年末ラリー的な相場状況になった日本市場:12月9日(月)前場
- 2024.12.09
- トレード日記
日経平均株価 ¥39.197(△¥106)
円高警戒感はあるものの、ラリー優先という投資家心理。
前場の相場概況
年末ラリー色が強まってきた。ドル円が¥150を割れて来て、なおFRBの利下げ予想が強まってるので、日経平均にとってはジワジワとハードルが高くなりつつあるけれど、強気の投資家が多いので押しても買いが入って盛り上がってしまうという、12月らしい値動きです。
さて韓国はやはり大統領辞任と言うことになるんだろうし、油断していたらシリアのアサド政権が呆気なく倒れてしまうという政変も起こった。でも、シリアにイスラエルが越境して侵入と言う情報もあるし、米軍はシリアのISを空爆したらしいし、またしても中東が拗れる展開になってきた。
イランは核兵器に転用可能な高濃度の濃縮ウランの開発を中止すると言ったものの数日で、やはり継続しますと。IAEAは完全に無視されてるというか、それどころじゃなくなってきたというのが本音なのだろう。ヒズボラが呆気なく停戦合意してしまったので、尻に火が付いたってことかも。
何れにして、戦争や紛争は沈静化するどころか、ここにきてますますおかしな方向に向きだしてる。本当にバイデン政権と言うのは救いようがないね。
そして、ロシアの動向だけど・・・。日本にいる限り、核の脅威など全然気にしていないのだろうけど、欧州ではそれこそ、相当な脅威になっている。そもそも被団協がノーベル平和賞を受賞したのは、少しでも国際世論を盛り上げてロシアを抑止したいからに他ならない。そうした政治的意図が無ければ、なぜ今頃?と言う感じだからね。
トランプ、マクロン、ゼレンスキーがどんな話をしたのかは分からないけど、大事になる前に、何とか停戦して欲しいし、もう止めないとプーチンは本当に戦術核を使うかもという段階だから。
いずれにしても、日本にとっては欧州よりも極東の脅威の方が問題だけど。
しかし、韓国と言う国は・・・、何とかならんのかなぁ・・・。
前場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥27,205(△¥180)
空売平均)¥27,510×2580
買戻)¥27,000×1000(+¥510,000)
買戻)¥26,950×1580(+¥880,000)
買)¥26,875×2580
売)¥27,350×2580(+¥1,220,000)
買)¥26,930×1000(含み益¥275,000)
買)¥26,900×2000(含み益¥610,000)
今日の場合、寄り付きから売り物になるか、買い物になるか、の勝負だったと思う。基本的にドル円が¥150ギリ辺りだったので、売り物になる方に賭けてみたけれど、こういうのはよくあるパターンだからね。朝寄りで買い玉を利食いして、売られるのを待つ。そして下値をどれくらいに、見るかだけ。ちょっと欲が出て早めに売り玉を畳んで、再度買い建て。メチャメチャ分かりやすい相場展開だった。両建てが功を奏した格好。
7011 三菱重工 ¥2,306.0(▲¥3)
買)¥2,270.0×10000
買)¥2,260.0×10000
売)¥2,309.0×5000(+¥195,000)
売)¥2,307.0×5000(+¥185,000)
売)¥2,305.0×10000(+¥450,000)
重工の場合はやはり需給の関係で重いのと、買われ過ぎ感もかなりあるので、深追いはしなかった。ここにきて防衛関連もまちまちな動きになってきたんで、抜け出る銘柄が出てくると思う。俺はIHIだと思ったので行ったけど・・・。
7013 IHI ¥8,496(△¥93)
買)¥8,196×1000(含み益¥300,000)
買)¥8,191×2000(含み益¥610,000)
買)¥8,186×2000(含み益¥620,000)
買)¥8,181×1000(含み益¥315,000)
買)¥8,161×1000(含み益¥335,000)
買)¥8,150×1000(含み益¥346,000)
防衛関連本命がもしかしたらIHIに移るかも・・・そんな予感さえあるんだよ。とにかくいまだに割安で伸びしろが相当にあるかもしれないということ、そしてなんといってもエンジン系に強いということで、ジェットやロケットは相当に有望だと。この会社の悪い癖が今後出なければ、¥15,000くらい買われても不思議じゃない気がする。まさかすぐにどうの、ってこともないんだろうけど、そういう意味では先高感は相当に高い。ただ、値嵩なのでメチャメチャボラが高いというのが難点だけど・・・。いまは相場になってるので仕方ないんだろうけど。ちょっと怖いところで買い下がったのは、ちょっとヤバい気がしたけれどね。
前場の収支:+¥2,700,000
雑感彼是
個人的に目下の最大の興味は、米国市場がいつ、どんな形で短期トレンドを転換するか?ということ。強烈に割高感があるレベルで、上値追いをしたり揉みあったりしている今、それだけでもとても買持で勝負する気にはなれず、基本的にはかなり腰が引けちゃってるんだよ。
年末もそろそろいいところまで来てるし、今週が過ぎればいろいろなことに決着がつくような気がするし、その後クリスマス休暇に突入するわけで、ここまでくればとりあえず宗教上の理由もあってロシアも何もしないで我慢するのかも、と思うんだけどね。
怖いのはクリスマスが明けてから年末年始の相場だよ。日本市場はノー天気に正月気分に浮かれる間に、何かありそうな気がするんだよね。
少なくとも相場が上昇しているうちは、安心感があるのだろうけど、個人的には安心感とは程遠い心境なのでね。慎重に、慎重に。
-
前の記事
韓国が落ちれば極東で孤立する日本! 2024.12.08
-
次の記事
手掛かりのない膠着相場だったけど・・・:12月9日(月)後場 2024.12.09