決して楽観はできない!?:3月4日(火)寄り前

決して楽観はできない!?:3月4日(火)寄り前

おはようございます^^

今日は3月4日で、いよいよ今日から(日本時間では明日)カナダ、メキシコ、中国に対し関税適用が発動される。これでカナダ、メキシコは25%、中国は20%の関税が課せられることに成り、全部で年間225兆円相当の輸入品に対し約50兆円の関税となる模様。

また4月2日に発動されると言われている、相互関税の一環として輸入農産物を含めるとして、一方農産物輸出国であるために報復関税がかけられる可能性が大きい。すなわち、世界の食料品価格が急騰する可能性も大いにある。

勿論その中には、日本の消費税に対する強い警告も含まれていて、米国にとってカナダ、メキシコに課税し日本は同盟国なので例外とします、なんていう甘い措置は期待できるはずがない。トランプ大統領は先日、ゼレンスキーとの会談の前に英国に「相互に関税を課さない自由貿易」を提案したとされるけれど、英国がウクライナ問題に関与しないことが条件だったと言われていて、これを英国のスターマーは蹴ってしまった。

Advertisement

いくらウクライナ支援会議の直前とは言え、スターマーは英国の国益を大きく踏みにじったことになり、これを例えば石破や財務省が真似をしようものなら、日本経済も大変なことになる。

ゼレンスキーは世界各国の支援を得るために日夜奔走していて、トランプ大統領が言うように「戦争を継続したがっている」のは間違いない。欧州が米国に対していかなり提案をしようとも、ウクライナ戦争を支えているんは米国の莫大な支援なのであって、それはNATOも同じこと。米国民主党政権がもたらしたこの状況を解消することがトランプの目的なわけで、そのことを欧州各国は自国のリスクを最優先し、無視しようとしている。

Advertisement

結局は戦争は、若者や善良な市民の生命を費やすだけの蛮行なのであって、そこにどのような理屈を持ち出そうが、正当化されることはないと、個人のレベルでは考えるだろう。そのことを国家がどれほど重視するか否かが戦争の本質なんだと思うしね。

今の状況は、もっと慎重に構えるべき時。株式投資など、いつでもできるわけで、それよりももっと日本の政治家や財務省、日銀が如何に世界情勢とはかけ離れた政策を行おうとしているか、戦争ではないけれど日本国民を経済的に如何に苦しめようとしているのか、考えた方がよさそうだ。

(アイキャッチ画像:重要国会開催中の石破の馬鹿っぷりを見よ!)