超優良企業トヨタの強さの秘密!?
- 2025.04.27
- 放言

世界のトヨタはトランプ関税でも大儲け!だって。意味わからんかど、もしかしたらトヨタは本当にそうなのかもしれないと、思ったりもするんだけど・・・。
関税が上がったからと言ってすぐに販売価格を上げるという発想はない。まずは原価削減を考える。それでもだめなら別の方法を考えるだって。
現実に25%もの原価削減なんか出来ない。設計や素材を変えるとか安価に製造できる部品に変えるとかすれば結局品質は維持できない。また単純に苛烈なコストダウン要請を出して下請けを苛め抜くのもトヨタの得意とするところだしね。
そもそも革命的と言われたトヨタ生産方式だってコストの下請け移転をしたに過ぎないわけで、そのなかで品質管理を徹底しろと言ってさらに負担をかけちゃう苛烈さ。「(下請け企業に)皆さんは強い企業体質を是非・・・」と言ったって、そのために儲けさせるようなことは絶対にしない。
豊田章男会長は現場上がりでそういうことを熟知しているので、車の販売価格を引き上げる戦略に出た。でもその結果儲けはほとんどトヨタが享受して、現場では買い入れ価格アップなどほとんどないのが実情。下請け企業は原材料も輸送コストも人件費も鰻登りの状況で、おまけに米や食品の値段も騰がっちゃって昼食にさえ四苦八苦してるんだよ。悪魔のトヨタ生産方式なんだよなぁ・・・。
これがトヨタの強さだ!といえばそうかもしれないけれど、そうしないのが海外のメーカーなわけで、それはそれで社会の実情からして理解できなくもない。でもトヨタはそれを何の躊躇いもなくやる。その違い。
言うけれど、トヨタは今まで最も国から優遇されてきた企業でもある。研究開発費、補助金、それに消費税差し戻し金、等々莫大な補助を長い間受けてきた企業。その点ではメガバンクなどと変わりはないよね。
そういう企業が今のこの繁栄を謳歌してるのよ。
それに比べて日産やホンダなんかは・・・。本当に頑張って欲しいのは日産やホンダなんだけどね。経営陣が萎えちゃってるからなぁ・・・。
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