業者があふれているのに、拍車をかけるように移民を際限なく受け入れる民主党の政策で、都市部は犯罪のデパートとかし、ポリスは次々に退職し、ドラッグが蔓延し、治安は悪化の一途をたどっている状況に対し、米国民は明確なNOを突きつけた結果となった。
副大統領就任中、国境の壁の視察を一度しただけで何ら対策しようとしなかったカマラ・ハリスは、中絶問題だけで選挙戦を戦ったけれども、米国民は移民による大統領選挙の勝利を目論んだことに思い切り不満があった。
流石にペーパーが無ければ演説一つできないカマラ・ハリスを米国民は冷静に観ていたのだろう。彼女が万が一にも大統領に選ばれるようなことになったら、何もしないか、何かとんでもない政策を打ち出すかのどちらかだ。そしてそれらは皆、民主党内の極左に意向に従ったものになることは間違いない。
そもそも、党内の極左グループの支持を取り付けるためにバイデンはカマラ・ハリスと言う選択をしてしまったことが大きな過ちだった。しかも、自らの痴呆に抗って土壇場まで辞意を示さなかったわけで、そうなると民主的な選挙で選ばれていない、カマラを担ぎ出すには無理があり過ぎた。
バイデン政権は、FRBの金融政策を無視するかのように財政ジャブジャブを繰り返し、そして戦争を仕掛け介入した。経済指標を捏造し、マーケットを翻弄し続けた。その結果インフレになってもそれはFRBの金融政策の責任にしたわけで、特に雇用統計の数字にはパウエル議長も激怒したと伝えられた。
株式市場はマネーストックが増加すれば、比例的に上昇する。今日の投開票に向けて、見せかけた景気指標のせいで、米国経済は問題ない、ノーランディングだという誤った認識を市場に植え付けてしまった。
しかるに、2度目の大統領就任となるトランプにとっては、負の遺産が莫大だと思うし、ここから経済の負の側面を市場は織り込んでゆくことにならざるを得ないわけで、そのかじ取りは相当に困難が予想される。しかしながら、陣営にはイーロンマスクとロバートケネディジュニアがいるわけで、何とか乗り切ってくれると思っている。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥27,700(△¥1,270)
買)¥26,700×1500
買)¥26,690×500
買)¥26,680×1000
買)¥26,600×1000
売)¥27,965×4000(+¥5,185,000)
買)¥27,400×1000(含み益¥300,000)
買)¥27,350×2000(含み益¥700,000)
買)¥27,300×1000(含み益¥400,000)
日本市場はトランプ当選を織り込んでいたわけでもなく、寄りつきから様子見しながらの推移だった。しかし、開票が始まって、途中経過が発表され、トランプが優勢の内に推移すると、開票されるごとに買いが集まるという好循環相場になった。後は開票速報を見ながらポジションを監視すればよく、さらには7日のFRB利下げも意識しての買いポジション。後場寄りの大幅GUで一旦利食いして、押してきたら速報を睨みながら再度買いポジを建て、持ち越した。
8306 三菱UFJ ¥1,715.5(△¥92.5)
買)¥1,693.0×20000(含み益¥450,000)
買)¥1,637.0×40000(含み益¥3,120,000)
8316 三井住友 ¥3,473(△¥225)
買)¥3,410×20000(含み益¥1,260,000)
トランプ大統領と言うことになれば、昨日確認した通りドル高になると認識していたし、減税が意識されて、一時的な金利上昇もあるという事での、メガバンク買い。前場はUFJで勝負して、目途が立ったところでスイングステートの状況を確認しつつ、後場寄りで追加。さらに三井住友も買い建てて持ち越した。
7011 三菱重工 ¥2,263.0(△¥203)
買)¥2,060.0×10000(含み益¥2,030,000)
買)¥2,055.0×6000(含み益¥1,248,000)
買)¥2,053.0×12000(含み益¥2,520,000)
買)¥2,052.0×4000(含み益¥844,000)
7012 川崎重工 ¥6,285(△¥430)
買)¥6,200×2000(含み益¥170,000)
買)¥5,890×10000(含み益¥3,950,000)
7012 IHI ¥9,280(△¥1,500 S高)
買)¥8,362×2000(含み益¥1,836,000)
買)¥7,840×6000(含み益¥8,640,000)
何といってもトランプ銘柄を目されている代表的セクターが防衛関連と言うことになる。すでに重工は決算を発表済みで、防衛関連の受注拡大の今期、期待した利益が出せずに株価は軟化してしまったけれど、トランプが当選すれは75日線まで行かずの戻ると踏んでいた。
また、川重とIHIはPERもまだ買えるレベルにあるということで、やはりトランプ当選を当て込んでの買い勝負。でもIHIが決算発表出ることを忘れてしまって夢中で速報に見入っていた。そして決算が出たけれど、期待以上の内容で株価はこれを好感。トランプ優勢と相まって値を飛ばし、S高となった。後場寄りで追加建てしたこともあり、特にIHIは強烈な含み益となった。
本日の収支(前場・後場合算):+¥4,110,000
雑感彼是
17時現在で、218対266でトランプ氏優勢、というかスイングステート全勝の勢いで、このまま行けば大差をつけてトランプ氏当選は当選確実となった。同時に上院も共和党が過半数を占め、結果として議会のねじれは解消したことも非常に大きいと思う。
これを好感して日経CFDの上昇は引け後も止まらず、現時点で引け値から¥400高という様相。米国市場の受け取り方にもよると思うけど、今夜は何処まで上昇するのか見当もつかない。
しかしこうなった以上、民主党は青ざめていると思う。なぜならこの4年間トランプ氏を迫害し続けて、何とか刑事罰を課して引退させようと司法を巻き込んで躍起になっていた。しかし今回の選挙結果を見ると、そうした行為もネガティブに受け取られたことは間違いないし、トランプ自身報復しようとするだろう。
だがその前に、政権の一新で民主党寄りの捜査当局や司法の人事をまずは変更するだろうと思うし、本人曰くFRBに対しても干渉することになるはずだ。
さて、米国大統領がトランプになったことで、日本の政治はとんでもない岐路に立たされたと言ってもいい。政策のすべてが米国民主党の指示のような岸田政権ー石破政権、ではとても対応できるものではない。そしてそれ以上に盟友であった故安倍晋三氏とその派閥への締め付けに対し、トランプ氏は憤っていると言われている。
石破はどの面下げて、トランプ大統領と会えるだろうか!?
日本もこの腐り切った国政を更新する絶好の機会を得たと言ってもいいと思う。
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