米中交渉関連ニュースで翻弄された日本市場:10月10日(木)前場
- 2019.10.10
- トレード日記
日経平均株価¥21,555(△¥99)
米中関連のニュースに寄り前から翻弄された前場。おまけに三連休前・・・。恐ろしい。
前場の相場概況
順調に上昇して引けた米国ダウだったが、引け後いきなり飛び出した、
「2日間の論議で主要な問題点で進展がなかった」と米中協議に関し、香港サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた。
というニュースでCFDが仕掛けられた。米中交渉の進展を期待して上げてきた相場だけに、こういったニュースは格好の叩き材料にされる。しかもその後、閣僚級会議は2日間で終わり、というニュースや、今日(10日)だけというニュース、そして劉鶴副首相だけは11日まで、というのも含めて、とにかく乱高下。
もうデタラメもいいところだよ。
この件に関してはトランプ大統領も一枚噛んでて、「合意なら大きな成果」と言ったり「一部の合意は望まない」と言ってみたり、もう訳が分からない混沌とした状況になってる。けれども米国は粛々と人権問題で中国に圧力かけてるし、そんなにいい方向には向かないと思うけどね。
株式市場のこのセンチメントで動き過ぎる状況を、何とかしてほしいよ。はっきり言ってほとんどのニュースはデタラメばかりで、嫌になる。
前場の取引とポジション
6758 ソニー ¥6,131(▲¥43)
空売)¥6,143×10000
買戻)¥6,100×10000(+¥430,000)
前場はもう、デイトレしかするつもりはなかった。ラッキーなことに買い持ち玉で勝てたんで、そうなると売りでデイトレするしかないと思ったしね。
なので、獲れたら即買い戻して前場は手仕舞いしておいて・・・後場じっくりと様子を見ながら、状況を見ながらポジションを建てるしかない。
デイトレなんで、獲れたら御の字。
9984 ソフトバンクG ¥4,213(△¥55)
空売)¥4,125×10000
買戻)¥4,158×1400(-¥46,200)
買戻)¥4,157×2200(-¥70,400)
買戻)¥4,156×1400(-¥43,400)
買戻)¥4,151×1000(-¥26,000)
買戻)¥4,150×4000(-¥100,000)
ソニーと同じようなノリで寄り付きから売ったが、逆襲されて担がれた。これはヤバイ、と言う感じで、取りあえず我慢して売り物を待っての買い戻し。
デイトレの積りだから、取引に躊躇いがなかった。しかし、この相場、本当に手に負えないと言うのもあるし、日本市場の強さというのもある。
6954 ファナック ¥19,210(▲¥60)
空売)¥19,200×2000
買戻)¥18,880×1000(+¥320,000)
買戻)¥18,850×1000(+¥350,000)
ファナックもデイトレなら売りでそこそこ獲れる計算が立つ。幅が出れば買い戻して手仕舞い。
7203 トヨタ ¥7,103(▲¥22)
買)¥7,122×6000
買)¥7,105×4000
買)¥7,100×3000
売)¥7,105×13000(-¥87,000)
そんな寄り前の米国ダウCFDの急落なんてのは、ほとんど反則というか嫌がらせみたいなものだろ?けどそれが何であれ、かなりやられるのを覚悟した。実際寄り前の気配は100万位のロスカットの雰囲気。ところが寄り直前で買い注文がドサドサはいってきて、いいところまで戻してくれた。これはラッキーだった。
8035 東京エレクトロン ¥21,420(△¥195)
買)¥21,115×1500
買)¥21,130×500
買)¥21,110×1000
売)¥21,220×3000(+¥312,500)
エレクもトヨタとまったく同じ展開。違ったのはプラスに浮上したこと。考えてみれば、昨日の買い判断が正しかったと言うことかも。つまりは、買いに自信がないから、需給(売り長)で買うということ。怪我が少ないだろうと思っていたわけだが、実際その通りになってくれた。
6857 アドバンテスト ¥5,060(△¥120)
買)¥4,900×8000
買)¥4,920×4000
買)¥4,925×2000
買)¥4,915×2000
売)¥4,985×1600(+¥1,200,000)
エレク以上にまたまたお世話になってしまったアドバン。ここは気配からしてプラスで、やはりこのところの売り方の買い戻しを反映してるな、と言う感じがした。
タイミング的に今日これだけ押した中で買い戻しておかないと、本当に大変なことになる(もうなってる?)からね。なので、強気で買い持ちのままでもよかった気がするけど。
ただし、それもこれも、大口の買い方次第。彼らが利食いに走ったら、ガッツリやられるんで・・・いつまでも頼れない。
前場の収支:+¥1,440,000
前場の独り言
一応手仕舞いして様子を見ていたら、何やらまたしても日経平均もダウCFDも跳ね上がり始めた。理由は、
トランプ米政権が一部米企業に華為技術(ファーウェイ)への供給を許可、との報道、米国が中国と通貨合意を検討との報道を受けて、ドル円は107.77円まで上昇、昨日高値107.63円を上抜けた。ドル・人民元(オフショア)は、7.0993元まで元高に推移。
ってことらしい。
もう相場がグチャグチャ!買い散らかして、売り散らかして、どうなる?みたいな大荒れの展開になってる。
こういう展開になってくると、もはやザラバでも付いて行けないよ。小さなロットでデイトレを刻んで、みたいなことをやってもたいした効果もないだろうし、そもそもデイトレで刻み過ぎるとマイナスすることのほうが遥かに多いし。
でもね、それにしても、米中関連のニュースでここまで相場が荒れるとは・・・。だったら、仮に米中合意なんてなったら、一体どれだけ跳ね上がるんだ?ってことだし、逆なら・・・。
今日が10日で明日が11日・・・。少なくとも11日には何らかの正式な発表があるだろうし・・・なんか後場も、明日も玉を建てるのは相当に恐い。挙句に今週は3連休・・・。まったくヤバすぎる!
でも、後場、俺は勝負を賭けるつもり・・・。
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