底打ち感が今一つの後場：3月11日（火）後場

日経平均株価　￥36,793（▲￥235）

後場の相場概況

今週の米国市場の肝は何といっても明日のCPIだろうと思っていて、日本市場が今日これだけ反発したのは、米国CPIが上昇すると、米国債10年金利が上昇してその結果日米金利差が広がることで、ドル円が円安に向かいやすいという読みだろう。

今の日経平均を決めているのは明らかにドル円であって、￥147台というのはそれでも日経225の想定為替レートよりは僅かに円安。ちなみに日経225想定レートは￥146.93/＄と言う事なので、￥147台ならばなんとか決算になる水準ではあるのだが・・・。

この局面でそう簡単に円安転換するのか？というとそこが個人的な懸念の一つになってます。

そもそも、米国株式市場は金利低下とともに下落してる。つまり、市場の思惑はリスクオフということなのでCPIでそれほど反応すかな？という気がしたりもするのでね。少なくともあまり上を見ない方がいいかもしれない。

3月は、あらゆる投資家が彼岸底を狙ってる。ここで買えば4月、5月の上昇が取れるという具合。その辺も結構微妙のような気がするけど。とにかく今年はアノマリーを信じたら負けるような年なんじゃないかと思ってます。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥23,710（▲￥345）
買）￥23,270×1000（含み益￥440,000）
買）￥23.250×500（含み益￥230,000）
買）￥23,220×500（含み益￥245,000）
空売平均）￥23,566×2040（含み損￥300,000）
ここで反発する場合は明日の米国3月CPIが強めに出ることが条件かも。けれども原油が安くなってる分、CPIがどうなるのか分からないので。そう考えたら急に嫌な感じがしてきて、売り玉を建て始めてしまった。結局あまり面白くないポジションになった。

8306 三菱UFJ　￥1,893.0（▲￥27）
買）￥1,864.0×40000（含み益￥1,160,000）
まぁ、CPIがどうなるのか分からないにしても、今夜は一応の反発になるんじゃないか？ということで、後場寄りから買い向かってみた。大引けまで我慢することも考えたけど、気が付いたら買ってたという感じ。条件反射的！？もしも米国市場が反発するならばラッキー。明日の前場で話積もりだけど。

7012 川崎重工　￥8,399（▲￥101）
買）￥8,177×3000（含み益￥666,000）

7013 IHI　￥10,150（▲￥125）
買）￥9,800×3000（含み益￥1,050,000）

大きく下げた防衛関連だけに、買いとなったら欲しい投資家はワンサカいるからね。リバウンドを狙うには多少勇気がいるけれど絶好の2銘柄だと思う。でも重工は買わなかったけど。頭が重いかもと思ったのが理由だけど。

6857 アドバンテスト　￥7,921（△￥132）
買）￥7,614×6000（含み益￥1,842,000）

6146 ディスコ　￥33,120（△￥100）
買）￥32,200×1000（含み益￥920,000）

NVIDIAの反発を狙った買い。恐る恐る買ったという感じ。でも半導体関連でボラが出るのはこの2銘柄だから。

5803 フジクラ　￥5,657（▲￥116）
買）￥5,396×4000（含み益￥1,044,000）
お約束の電線はフジクラ一択。古河はとにかく値動きが荒くてやり辛い。値幅は最近では古河の方が出てるけどね。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥29,860,000

雑感彼是

個人的にはテクニカルで買ったというよりは、一旦は戻るという勘というか、そんな感じがしたのでね。まさか今夜買持になるとは、自分のポジションなのに、いささか意外な感じがしてね。

でもさすがに後場から再度売りを狙うというのは、出来なかった。米国投資家のセンチメントは7割が強気らしい。反対に国内投資家は7割が弱気というデータもあるらしいけど、いままでだって何度も米国投資家の強気は見てきた。

自分は完全に弱気派なので、こんな時の買いが一番怖いというか、まして持ち越すというのはね。あのGSのオプションのポジションが無ければ、もう少し強気で書いたはずなんだけど・・・。どうも今夜だって何かあるんじゃないかという気がしてならない。

騰がり続ける株はない、逆に下がり続ける株もない、というけれど、そういうのは結果論！結果と見てそれを表現してるだけ。ただ癖が悪いのはたいていの場合正しいってこと。

まぁ、今日は大きく獲れてるので、どうなっても怖がる必要はないんだけれど・・・。株価に執着できなくなったら、大人しく相場から身を引くつもりなので。