敗戦処理:12月22日(月)寄り前

敗戦処理:12月22日(月)寄り前

徹底的に担がれてしまって、今日は敗戦処理を余儀なくされる日になった。日銀が利上げをして、日本国債が売られてしまったことが円安の要因になる・・・。会合後の会見でも植田総裁は今後も利上げ基調を考えているということを示唆したから、このタイミングで売っておこうということか!?

本来金利上昇=通貨高となるはずが、思い切り下手糞なフォワードガイダンスで利上げを既定路線のように宣言したも同然で、しかも前回の会合では「利上げは賃金の上昇を見極めてから」と言っていたにもかかわらず、雰囲気で前倒しての利上げをしてしまったという・・・。

結局はポリシーのない金融政策をほぼほぼ全会一致で決めてしまうわけで・・・相変わらず、というかいつもの日銀だなと苦虫。

Advertisement

結果、日本国債は売られまくり、長期金利、超長期金利は大幅上昇になったというお粗末。

もっとも日銀のせいばかりでなく、高市政権がじゃぶじゃぶ補正を組んだことも大いに影響しているのだと思うけど。でも、一見正しいように見える日銀の政策決定も、まったく通用していないというお粗末っぷり。その辺を分析し、きっちりと読んで政策発動するのが中銀の役割のはずなんだけど、これじゃ町のにわか経済学者と何も変わらないね。

もっとも日銀にとってマーケットの動きなんかどうでもいいことなのかもしれないけれどね。

さて、とにかく敗戦処理をしないと・・・。

(ps.ほらほら日生の社長もこんなこと言ってるし。)

Advertisement