激化する中東情勢。米国参戦懸念?:6月19日(木)後場大引

激化する中東情勢。米国参戦懸念?:6月19日(木)後場大引

日経平均株価 ¥38,488(▲¥396)

中東情勢を懸念して相場は上がったり、下がったり。

後場の相場概況

後場は外出からザラ場に間に合うように戻れなかったし、概況はあまり見ていないので書けないのですが・・・大引け後の話題のもっぱらは、トランプ大統領が米軍のイラン攻撃計画を承認したというニュース。ハメネイ師に無条件降伏を突きつけて、これにはさすがのハメネイ師もイエスとは言えるはずもないのでね。

そこでさらなる圧力をかける、と言う意味で攻撃計画の承認をニュースにしたという意味合いが強いと思う。本当にイランの核施設を叩くならば、バンカーバスターを3~4発、地下ウラン濃縮施設にぶち込まないといけないわけで、それをやるとあからさまに戦闘参加ということになって、議会も黙っていないだろうし。

米国では戦争参加は議会権限なわけで、大統領の独断をこれ以上許したくないということで、大統領権限の制限法案なども提出されているからね。イスラエルのネタニヤフは今頃ニヤニヤしてると思うよ。これで米国を引きずり込んだなって感じで。

でもトランプもそこまで馬鹿じゃないと思うから、遣らないんじゃないか?って個人的には思ってるけどね。あくまでイスラエルが攻撃したという建付けにしておかないと、後が厄介なことになりそうだから。

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それよりも中東混乱の陰にかくれてニュースはあまり出てこないけれど、いよいよ米国の財政赤字も厳しい局面を迎えつつあるんじゃないかな。財政特別措置を使って延命?しているものの、債務上限解除訪販は今年の1月で期限切れになっている状態。そして4~6月で5140億ドルの国債発行純増となっていて、7~9月も5540億ドルを新規発行する予定。いくらトランプ関税だと言っても決定しているだけでも4~9月で1兆680億ドルもの債務が増える。そして債務上限を拡大したとしても年内(10~12月)にはさらに5000億ドル~8000億ドルの国債発行純増が見込まれてる。

これがトランプ大統領が強権を発動して高関税を導入し、DOGEでリストラをやった上での状況だからほとんど米国の財政は末期的な状況なんだよね。

そこでトランプ大統領は今度はパウエル議長に対して2.5ポイントの利下げを要求し始めた。トランプは数々の政策失敗によって完全に追い込まれてるね。はっきり言って戦争なんかに参加してるレベルじゃないのよ、米国は。

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とにかく銀行規制を緩めたり、利下げをさせたり、あらゆる手段を講じて対策しないとドルの信認は守れないというところまで来てる。正直景気悪化も止まらないと思うし、高関税の影響が出るのはこれからで小売りはさらに悪化するだろう。そこに今回のイスラエルのイラン攻撃で原油価格が急騰し始めちゃって、「泣きっ面に蜂」なのよ。

大統領権限というのは強大だからといっていい気になって権力を振り回していると、トンデモなことになるんじゃないか?

後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥25,535(▲¥480
空売平均)¥25,838×3440(含み益¥1,040,000

勿論放置のまま。本当は米国は戦争どころではないんじゃないか?って気がするけどね。どんどん買い進んできた株式市場だけど、高関税と原油高で経済は崩れようとしているわけで・・・。まずは株式市場がトランプ政策の失敗を認めて織り込むような動きをしないとね。本当にアホみたいだから・・・。

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本日の収支(前場・後場合算):+¥4,250,000


雑感彼是

正直午後はちょっと屋外に居ることも多かったので、猛暑できつくて、熱中症気味。帰宅後気分が悪くなって、入浴食事の後早寝。でも長時間寝れないので、1時過ぎには目が覚めちゃって・・・。これを書いていなかったのでシコシコと書きました。

なんか相場はトランプがイラン攻撃計画を承認したというニュースで下げてたけれど、2週間以内に決断という記事で戻り気味。なんかトランプは行き詰まってるね。怖い顔でおどおどしてるんだろうけどね。普段威張ってるからこんな時政権内に適切な助言をしてくれる人物がいればいいのにね。

でも・・・クソ親父だからいう事なんか聞かないかぁ・・・。