円安とトランプ関税発動：8月1日（金）寄り前

おはようございます。

将来的にFRBは利下げ、日銀は利上げということで、なぜかドル円は円安に振れている・・・。この関係性がよく分からない動きで、要は今日からトランプ関税が実行される（かもしれない）という市場の警戒感が、そうさせているのかもしれない。

いずれにしても￥150台後半までの円安は、結局のところ15％関税を吸収する方向なので、日経平均にとってはポジティブなはずだけど、如何せんエレクの決算が芳しくなく、半導体装置は調整局面というコメントも伝わったりして、大幅GD気配になったことで、日経平均を押し下げてる。

昨夜のNASDAQは値を消して、SOXは3％以上の大幅安となって、しかもトランプ関税実施と重なるという嫌な地合いで始まる日本市場。ただし、他セクターはGU気配が多く、これでも結構強気に買いが入るかも。

流石に昨日半導体関連は売れなかった。アドバンテストの決算を見ちゃったあとだから余計だけどね。

さて8月相場だけど・・・、関税の影響を株式市場がどう織り込んでゆくのかが課題だろうし、金利がバタバタと動かれるのも嫌な感じ。米国の債務上限問題はどうなるんだろう。ベッセントは資金に余裕があるような発言をしてるけど、短期債で転がしているだけだから。