イスラエル・イラン、何故交戦!?:6月16日(月)寄り前

イスラエル・イラン、何故交戦!?:6月16日(月)寄り前

おはようございます。

有事のドル高、とはよく言ったものの、いまだにこんな状況でも、この言葉が有効だとはちょっと予想外。積極的に関与していないという米国だけど、そんなはずもなく、体勢の多くを占めるユダヤ勢力が黙って観ているはずがないから、大いに米軍が協力しているのは明らか。

ネタニヤフは国内で汚職のしまくりで、何処の国でも戦争指導者を含み強硬派は、例外なく私腹を肥やすんだね。20件以上の刑事訴追を受けていて、首相を止めたら監獄に一直線。だから何らかの回避策が見つかるまでは戦争を止めないんだね。

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片やイランは、どうしても核を持って中東地域で優位に立ちたい、少なくともユダヤに中東を支配させない、というのがあって、IAEAをごまかし、ごまかし、ここまで来たけれど、すでにウラン濃縮も完成して後は弾頭を作るだけになっていた、というかもう完成している可能性もある。

だから双方に理由はちゃんと存在するんだけど・・・。

でもね、この戦いで何を見るべきかはたった一つ。所謂米国の国力が世界で通用しているのか、また米国の威信が保たれているのか。もっと言うと米国の国際社会での指導力を各国がどう捉えているのかが分かると思う。

イスラエルのパレスチナでやってることは、本当に酷い。けど米国がイスラエル側だもんだから真っ向からそのことを言う国がない。テロ組織が・・・と言うけれど、イスラエルの蛮行に抗う手段がないんだよ。唯一抗ってるのがイランと言うことになるわけで・・・。ただ、今の時代になって本当にパレスチナのことを考える湾岸諸国も減ってるんだよ。もう宗教や民族の争いよりもカネ(資本)に関心が移っちゃってる。

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でもね、米国がイスラエルとともに戦うことは、本当に悲惨な結果を招くと思うんだよ。最後には宗教や民族の争いになるだろうから。そうなると国際社会は不安定になっちゃう。世界のあちこちでテロだらけになったりね。

兎に角、イスラエルにこの戦争を止めさせないといけない。イランが核を持ったら国家存亡の危機、とか言ってるけど、だって自分だって核持ってるのと同じじゃんか!核の在るなしが、特別優位と言うことはないのよ。使えば終わりだから。たちまち国際社会からはじき出されちゃう。当たり前だろ。

なのでネタニヤフの言ってることはまさに詭弁で、それはそのまま、米国のディープステート勢力の代弁でもある。それに対してトランプが対抗できないのなら、トランプは存在価値を失うよね。これだけ経済でしくじってなおかつDSの好き勝手を許すってことになったら、結局何も変わらない。

だから投資家はイスラエル・イランなんか関係ないとばかりに強気になってる。ある意味、米国は何も変わらないと思ってるからだけど。