ヴァンスを筆頭にトランプもゼレンスキーもアカデミー賞物の演技!?

ヴァンスを筆頭にトランプもゼレンスキーもアカデミー賞物の演技!?

この茶番に満ちた世の中で、あのゼレンスキーとトランプの会談決裂をまともに信じたのは、ちょっとアマチュアだなという気がしてきた。これについては昨日ブログでも少し書いたけど、あれからもう一度見直してみてどうも違和感しかなかったなぁ。

ホワイトハウスのあの会談風景は、あれは報道に対するサービスなんだろうと思うし、本当の会談は別室で事前に行われているはず・・・。それで、世界に向けて「会談は上手く行きました」という演出のために行われるもの。

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なのに、最初に喧嘩を仕掛けてるのは副大統領のヴァンスだというのが、とっても違和感がある。普通、副大統領が会談をぶち壊しにするようなことをするかね?そんなことは職権からしても、あり得ないことだろうし、そもそも二人の会談の横に陣取って会談に加わって、ましてや会談相手に喧嘩を売るなんて、絶対にしないこと。それを敢えてやってるところが、怪しさがプンプンするよ。

それも「合衆国大統領に対する感謝の言葉がない」ってまるで反社が喧嘩を売るような、因縁をつけるような、そんなことから始まってるって何それ!?

そう思ったらなんだか三文芝居のように見えてきたよ。

この会談の後で、喜んだのがプーチンで、日経新聞には、

「ロシアのプーチン政権は米国とウクライナ両首脳の衝突を歓迎している。メドベージェフ前大統領は2月28日、ウクライナのゼレンスキー大統領がトランプ米大統領から「強烈な平手打ち」を受けたと述べ、喜びをにじませた。通信アプリに投稿した。首脳会談での決裂がロシアにとって「有益である」とし、米国はウクライナへの軍事支援の停止が必要だと訴えた。」

なんて記事が載ってる。その裏でトランプ大統領が「ロシアが占領した領土の返還を(プーチンに)求める」というニュースも出ている。

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前代未聞のホワイトハウスでの首脳同士の言い争いと交渉決裂って言うのは、これは多分シナリオ通りなんだろうと思うよ。まさに停戦交渉の一環で、ゼレンスキーと決裂したようにしておけば、停戦交渉にゼレンスキーを参加させないことも理由にはなる。その上で、プーチンと差しで話せば互いの利益調整がやりやすいしスムーズだという事かも。

トランプはあくまでもゼレンスキーの代理じゃないという雰囲気を作らないとプーチンも本音で話さないだろうから。どの道、「武力で他国を侵攻したという決定的な事実」は覆せないし、世論も納得しないのはプーチンもトランプも分り切ってることだろうから、ゼレンスキーを交えるとそこには妥協できないだろうし、どんな結末になっても「プーチンが悪者」ということになる。

それではプーチンは停戦に応じられないだろうしね。だったら、最初からゼレンスキーを排除し、米ロで話し合うことでプーチンの妥協を引き出しつつプーチンの面子が立つような落しどころを探りたいというのが米国の本音かも。

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少なくとも米国はNATOの中心国なのだから、米ロ会談の資格はあるだろうからね。まさか米ロが相対で取り決めた約束を(プーチンが)無暗に破ることはないだろうしね。もっともプーチンが、4年後(トランプ退任後)に再度侵攻する可能性は十分にあって、そうなるとマジで第三次・・・となるかもしれない。だからそこを排除できるか否かが米国の課題だけどね。トランプはそういうことまで考えてるんじゃないかな。

高橋洋一が言ってるようにウクライナの核装備?裏でトランプはゼレンスキーにそうし向けたのかも。そうすれば無暗にプーチンも手が出せない!?

いずれにしても、ヴァンスを筆頭にトランプもゼレンスキーも役者やの~ぉ。アカデミー賞ものだろ!いやいや、もしかしたらプーチンも一枚噛んでるのかも。メドベージェフにしらじらしいコメントをさせてるところはなかなかだね。

もしもそういう裏だとすると、みんなノリがいいなぁ。石破クラスは差し詰めエキストラがせいぜいだな。