日経平均は突然の急騰劇で￥38,500に迫る：6月10日（火）前場

日経平均株価　￥38,473（△￥385）

前場の相場概況

ぶっ飛んでるのは医薬品関連、電子部品関連、そして半導体ではアドバンテスト。　こういう値動きになれば当然円安方向にドル円が動くから、トヨタとかもプラテンして・・・。この調子では日経平均は￥38,500を取ってくるのかねぇ・・・。

あるとすれば日米協議がある程度まとまったという情報が流れて・・・。そういう情報には海外勢は敏感だし、一般の投資家では掴めないソースもあるのだろうし・・・。全く分かりません！

と言うわけで、前場は緊急で問い合わせねばならないことや文書作成などもあり、積極的に相場には参加していない。もっとも分からないのだから、参加できるはずもないけれどね。それにしても日経平均の動き方がエグ過ぎる。

さて、ブラックストーンとかベインとか、今年になってから活発に日本の不動産投資に向かってる。これからさらに都市部の不動産は価格が上昇すると外資は思ってるのか！？

中国も、米国も、そして日本だって、結局資金がだぶついた状態だと、活気づくのは不動産投資なんだなと。そして経済が過熱して不動産を食い散らかして、衰退してゆくというのがありがちなストーリーなんだろうけど。不動産投資が得意な連中は、今度は日本だってことなんだろうけど。

何せ日本は世界一住環境が良い国。社会の安定感はピカ一の国なので、世界的に見ればそれだけで、日本の不動産には価値があるという意見もあるしね。治安は良いしインフラも最高水準で、なおかつ物価は安いと来てる。不動産投資にとっては最高の条件が揃ってるとも言えるしね。日本の不動産投資の半分近くが外国人投資家という情報もあるくらい。

こんな状況で、日本がバブルになるなんて、絶対に許容できないし・・・。

今は何もかもが怪し過ぎるよ！

前場の取引とポジション

8306 三菱UFJ　￥1,986.0（△￥3）
買）￥1,981.5×20000
買）￥1,978.0×20000
売）￥1,983.0×40000（+￥130,000）

8316 三井住友　￥3,669（△￥17）
買）￥3,641×10000
買）￥3,638×2000
買）￥3,637×2000
売）￥3,660×14000（+￥280,000）

8411 みずほFG　￥4,013（▲￥19）
買）￥4,024×10000
買）￥4,018×4000
売）￥4,026×14000（+￥52,000）

思惑が外れた、というか、FRBが銀行規制緩和に言及したくらいでは全く買われる気配のないメガバンク、と言う感じ。日米の10年国債金利が多少落ち着いてきたこともあるけれど、今ここからメガバンクを買う理由はまだないのだろう。相場がまぁまぁ弱くはなくて、押し目を作ってくれた時は買えるだろうし、またみんな狙ってもいると思うけど・・・。

あ～あ、結局プラテンしてるよ・・・。なんじゃこの値動きは・・・。

3350 メタプラネット　￥1,574（△￥30）
買）￥1,630×5000
買）￥1,620×5000
買）￥1,610×5000
買）￥1,600×5000
売）￥1,626×10000（+￥10,000）
売）￥1,625×10000（+￥200,000）

ビットコインが1600万に迫る勢いで上昇していたにもかかわらず、昨日までのS高模様の気配にはならず、なかなか危ない雰囲気を朝寄りから醸し出していたメタプラ。それでも一発の買いはあるかな？ということで、火遊びをしたんだけど・・・。

やはりいつもの乱暴な買い手は、この水準では現れず、早々に手仕舞いしておいた。あっという間に3倍、4倍になった相場なので、ここから上を見るのは勇気もいるし、無謀とも言えるので。しげしげと日足チャートを見ても、どう見ても、騰がり過ぎにしか見えない。

大火傷するとすれば、こういう火遊びなんだよなぁ・・・。調子こいてる場合じゃない。

前場の収支：+￥410,000

雑感彼是

トヨタのようなビッグカンパニーはグループ内で当然のように不動産会社がある。自社の不動産取引を扱うだけでも相当な取引高になるだろうから。騒動を起こしたフジメディアHDとか、もっと言えば朝日新聞とかも、不動産収入で持っているようなもの。

しかし、トヨタの不動産会社ともなれば、並みの不動産企業のはずもなく、豊田自動織機のTOBでも4兆円の資金調達などはいとも簡単にやってのけるんだね。

そしてこれも当然のようにグループ会社の株を保有しているわけで、これがさらに進むとトヨタHDになってくる。というかグループを再編してそれを狙ってるのかもしれないなぁ・・・。

目指すは単なる自動車会社ではなくて、その強大な資本力で、あらゆる分野に進出できるような強力な体制・・・。自動車で世界一の座を確保して、ほぼほぼゆるぎない地位に上り詰めたわけで、次にそんな目標を掲げても決しておかしなことではない。

トヨタ・・・今となっては強烈だな。