参院選後の政治状況を嫌って!?:7月18日(金)前場

参院選後の政治状況を嫌って!?:7月18日(金)前場

日経平均株価 ¥39,778)(▲¥122)

参院選後の自民大敗と不確実な政治状況を嫌って!?

前場の相場概況

今日は金曜で、明日からは3連休に突入する・・・。と言うことは今日のポジションは参院選の結果を加味して考えないといけないわけで・・・。個人的には、というか大方の見方は自民ぼろ負け、自公で過半数を失うというものだけど。

でも問題はそこじゃなくて、自民がどの程度ボロボロに負けるかってところ。そしてその後、立憲、維新、参政、国民民主でどういう話になるかと言う部分。

恐らく自民と立憲が・・・という悪夢になる可能性は否定できないし、でも海外勢から見たら、それが一番安定的にみえるのかも。まぁ、選挙なのでやってみないと何とも言えないけれど、何れにしても選挙結果を好感して株価上昇ってことにはならないんじゃ?

となるとやはり週末には売りポジ建てて持ち越し勝負するしかないかなぁ、なんて考えてるけれど・・・。

どうなるかはよく分からんけど、ブルームにはこんな記事が載っている。

7月20日の参議院選挙で投資家は・・・

金利上昇に円売りかぁ・・・。

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前場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥27,245(▲¥180)
空売平均)¥27,522×2640(含み益¥730,000

久しぶりに政治状況が株式市場に影響するような、そんな相場になってきた?でも影響が大きいのは半導体装置関連が売られてること。ディスコの決算が期待外れに終わったことが大きくて、なんと▲10%以上売り込まれた。

それに伴ってエレクもアドバンも大きく売られてしまって、日経をマイナス圏に引きずり込んだというところ。


8306 三菱UFJ ¥1,972.0(△¥0.5)
空売)¥1,983.0×8000(含み益¥88,000
空売)¥1,982.0×8000(含み益¥80,000
空売)¥1,981.0×8000(含み益¥72,000
空売)¥1,980.0×4000(含み益¥32,000
空売)¥1,979.0×4000(含み益¥28,000

消費者物価が7カ月連続で3%台というニュースにすかさず反応したメガバンク。日銀の利上げ路線を肯定するというけれど、現実問題として利上げにはかなり抵抗感があるのでは?

日本の場合は今の政治情勢からして、減税をやらないといけなくなりそうで、そうなると長期金利はどう見ても上昇してしまうだろう。なので、日銀が今月動けるとは思えない。

そんな見方から売り建てたポジションが担がれそうになるのを耐えた前場。多分海外勢のメガバンクのポジションが期待するのはそこではない気がするんだよね。

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3350 メタプラ ¥1,365(△¥16)
買)¥1,350×30000
買)¥1,349×10000
買)¥1,348×5000
買)¥1,346×2000
売)¥1,380×30000(+¥900,000
売)¥1,384×17000(+¥606,000
買)¥1,360×5000(含み益¥25,000
買)¥1,358×5000(含み益¥35,000
買)¥1,356×5000(含み益¥45,000
買)¥1,354×5000(含み益¥55,000
買)¥1,352×5000(含み益¥65,000

米国の仮想通貨3法案のうちステーブルコインに関する法案は、下院決済だけで通過する状況だったので、さほど驚かないというかそうなるかな?程度の見方だった。けれどあくまでも他の2法案がどうなるか?がビットコインにとっては重要なんだよね。

期待感をこめてビットコインは1800万に近づいてきてるけど、需給の緩いメタプラはどうしても利食いが出るんだよなぁ・・・。なのでビットコインと連動して、と言う感じになかなかならない。何とか今の需給をこなせば、大幅高もあるとは思うので、一旦利食いしての買い下がり。でも売り圧力が強いなぁ・・・。

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9501 東京電力 ¥522.3(△¥7.3)
買)¥514.2×60000(含み益¥486,000
買)¥513.5×20000(含み益¥176,000

高値圏でもみ合ってる東電だけど、そろそろもう一発来るんじゃないか?という勝手な想像で寄り付きから買いで入ったけど10時前には全戻しを喰らった。

でも全体相場が強くないし、こうなると短期資金がき始めるかな?というまたしても勝手な想像で・・・。この夏電力って不足しないのか!?


前場の収支:+¥1,150,000


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雑感彼是

ウォラーFRB理事は、トランプ大統領によるパウエル議長攻撃の最中、今月のFOMCでの利下げをあからさまにコメントした。理由は労働市場が瀬戸際にあるという事らしい。

こういう人は・・・、つまり金融政策の理由を真っ先に労働市場に求めるのは、まるでイエレンのような感じ。個人的には言ってる意味が分からないというか、労働市場が弱ってる兆しはいまのところ発表されていないし、労働力不足が深刻化しているのだから、此の先も弱るって感じもないんじゃない?

だから予防的な利下げをするということなんだろうけど、今の米国市場で関税効果によるインフレの顕著化が見られないのは、企業が在庫対応してるからだよ。パウエル議長が言うように此の先は予断を許さないのは明らか。

なのに今月利下げは流石にない、と言う意見に個人的には賛同するけどね。

はっきり言って中銀が予防的な金融政策をするのは反対だし、うまく行くとも思えないし、現に何度も失敗してる。FRBもだけど、日銀なんか酷いものだよ。それほどに経済を正確に予測するのは難しいことなんだろうと思う。

どうもこのウォラー理事ってトランプの息が掛かり過ぎてるんじゃないの?