小康状態から今夜の米国睨みの小幅高:11月11日(月)後場
- 2024.11.11
- トレード日記
日経平均株価 ¥39,533(△¥32)
円安が進んで小康状態になった後場。どうしても¥40,000にしたい筋も。
後場の相場概況
なかなか上値を追えない日経平均株価&TOPIX。今日の決算発表は市場に影響が出るほどの銘柄もなく、しかも今回の2Q決算は好調とも言い辛いこともあって、日本市場のザラ場ではどうにもならないような感じ。こうなると米国株連動を見るしかなくなってくる。
さて首班指名では石破が221票を獲得して、再度首相になってしまった。しかしこの結果は想定通りであって、第二次石破内閣を組閣することになる。しかし、少数与党でしかも予算委員長のポストを立憲んい明け渡すなど、主要ポストが立憲になってしまい、国会運営はほぼほ行き詰まりの状況。
結局は、来年度予算を通すという一点で、自民と立憲が握ったということになった。まぁ、どうなっても日本の政治状況はどうにもならない状況で、両党は夫婦別姓を懸命に頑張るそうな。この状況Dで狂ってるとしか言いようのない問題意識なので何の期待もナシ。
かつて民主党政権時代が悪夢だったけれど、それと同じくらい日本の政治状況は悪夢に突入した。米国ではトランプ政権誕生というのに、日本は左派政権の誕生ってどうなの?中立的な政策であれば文句はないけれど、これ、どんどん左に傾きそう。日本はまたしても浮上の絶好のチャンスを逃すのかもしれんねぇ・・・。
結局こうした政治状況が、日本経済をダメにするんだろうし、日本株の先高観も年末こそいくばくかの期待は有れど、来年はダメだろうな。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥27,710(△¥80)
空売平均)¥27,632×3480(含み損¥270,000)
米国市場が利食いになるのは今夜か、明日の晩か、みたいなタイミングなんだとは思うけど、今回はそれを予想するのがかなり難しいと感じるので、とりあえず今日のところは無理をしないで、個別銘柄を建てなかった。
こういう動かない時って、市場が短期トレンドが変化するような材料を探していることが多い。ところが、米国市場は高値圏であるにもかかわらず、それらしき材料がないんだよなぁ・・・。
利食いするようなタイミングになって材料がないからジワジワ上昇してゆく、みたいな相場が一番怖いし、売り坊にとっては利食いが始まるようなポイントを見つけられるかが勝負なんだよね。
焦って陰線を待って、その時に何か材料になるようなものが出ているか探すという手もあるんだけど、素人の個人投資家がおいそれと見つけられるものでもないし。
今日なんか売り頃の相場だったと思うけど、今の状況では担がれる可能性の方が高い。さりとてポイントを逃せば、一気に置いて行かれるからなぁ・・・。
でも今日のところは、落ちないかなと思ったので静観することにした。
本日の収支(前場・後場合算):+¥3,180,000
雑感彼是
国民民主の玉木のパターンは、これまでも何度も繰り返されてきた。これは完全に光文社と財務省が握った結果だなと思うよ。いつものように確証はないけれど、肝心要の時にタイミングよくこういう記事が出るって言うのは、どう考えても財務省だと思う。
財務省にとってみれば、下手をすると玉木は、減税で上り詰めてしまう可能性が出てきちゃった。自民党にとっては今の状況は本当に屈辱に近い状況で、何れ来年度予算成立を待って党内政局になる。所謂石破降ろしって事だろうけど、厚顔無恥な石破だって当然、悪あがきをするだろう。そうなると、追い込まれたらもう一度解散を打って、7月の衆参同時選挙に持ち込むという強硬手段だってあり得る。
けれどそういう状況になったら、今回大幅に議席を伸ばした国民民主がさらに大幅な議席を獲得し、政治の中心に躍り出るかもしれない。言うまでもなく減税が国民民主の旗印なので、そういう雰囲気が煮詰まってしまうと、一番嫌なのは財務省だからね。
ならば今のうちに玉木を潰してしまおうという意図が当然働くよね。財務省に楯突いた議員や、評論家はことごとく仕掛けられる。古くは植草秀一や高橋洋一など。勿論安倍首相だって何度もヤラレタしね。その流れで行けば玉木なんか絶好のターゲットなのよ。
もっとも、グラドルに手を出すっていう脇の甘さもあるし。脇が甘いとひっかけチーピンでOBってのがゴルフの相場だし。でもね、この大事な時にやるかね!?やるよな、玉木もFLASHも財務省もね。
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