NASDAQ、SOXが堅調なら日経平均は下がらん!?:6月11日(水)前場

NASDAQ、SOXが堅調なら日経平均は下がらん!?:6月11日(水)前場

日経平均株価 ¥38,385(△¥173)

NASDAQ、SOXが堅調なら日経平均は下げようがない!?

前場の相場概況

速報で米中協議が貿易問題の枠組みで合意した、という一報が入ったけれど、結局何も具体的なことは決まらずに枠組みだけを確認したという程度。閣僚級会議と言っても、実務レベルで何処まで煮詰まってるのか分からないし・・・。何か決めると言っても、今のところレアアースを武器にしてる中国が優位に進めてる感じはする。

次は日本だけど、選挙も絡むので、急ぐなら今週中にも基本的な枠組みには合意しておくという感じになるのでは。やはり問題になるのは自動車と米かな。自動車はトヨタがディーラーを貸しますってことらしいけど、補修部品なんかを大量に持ち込まないといけないし・・・。第一日本ではピックアップトラックはでかすぎて売れないし・・・。売るものはないじゃんね。

米は・・・進次郎が着々と準備してる。古古古古米って売れ残っちゃってる5年落ちの米で、鶏も食べたがらない奴でしょ!それを1700円で売るって、ぼったくりを通り越してないか!?どうせこういう政策をするのだったら1000円位で売ればいいのよ。そうすれば、困ってる人とかにたくさん食べてもらえるし、それはそれで意味がある政策になるんじゃないの?

と言うわけで、堅調な米国相場が続く限り、簡単には日経平均も垂れてこないのかもしれないけどね。

日本だったら左翼がこれだけ暴れ出したら大きな事件になるんだろうけど、米国ではあまり話題にもならないのかも。株式市場は完全無視だ。

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前場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥25,380(△¥245)
空売平均)¥25,482×3440
買戻)¥25,320×3440(+¥550,000

半導体がこれだけ買われてくると、エレク、アドバン、SBGが上昇しちゃって日経平均も当然上に走る。そんな中で金曜のMSQに対するリバランスも出てるので、一方的な動きにはならないと思ってるんだけど・・・。含みを大分溶かしてしまって、それでも押してきたら買い戻しておこうと・・・。とにかく半導体が・・・。


8306 三菱UFJ ¥1,952.0(▲¥12.5)
空売)¥1,985.0×4000(含み益¥132,000
空売)¥1,982.5×8000(含み益¥244,000
空売)¥1,982.0×4000(含み益¥120,000
空売)¥1,981.5×8000(含み益¥236,000
空売)¥1,981.0×8000(含み益¥232,000

8316 三井住友 ¥3,604(▲¥24)
空売)¥3,669×4000(含み益¥260,000
空売)¥3,666×4000(含み益¥248,000
空売)¥3,665×8000(含み益¥488,000

8411 みずほFG ¥3,944(▲¥13)
空売)¥4,008×4000(含み益¥256,000
空売)¥4,006×4000(含み益¥248,000
空売)¥4,001×4000(含み益¥228,000
空売)¥4,000×4000(含み益¥224,000

このメガバンクも揉み合いは、なかなか面白い。日銀が利上げ出来ず、国債買い入れも半減させるということで、金融政策のトレンドが変わるかもしれない瀬戸際に来てるという見方。米国債券市場も今日明日の国債入札がどうなるのかを見ているけれど、日本は10年債が1.500を超えると買いが入ってくるという、なんだか政策的な介入だと思うけど。それが見えてきてるだけに、一旦は調整しないと・・・。

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7011 三菱重工 ¥3,298(▲¥105)
空売)¥3,375×4000
空売)¥3,370×4000
空売)¥3,360×4000
買戻)¥3,300×12000(+¥820,000

7012 川崎重工 ¥10,210(▲¥370)
空売)¥10,480×2000
空売)¥10,445×2000
買戻)¥10,160×2000(+¥640,000
買戻)¥10,150×2000(+¥590,000

7013 IHI ¥14,690(▲¥635)
空売)¥14,920×1000
空売)¥14,900×1000
空売)¥14,875×1000
買戻)¥14,550×3000(+¥1,045,000

やはりなぁ・・・と悔しい思いをしながら、それでもGDしたところから朝寄りで。IHIがまともに売れなくて・・・。川重も寄り付き直後の買い物にぶつける形で。そういう意味では重工は一番売りやすいけれどね。今日は半導体に資金が流れてくれたけど、日米協議がそろそろ基本線での合意となるんじゃないか、ということで早めに離脱。今一つ強気になれない地合いなので。


8035 東京エレクトロン ¥24,590(△¥850)
空売)¥24,050×2000
買戻)¥24,200×1000(-¥150,000
買戻)¥24,190×1000(-¥140,000

6857 アドバンテスト ¥8,390(△¥86)
空売)¥8,670×4000
空売)¥8,660×4000
買戻)¥8,550×8000(+¥960,000) 

昨日、防衛関連か半導体か、と迷いに迷って半導体を選んだのが失敗で、朝からガッツリと担がれてギブアップ。自分はAIで遊んでおきながら、売ってりゃ世話ないわ、って思った。

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3350 メタプラネット ¥1,517(▲¥49)
買)¥1,500×10000(含み益¥170,000
買)¥1,495×5000(含み益¥110,000

買)¥1,490×10000(含み益¥270,000
買)¥1,485×5000(含み益¥160,000

ビットコインが1600万に肉薄していて、なんとかしぶとく粘ってるメタプラ。ビットコインにストンと買いが入ってくれたらプラテンするかな?と期待してるんだけど、まだまだ売りが吸収できない感じなので・・・。昨日も今日も懸命に売り玉をさばいている感じだけど・・・。


前場の収支:+¥3,280,000


雑感彼是

米中だけでなく、EUも日本も、中国のレアアースに大きく依存しているわけで、かなりナーバスな問題となってるよね。そこで、GEMINI君にレアアースの解説をしてもらった。基本知識を持ってると株式投資にも役に立つと思うのでね。

レアアース(Rare Earth Elements: REE)は、「希土類元素」とも呼ばれ、スカンジウム、イットリウム、およびランタノイド(元素番号57~71の15元素)の合計17種類の元素の総称です。これらの元素は、その名の通り「希少な土類」と名付けられましたが、地球上の埋蔵量自体は比較的豊富です。しかし、「レア」と呼ばれる所以は、その採掘や精製が困難であり、特定の地域に生産が偏っていることにあります。

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特徴と用途

レアアースは、それぞれが持つ独自の特性(超伝導、強磁性、触媒作用、光学特性、蛍光性など)により、現代のハイテク製品や環境技術に不可欠な材料となっています。具体的な用途は多岐にわたります。

  • 強力な永久磁石・モーター: 電気自動車(EV)、ハイブリッド自動車(HEV)、ロボット、風力発電機などに使われ、小型化と高効率化に貢献します。特にネオジム磁石が有名です。
  • 電子・電気製品: スマートフォン、液晶テレビ、パソコンなどのディスプレイや電子部品、積層セラミックコンデンサなどに使用されます。
  • 触媒: 石油精製、自動車の排ガス浄化触媒などに利用され、環境負荷低減に役立ちます。
  • 光学材料: カメラのレンズ、光ファイバー、医療機器(MRI、CTスキャンなど)の発光素子や磁性体、LEDの蛍光体などに利用されます。
  • 電池: ニッケル水素二次電池などに使われます。
  • その他: 研磨材、ガラス添加剤、鉄鋼添加剤など、様々な分野で活用されています。

採掘と精製

レアアースは、鉱石として産出されますが、これらの元素は互いに化学的性質が似ているため、他の元素と分離・精製するのが非常に困難です。そのため、複雑な化学処理が必要となり、大量の酸や溶剤が使用されます。

特に課題となるのが、採掘・精製過程で発生する環境負荷です。放射性物質(ウランやトリウムなど)を含む場合があり、これら有害な廃棄物の処理が大きな問題となります。不適切な処理は、土壌汚染、地下水汚染、大気汚染を引き起こし、周辺の生態系や住民の健康に深刻な影響を与える可能性があります。

主要な生産国と課題

世界のレアアース生産は、長らく中国が圧倒的なシェアを占めてきました。これは、中国が豊富な埋蔵量を持つだけでなく、採掘・精製にかかる環境コストを低く抑えることで、他国の追随を許さない価格競争力を確立してきたためです。しかし、近年では、中国以外の国(オーストラリア、米国、ミャンマーなど)でも生産が増加し、供給源の多様化が進んでいます。

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レアアースを巡る主な課題は以下の通りです。

  • 環境問題: 前述の通り、採掘・精製に伴う環境破壊や汚染が深刻です。持続可能な採掘技術の開発や、有害物質の適切な処理が求められています。
  • 特定の国への依存: 中国への生産の偏りは、国際情勢の変化によって供給が不安定になるリスクをはらんでいます(例:2010年のレアアースショック)。各国は、供給源の多様化やリサイクル技術の開発に力を入れています。
  • リサイクルの推進: 使用済み製品からのレアアース回収(都市鉱山)は、資源の有効活用と環境負荷低減の両面から重要視されていますが、技術的・経済的な課題も存在します。
  • 新たな鉱床の探索: 海底熱水鉱床など、新たなレアアース資源の開発も進められています。特に日本の排他的経済水域内にある南鳥島周辺の海底では、膨大な量のレアアース泥が確認されており、「資源大国日本」への期待が高まっています。

レアアースは、私たちの生活を豊かにし、持続可能な社会の実現に貢献する上で欠かせない重要な資源であり、その安定供給と環境に配慮した利用が今後の大きな課題となっています。

以上です!