株価が下がらない要因は?一般論になるけれど・・・。

株価が下がらない要因は?一般論になるけれど・・・。

しかし、年末年始、これだけ株式市場の買い材料があって、その上に衆議院解散総選挙という新たな材料が出てくれば、そりゃもう利食いどころじゃなくて、株価は跳ぶよなぁ・・・。実際、日経平均CFDは¥53,590というとんでもない水準になって変えって来てる。これはEPS¥2,659を当てはめるとPER20.15で、なんとあっさりと20倍到達なのだ。

今、株式市場で賑わってるのは、1.レアアース関連 2.メモリー関連 3.フィジカルAI関連 4.非鉄金属関連 5.防衛関連という感じで、(番外).総選挙が浮上してきて、これは総務省が地方自治体向けに準備をするように、という通達を出していることからもほぼ決まりなんじゃないかな。そうなると、選挙の行方次第では(自民党が大勝すれば)、また高市相場が再燃する可能性があるわけで、これが3Q決算発表を重なるわけだから、相場はとんでもないことになるんじゃないか?って気がしてる。

大幅上昇、または大荒れ、で「節分天井彼岸底」になりそうだね。

1.レアアースに関しては、JAMSTEC(海洋研究開発機構)が主体となって12日に地球深部探査船「ちきゅう」が出向、南鳥島沖での試掘が2月14日頃までに行われるらしい。それで東大の発表通り有望ならば、本格的な試掘を3月以降行うという情報もあり、現実に深度5000m~6000mの深海から「泥」が効率よく採掘できるのか?という難題が待ってるんだけど。要は採算ベースの乗るのかってことだけどね。今回の試掘は三井海洋開発、住友金属鉱山、INPEX、東洋エンジニアリングなどが参加しているらしい。

Advertisement

2.メモリー関連は、要するに巨大データセンター建設に伴い、必要となるのはNVIDIAのGPUだけでなく、莫大な量のメモリーが必要になってるから。しかもできる限り高速高性能なDRAMやNANDOが欲しいわけで、ほぼほぼ青田買いをしちゃってる。となるとメーカーでも安い従来のDRAM/NANDOを作ってる場合じゃないし、千載一遇のビジネスチャンスに踊ってるというわけ。なのでDDR4でも十分な民生用は作りたくないし、在庫もはけちゃってるし、という状況になってるからね。なので(日本企業では)キオクシアやルネサスの株価がここまで来てるということだよね。

余談だけど、ソニーGや任天堂が売られまくってるのは、メモリー価格急騰でゲーム機の利益率が極端に低下しちゃうという投資家の予想が主要因みたいだけどね。

3.市場では生成AIの次はフィジカルAIが主要テーマになるというもっぱらの評判で、今後数年にわたって大化けする企業探しに躍起になってるというのが正直なところ。でもこれは産業用ロボットや民生用のロボット、そして自動運転なんかも含まれるし、もっと言えば家電なんかもその流れにあると。今の主流はあくまでもプログラムやシステム制御によって動いてるものが、自律的な思考によって環境や状況を理解して動くようになっちゃう。

そうなると、産業用ロボットは完全にワーカーの代替が可能であるし、民生用も新たな人格をもって行動できるようになる。また従来のセンシング技術によって得たデータの理解が人間のように応用できるようになるわけで、環境要因に対して人間並みの判断力を持てるようになるという、まさに自動運転技術の核になる技術。

Advertisement

そういう流れは今後、10年20年という長いスパンで変化してゆくのは確実で、投資家は壮大なテーマになると予測してる。だからこそ、今の言語や画像の生成のために莫大な投資をしてデータセンターを作ることが果たして効果的なのか?っていう思いもあるよ。もっとも、フィジカルAIも莫大なデータベースあってのものなんだろうけど。これからデータの蓄積が始まるのだと思うしね。

4.非鉄金属関連は、本当のところゴールド以外にどうして上昇しているのか?が明確な説明がつかないんだろうと思う。でもシルバーに関しては、ある日突然あるはずの流通在庫がなくなってる、みたいな怪現象が起きちゃったということもあるし、カッパーはこれもデータセンターをかませて需要に追い付かないという理屈がつけられてる。要は需給がひっ迫していると理由付けされているし、採掘量が伸びない(伸ばせない)という事情もあったりして、これらが嵌って相場になっちゃってるということみたい。

5.相変わらず強い防衛関連だけど、流れはどうやら日本は独自の軍事力を確保する方向で、ということになりそう。少なくとも米国はドンロー主義とかいう方向性を打ち出してるし、そうなるとアジア地域は対中国、対ロシアに関しては、日本の防衛力強化で対応すべきとなってくる、というかすでに高市とトランプの間ではそうなってるんじゃないかな。だからこそ中国はレアアースなどの対日輸出禁止に踏み切ったってことかも。民生用は解除するというニュースも出てきてるけど、それって半導体材料とのバーターって意味なのは確実だけどね。

Advertisement

さてそんな中で、高市首相は総選挙で高支持率を背景に勝負にでるということだけど、まぁ、自民党の圧勝は確実で、維新もまた出方によっては国民も議席を伸ばすだろうけど、反面完全に立憲、れいわ、公明、共産は衰退の一途だと思う。

立憲は岡田発言と野田投手の姿勢は完全に国民の支持を失ったと思うし、相変わらず下手なのは国民の玉木で、自民・維新の連立に参加していたら、党勢拡大できたろうと思うけど。肝心な時に何度もチャンスを逃す、っていう性格はこの先も治らないと思うけどね。もしかしたら立憲の反主流である江田や原口と合流するくらい考えてるのかもしれないけれど。

まぁ、こんな状況だから、いつ暴落してもおかしくない株式市場は好材料と期待感がそれを許さないといった状況で、3Q決算と総選挙に突入するわけで・・・。それで一旦は天井を打ってもおかしくないはずなんだけど・・・。いままでそうならなかったことで、この状況が理解できずに苦しんできたんだけどね。不動産がおかしくなっても動じない米国市場っていうのを見ると、時代や状況は大きく変わってるのかな?と思わざるを得ないねぇ・・・。