関税15%と石破退陣で¥1,400高!:7月23日(水)後場大引け

関税15%と石破退陣で¥1,400高!:7月23日(水)後場大引け

日経平均株価 ¥41,227(△¥1,452)

日米関税15%と石破退陣報道に沸いた株式市場

本日の相場概況

朝寄り前にいきなりもたらされた日米関税合意15%の報道と、もう一つ決定的な石破首相の月内退陣表明という報道。これが今日の相場に対して決定的なポジティブ要因となったことは言うまでもなし。

どちらも日本市場にとってはメガトン級の材料であったことで、日経平均は一斉に買い物が入っての大幅上昇は、結局後場まで持ちこたえた格好。

まず日米関税15%というのは、寝耳に水だったけれど、考えてみればそうしないと結果的に不利益をこうむるのは米国側だという計算がそうさせたのだろうと思う。何より日本製品は、米国の自動車や半導体、インフレ企業にとっては極めて重要で、関税を賭ければかけるほど米企業の首が締まるということを理解していたのだろう。

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そしてなんといっても喜ばしいことは、石破の退陣観測。読売は7月末、毎日と産経は8月末までに退陣と報道し、石破退陣を決定的なものにしたわけだが、やはり自民党の麻生、菅、石破、岸田との会談で、宣告されたのだろうと想像できる。

石破が本来強いはずの地方から辞任要求が次々に飛び出したことも、大きかったのではないかな。また関税15%の引き換えに米側から要求されたという意見もあるけれど、いずれにしても、自民党嘘つき政治は、新しい局面を迎えることになったし、この秋にはまた解散総選挙になることもほぼほぼ決定的になった。

こうしたことを、とにかく今日一日は理屈なしに歓迎したのが株式市場ということだった。

朝寄りはふらふらの状況ながら、これで買いを入れないわけには行かないということで、勝てると思われる銘柄と日経レバを大量買い。¥1,400と言う値幅は、冷静になればやり過ぎという事だろうと思い、大引けで全て手仕舞いして終了。

体調もなんとか回復しそうな感じになってきたのでね。

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本日の取引とポジション

1570 日経レバ ¥29,230(△¥2,030)
買)¥28,095×5000
売)¥29,230×5000(+¥5,675,000

8306三菱UFJ ¥2,097.5(△¥97.5)
買)¥2,044.5×60000
売)¥2,100.0×60000(+¥3,330,000

7203 トヨタ ¥2,854.5(△¥358)
買)¥2,660.0×50000
売)¥2,854.5×50000(+¥9,725,000

7270 SUBARU ¥2,938.5(△¥418.5)
買)¥2,734.0×30000
売)¥2,938.5×30000(+¥6,135,000

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9501 東京電力 ¥575.7(△¥24.7)
買)¥553.0×100000
売)¥580.0×60000(+¥1,620,000
売)¥579.0×20000(+¥720,000
売)¥578.0×20000(+¥700,000

個別のレビューは書くまでもなく、現行の25%関税が15%なったというだけで自動車は買いだというのは分かるし、揉み合いブレイクしたくて仕方のないメガバンクも当然買っても大丈夫。

もう一ついつも弄るメタプラは買う理由なしと思って見送り、東電は買ってみたけれど、大して抜けなかった。ということで、体調が良ければもっと思い切ってポジションを建てたのだろうけど、今日はここまでで精いっぱいだった。


本日の収支:+¥22,080,000


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雑感彼是

とここまで来て突然石破がまたヤバイことを始めてしまった!この野郎、突如として「報道されているような事実は全くない」と言い出しやがった!

なんだなんだ、どういう事なんだ?って感じだけど、麻生、岸田、菅、石破の会談では「出処進退について一切話は出ていない」と。

いまさら、そんなことを言って何になる!?って思うけれど、最後の最後まで嘘をつきとおす姿勢はもはや、ふてぶてしさを越えている。

まぁまぁ、でもこの際石破の進退などどうでもよい。要は自民党が潰れるか否かの問題であって、むしろこのまま潰れてしまった方が日本のためになるのかもしれない。

政権運営は自民でないと、と言うのは驕り以外の何物でもないし、かえって慣習みたいなものや財務省依存の体質を打ち破るには、経験なんて邪魔だろう。

こうなったら石破を引きずり下ろすのは他でもない国民なんだ、となって欲しいね。