6月相場は相当にキナ臭いスタート：6月2日（月）寄り前

おはようございます。

とんでもないニュースが飛び込んできた。ウクライナがロシア各地の軍事基地をドローンで攻撃したということだが、なんとシベリアの軍事基地に対して攻撃を加えたと・・・。そこはウクライナから4000km以上の遠隔地で、なんと日本からは1000km未満・・・。っていよいよ日本の隣地（のような地域Iにまで戦禍が及んできたということ。これは日本にとってはかなり動揺せざるを得ないことなんじゃ？と思う。

もうちょっと冗談じゃないよ。これ以上ロシア・ウクライナ両国に戦禍を広げてほしくないね。にほんなんかほぼほぼ無防備なんだから・・・。

米中協議も進展することなく、相変わらず協議は進んでいないし、むしろ対中強硬派は半導体規制を強化しつつある。一方中国は、もう米国との妥協は志向していないんじゃないか？苦しくてもこの状態が長引けば長引くほどに、経済の米国依存が減少するし、欧州やアジア、ロシアも含めて経済圏が広がると考えているし、なによりそこでAIを主導すれば・・・そんな思惑もありそう。

一方米国は、相変わらずベッセントは強気の発言を繰り返していて、連邦債務削減は今後4年間でゆっくりとやる、みたいなニュアンスに変わってきた。まず、そんなことは絶対と言ってもいいほど不可能だし、6月は相変わらず長期国債の償還のために短期国債の入札を繰り返すスケジュール。

これらも金利水準からして、連邦債務は増え続けるのは間違いないし・・・。債務上限問題はクリアできても、米国の債務急増の勢いは一向に止められない。もうほとんど株価を上昇させる材料がないだけに・・・。

6月はきつい展開になりそう。