リーマンショック前に似てる？：9月2日（月）後場

日経平均株価￥20,620（▲￥84）

後場の相場概況

そうこうしている間にも、人民元は7.171とジワジワ安くなり一連の制裁も7.2～7.5でチャラと言われ始めてる。そうなると、このままではトランプ大統領に収まりが付かなくなってくる。しかし、9.11一帯一路までは米国としても動けないんじゃないか？と勝手に想像してるわけだが・・・。

9月のFOMCは17日、18日で、0.250％の利下げは100％織り込んでるはずで、それ以上の動きは恐らく出ないのではないか。そうなってくると、ますますトランプ大統領としては厳しい状況に置かれるわけで、短期決戦に打って出る可能性が高くなる。

もうひとつ、英国議会でのブレグジットの攻防は天王山が3日とされ、合意離脱派は議会が休会にはいる中旬までに、なんとか目途を付けておきたいともがくだろう。けれど今回はメイ首相という味方ではなくボリス・ジョンソンなのだから、合意なき離脱の可能性が一段と強まるだろうし。

そういうことを考えると、後場にポジションをどうする？みたいな気分にはなれなかったのだろうね。

後場の取引とポジション

9984 ソフトバンクG　￥4,754（▲￥70）
空売）￥4,837×10000（含み益￥830,000）
空売）￥4,840×10000（含み益￥860,000）
空売）￥4,764×3000（含み益￥30,000）
空売）￥4,767×2000（含み益￥26,000）
空売）￥4,768×5000（含み益￥70,000）

6954 ファナック　￥18,370（▲￥85）
空売）￥18,500×1000（含み益￥130,000）
空売）￥18,520×1000（含み益￥150,000）
空売）￥18,530×1000（含み益￥160,000）
空売）￥18,550×1000（含み益￥180,000）

6758 ソニー　￥6,036（▲￥6）
空売）￥6,042×5000（含み益￥30,000）
空売）￥6,040×5000（含み益￥20,000）
空売）￥6,060×2000（含み益￥48,000）
空売）￥6,063×2000（含み益￥54,000）
空売）￥6,065×2000（含み益￥58,000）
空売）￥6,067×2000（含み益￥62,000）
空売）￥6,070×4000（含み益￥136,000）

8306 三菱UFJ　￥511.8（△￥1.4）
空売）￥512.7×48000（含み益￥43,200）
空売）￥512.6×12000（含み益￥8,400）
空売）￥512.5×10000（含み益￥7,000）
空売）￥512.4×30000（含み益￥18,000）

7203 トヨタ　￥6,952（▲￥8）
空売）￥6,973×2000（含み益￥42,000）
空売）￥6,971×3000（含み益￥57,000）
空売）￥6,970×5000（含み益￥90,000）
空売）￥6,967×3000（含み益￥45,000）

前場にも書いたけど、後場もますます相場を見てて、何かが起きる予感がむしろ強まった気がして・・・。そうなると、そろそろ腹を括ってポジションを建てておかないとヤバイという、もちろん明確な根拠があるわけじゃないけれど、こういう状況で建て玉の理由が必要か？なんて自問自答したりね。

なので、需給的にもノーマルでなおかつ業績好調（？）な一部主力銘柄をピックして売り建てたと言う感じになった。

本来売りで狙うなら、こういう銘柄は避けるところだろうけど、とにかく今の日本市場は個別銘柄の信用取り組みがとんでもないことになってるわけで、正直どうすればいいのか分からない。分からないけれど、なんというか、売り建てに関しては何故か怖さがないのよ。

とにかく米中貿易戦争に始まって香港・台湾・韓国となぜか今年になって急展開を始めてる。香港は民主化、台湾は米国の武器供与、そして韓国は日本の輸出規制。これらがどう決着するかで米中戦争は決まってくる。

香港で一人でも死者が出たりすれば、そしてそれが外国籍だったりすると中国は完全に人権で追い込まれ、ウイグルにも波及するだろう。台湾はすでに一色触発の状況で、香港が拗れると、一気に人民解放軍がなだれ込むこともあり得る。そして韓国は、もうボロボロで保守派が巻き返せなければ経済破綻もある。

何があってもおかしくないからね。

本日の収支：（前場・後場合算）+￥710,000

後場の独り言

いま、師匠という小説を移転して連載し始めてるけど、これはライブドアショックーリーマンショック辺りの、実体験をもとに書いたもの。なので、あの頃の記憶は誰よりも鮮明だという自信がある。実際株で相当ヤラレもしたしね。

この青で囲った辺りが「師匠　斜陽編」の前半ぼ背景なんだけど・・・この時と今年の株価の推移が非常に良く似てるんだよね。

トレード日記では都度、そういうことを書いてきてるけど、いよいよ9月になって非常に怖くなってる。あの時はトランプ相場のような感じじゃなかったけれど、それでもこれだけ似てくるというのが、不思議というか怖さの原因だと思ったりしてる。

それが「買いはない」と言ってる原因でもあるけれど、投資家の迷いが鮮明にでてるから余計なんです。これだけリスクオフしてて世界中が国債に流れてる状況で、株価だけが踊ってるって感じ。

そろそろ踊り疲れちゃうよ、きっと。