新春相場は強いばかりじゃないはず:1月7日(火)後場

新春相場は強いばかりじゃないはず:1月7日(火)後場

日経平均株価 ¥40,105(△¥798)

日経平均の¥40,000は一つの基準になりそうな水準。1月相場は強いばかりじゃないはず・・・。

後場の相場概況

新春のお年玉相場、と言った感じになった今日の日本市場。主力も中小型も揃って上昇するという、非常に強い相場展開で、引けにかけて売り物も出なかったから、期待感は相当に強いのかもしれない。

正直、1月相場が強いのは結構な違和感があって、上昇するならするで3Q決算がそれに答えるような内容であることが望ましいわけだけど、期待し過ぎるというのも結構怖いんじゃないかな。

米国市場も一度調整しかけて戻してる相場だけど、決算の内容によっては急落も大いにあり得るわけで、今の米国景気は意外に足腰の弱さも目立つと思うし、主力企業にしても、主力ハイテック企業にしても、今期の予想が強く出るとも思えない。

GAFAM+Nも成長率が下がったら、好業績でも売られるだろうから、その辺りを考慮して行かないと痛い目に会いそう。最もその前にトランプ就任、日銀会合、FOMCがあるから、いずれにしても株価は荒れると思っておいた方がよさそう。

思い切り上に吊り上げられて、決算で失望売りなんてことになると目も当てられないし、日銀が狂って利上げに踏みきれば、その前に日本市場は・・・。

4ヵ月連続でマネタリーベースが縮小しているという報道もあったし、ここでの利上げはまず国内経済を直撃する。そして財務省が企んでいる増税路線・・・。正直国内経済というよりも国民生活は苦しくなるばかりだろうからね。

物価上昇で国民は苦しくなっているけれど、そこで利上げしたら景気悪化で完全にスタグフレーションになっちゃうよ!

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後場の取引とポジション

8698 マネックス ¥958(△¥17)
空売)¥990×8000
空売)¥988×2000
空売)¥983×12000
空売)¥982×4000
空売)¥981×4000
買戻)¥958×30000(+¥804,000
今日会心の取引!昨日痛めつけられ前場の僅かな含みをほぼ全溶かしの憂き目に会ったわけで、何とかしたいと思っていた。だがビットコインが大幅高してしまい、朝から非常に高く始まってしまい買いは断念。

けれども、昨日の売られっぷりは、あんなのは明らかに売りたい大口、ポジションを閉じたい大口がいたからこその問答無用のものだったから、高い位置から始まった後場はもしかして・・・ということで、寄り付きから売り玉を建てた。これが嵌って、ビットコインが1600万台でホバリングしているにもかかわらず、売り物が出始めた。

こうなれば一か八か強気で追いかけて追加の売り建て。大引けに手仕舞いして、昨日の負けを取り戻した。やはり中・小型株の大口売りは怖いね。みんなやられるときはこの売りに嵌るんだよねぇ・・・。変な売られ方をしたら要注意だね。

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7203 トヨタ ¥3,052(△¥41)
買)¥3,000×20000
買)¥2,995.0×10000
売)¥3,110×20000(+¥2,200,000
売)¥3,105×10000(+¥1,100,000
後場、利食い優勢で始まったトヨタを売ろうか否かを考えていたら、突如として買いが大量に入ってきた。また何かニュースが!?と思ったけれど、なかなか見つからない。もしかして?と思いYAHOO掲示板に行ったら、日刊工業新聞かなにかの記事のせいだと分かった。

前回も同じような値動きで吹き上がったけれど、それがあったから結構な値持ちになり、悠長に指値しても十分で、望外な利益を得ることが出来た。その後ブルームで追い記事記事を14時過ぎに掲載してきたね。

呼んで大したことはないと思ったし、売り建てようかとも思ったけど、それは無謀だということで諦めた。まぁそれで正解だったけどね。それにしてもトヨタの需給はパンパンで、調整しながらとは思うけど、買い方はじっくりと玉を持ってるよね。やはりトヨタは3Q決算次第だな、と改めて思ったよ。

いやいや、こういうのをラッキーって言うんだよね。

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7012 川崎重工 ¥7,050(▲¥11)
買)¥7,000×8000
売)¥7,145×4000(+¥580,000
売)¥7,137×4000(+¥548,000

7013 IHI ¥8,610(▲¥191)
買)¥8,610×2000
買)¥8,605×2000
買)¥8,600×2000
売)¥8,775×2000(+¥330,000
売)¥8,770×2000(+¥330,000
売)¥8,750×2000(+¥300,000

防衛3銘柄はマチマチ。前場の深い調整を経て重工と川重は買いが入って戻したけれど、IHIは心もとない戻りとなっていたので、後場寄りからの上昇局面ではすかさず利食いを入れた。まぁ、上昇してもいいか、ということもありマネックスの売りもあったので手仕舞いを優先した格好。特にIHIはもっと強烈な戻りを予想していたけれど、そうはならなかったよね。


8035 東京エレクトロン ¥27,100(△¥2,740)
買)¥25,340×2000
買)¥25,290×500
売)¥27,250×1000(+¥1,910,000
売)¥27,165×1500(+¥2,762,500
何処まで行くの!?という感じで終日上昇が続き、垂れる気配は全くなかったエレク。売るのは惜しいと思ったけれど、10%以上上げたのだから、売るべきという結論。結果的に11.24%の上昇で大引け。それを見て、結構な後悔も・・・。まぁ、後の祭りだけど。

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3491 GATEC ¥1,458(△¥32)
買)¥1,433×3000
売)¥1,470×1000(+¥37,000
売)¥1,458×2000(+¥50,000
弱いわけではないのだろうけど、主力のダイナミックな動きとは裏腹に元気がなかった。化けるならこの辺は思い切り上昇するだろう、と思ったので、此の地味な動きに耐えかねて、手放してしまった。


9432 NTT ¥157.5(△¥0.5)
現買)¥157.0×100000(評価益¥50,000
コメントするような動きにならず。


本日の収支(前場・後場):+¥18,760,000


雑感彼是

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相変わらず石破はアホだから、年末に「大連立もあり得ないことではない」とくちを滑らせた。これが発端となって、年明けから自民党と立憲の大連立が取り沙汰され始めた。こういうのは必ず仕掛け人がいるわけで、それは言うまでもなく財務省。

もしも大連立の方向が見えるならば、石破はいくら選挙で負けたところで、首相は続けられるという思惑もあるし、内閣不信任を提出されるという最大の懸念もなくなるわけだからね。

そこに付け込んだのが財務省で、この話がまとまれば、財務省立憲支部、支部長の野田と合わせて余裕で増税路線を走れるというもの。

片や野党は・・・立憲が裏切れば、維新と国民民主ではいかにも弱い。挙句に前原も財務省増税路線に乗っかるだろうから、結局日本の政治は、このままでは悲劇的な状況に突入する可能性がある。

そんなことにでもなれば、日本だけ世界の保守回帰の流れに完全に逆行することになるわけで、10年すると国内は外人だらけ、移民だらけということになってしまうだろうしね。

移民が増えれば、経済は活性化するし、税収も増えるという計算もあるだろうけど、裏腹に日本人の給与は上がらなくなって・・・。結局一番馬鹿を見るのは庶民だってこと。

このままでは日本は重税に苦しむ奴隷国家になるね。