イラン情勢はいよいよ泥沼か!?:4月2日(木)後場

イラン情勢はいよいよ泥沼か!?:4月2日(木)後場

日経平均株価 ¥52,463(▲¥1,276)

トランプ演説で米国地上軍派兵懸念増大!イラン情勢はいよいよ泥沼突入?

後場の相場概況

イラン戦争はメディアが真実を伝えないことで、株式市場には楽観ムードが漂っていた。もう先が見えたので先回りして買いポジションを建てておこうという投資家の買いが先行する形になっていた昨日の相場だったので、今日のトランプ演説は思い切り相場を冷やす格好になった。

そもそも、安易なSNSへの投稿を続けるトランプ大統領や、何でもSNSで伝えることを良しとする政治家の行動が、投資家に誤った認識を植え付ける。例えば木原官房長官はナフサの調達は、2か月分以上を確保したと投稿したけれど、それは従来通り国内精製が行われての話。ホルムズ海峡の封鎖が今後も2、3週間続くとなると、輸送機関も考慮すると、約2カ月近く原油の入荷が止まるということ。それを考慮すると、実際のところナフサがどれだけ持つかというのは依然未知数のままなのだ。

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トランプ大統領は、ホルムズ海峡は当事国が解決しろ、と言ってみたり、イランに対する停戦条件はホルムズ海峡の封鎖解除だ、と言ってみたり、またこの間の作戦はまもなく終了すると言いながら、地上部隊をインド洋に終結していたり、何が何だか分からないことばかり言っている。そうした発言で原油価格を下げようとしても、原油価格は常に戦況の実態を見ながら動いているわけで、操作するのは簡単ではない。

また、何度も書くけれど、トランプ大統領自身、宗教戦争にしてしまったことが最大の誤り。作戦の当初にイランの交渉相手たるイスラム最高指導者爆殺を行ってしまい、また数十名の要職にある人物を次々に爆殺して、実際にはイランを代表する権限を持つ指導者がいなくなってしまった。

イランの政治体制を壊し、新たな体制としたうえで、大統領や外務大臣、国会議長を交渉相手とすることは、イスラム体制のイランにとってはあまり意味を持たない。なので、交渉しようが協議しようが、イラン側の攻撃は止まらないわけで、一向にペルシャ湾岸の状況は好転しないし、ホルムズ海峡の封鎖も解けない。

そのことに業を煮やしたトランプ大統領が、強硬な会見を行わざるを得ない事態に追い込まれたということは、明らかに米軍が窮地に陥っていることの裏返しでもある。打ち尽くした迎撃ミサイルの補充もままならず、地上軍派兵となれば兵站の問題も出てくるし、長時間勤務を強いられている空母乗員の士気も落ちている。

対するイランは、ほとんどの武器を破壊されたと言っても、ミサイルやドローンはまだ残っていて、さらに長距離弾道ミサイルもデモンストレーションしたまま、温存しているとみられていて、いざとなると、射程4000キロ範囲に対し攻撃能力がある。また迎撃不可能と言われる極超音速ミサイル・ファタフ、ファタフ2などもあるとされ、迎撃ミサイルの枯渇し始めた米軍は、まともにやりあうことができない状況にあるのだ。

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さらにトランプ大統領の難敵は国内世論で、支持率が就任以来最低(30%台)に陥ってる状況のうえに反戦集会が数百か所を行われる状況に危機感を覚えているのだろう。

そうなると、トランプ大統領としては、どのような手段を使っても、イラン戦争を明確な勝利で終わる必要があり、ホルムズ海峡封鎖のまま撤収という選択肢はあり得ないのではないかと思うし、そのことを政権内部から指摘されての演説だったと思う。

というわけでいよいよここからのイラン戦争は泥沼に突入していく可能性が高まったのではないかな?

後場の取引とポジション

1699 原油先物 ¥603.8(△¥31.2)
買)¥601.9×30000(含み益¥57,000
買)¥601.5×20000(含み益¥46,000
買)¥596.9×10000(含み益¥69,000
買)¥595.5×10000(含み益¥83,000
買)¥595.0×10000(含み益¥88,000
買)¥594.9×5000(含み益¥44,500
買)¥594.1×5000(含み益¥48,500
買)¥593.8×20000(含み益¥200,000

買)¥584.0×5000(含み益¥99,000
買)¥583.0×2000(含み益¥41,600
買)¥582.0×3000(含み益¥65,400
買)¥581.6×2000(含み益¥44,400
買)¥573.9×4000(含み益¥119,600
買)¥573.5×3000(含み益¥90,900
買)¥573.0×5000(含み益¥154,000
買)¥572.5×5000(含み益¥156,500
買)¥572.0×3000(含み益¥95,400

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もうどうにもならなくなってきた原油価格。このまま上昇すれば、世界経済はとんでもないことに突入することになりかねない。イランは「原油を$200にしてやる!」と言っていたが、このまま米国がいよいよ地上軍を送り込むという事態になれば、それこそ投機筋は大暴れするだろうし。

そもそも革命防衛隊も、米軍がカーグ島を占領するとなったら、手段を選ばない攻撃に出るだろう。その際には湾岸周辺国への重要施設の攻撃やら、ホルムズ海峡に機雷投下といった蛮行に出る可能性が大。またもしかしたら弾道ミサイルで米空母を攻撃するということもあり得ないわけじゃない。

そんな状況にもしもなったら原油がぶっ飛ぶしかない。ここは大勝負を賭ける場面と思った次第。さぁ、とんでもないことになるぞ!


7203 トヨタ ¥3,262(▲¥49)
空売)¥3,346×4000(含み益¥336,000
空売)¥3,338×4000(含み益¥304,000
空売)¥3,334×4000(含み益¥288,000
空売)¥3,332×12000(含み益¥840,000

この地合いでプラス圏を維持していたトヨタ。トヨタはハイブリッド主力で原油価格高騰は有利に働くことは確実だけど、それでも価格が高すぎて、景気が悪化してくればやはりダメかな、ということで、う売ってみることにした。

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5713 住友金属鉱山 ¥9,214(▲¥379)
空売)¥9,214×4000(変わらず)

5016 JX金属 ¥3,528(▲¥169)
空売)¥3,528×4000(変わらず)
空売)¥3,500×4000(含み損¥112,000
空売)¥3,492×4000(含み損¥144,000
空売)¥3,485×4000(含み損¥172,000
空売)¥3,476×4000(含み損¥208,000

さすがの地合いに急転して、金銀銅は揃って売られることになった。本来はETFで売り建てが良かったけれど、板が薄くて思うように売れないので結局は、住友金属鉱山とJX金属に手を出すことに・・・。

ちなみに金は・・・銀も銅も同様だけど、軒並み戻りを狙う買いが殺到したという感じ。確かにこの一週間は良く戻っていたし。そうなるとまたぞろ金は$6000/トロイオンスとかすぐに話が出てくる。でもそもそも金銀銅すべては買いばかり。そういう性質なのだからどうしようもないんだろうけど、ETFはそうないかない。

株価が下がる、ポジションが軟化する、そして流動性確保(穴埋め)のために、売ってしまうという回転にならざるを得ないし、特に金は原油と反比例するからね。

とにかく買われすぎなんだと思うし・・・。


本日の収支(前場・後場合算):+¥36,310,000


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雑感彼是

トランプ演説から相場が荒れだして、とにかく原油ばかりを気にして、買い上がっていたんだけど、本来は売り勝負をもっと広く仕掛けるべきだったと後悔しきり。いろいろ迷っているうちに今度はゴールドが売られ始めちゃって、そうなると住友山やJXに目が行っちゃう。

ある意味完全に失敗してるんだよ。

かろうじてトヨタは後場寄りから決めてたから売れたけれど、こういう時は個別で売られるんじゃなくて全体地合いで売られるので、銘柄なんか選んでないでいつもの値嵩を中心に行けばいいんだけど。

それとメガ三行も前場に利食いしたばかりだったし、時間的にもちょっと無理かな?ということで諦めた。まだ金融は大丈夫だろうとと思ってるので。

さて、これでホルムズに機雷でも撒かれたら・・・日本経済は詰んでしまうよ。やばい状況にならないように祈るだけ。