高市サプライス継続中:10月7日(火)寄り前

高市サプライス継続中:10月7日(火)寄り前

円安が進み、日経平均EPSが¥2,572(と言っても確か月曜時点だと思ったが・・・)まで上昇したので、昨日の引け値¥47,944はPER18.64。そして今朝の気配が今のところ¥48,500辺りなので、PER18.85という強烈な高さになってます。

とは言え、米国市場では一時の上昇の勢いが陰ってきてるような感じで、SOX指数が大幅高と、半導体セクター相場が継続している格好。ただしNVIDIAは▲1.12%と軟調な展開で、三指数のCFDも現時点では軟調に推移してる。

さてビットコインが高値更新で1897万まであって、ゴールドも高値を更新したことからも、相変わらずドル(通貨懸念)は高まりつつあるという状況。もっと言えば日本国債30年が3.295%まで上昇し、これが世界に波及するようなことにでもなれば、一気に市場が動く可能性もある。

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長期・超長期金利の上昇は、市場はインフレ懸念と捉えてる証拠であって、高市の政策を海外はどう見るか?ということが重要なのだろうけど、今の状況はそんなに楽観できるような感じじゃない。なので、ここで政策を噴かし過ぎない方がいいし、ちょっと危ない領域に居るということは自覚したほうがいい。

その辺の感覚というか、安倍元首相以来の本田氏をブレーンに迎え、早速10月の利上げをけん制する発言になったことは問題だと思う。10月は0.250pの利上げをするチャンスでもあって、12月まで引っ張る意味はあまりない。それはドル円が¥150に乗ったことでも明らかだ。

なのでそういう意味の懸念と言うのは、案の定と言う感じだけどね。さて大幅GUで¥50,000と言う声も聞こえるようになったけど、そこまで引っ張れるのかな?という気がするし、そうなると決算発表が恐怖だね。