売り物がでなかった月内最終日:11月26日(火)後場

売り物がでなかった月内最終日:11月26日(火)後場

日経平均株価¥23,373(△¥80)

どこまで行っても米中合意期待に支配されてる相場。けれども香港問題が引っかかるかもしれない・・・。

後場の相場概況

前場のフェイクニュースは、売りたい仕掛けのような作為を感じるのよ。極めて意図的な情報操作だったから、AIとか反応するような語彙を使ってやってるからね。どうも、この時期にそういうことをする、と言うのが本当に気持ち悪いのよ。

そういうときに、今度は「米中関税撤回に関して隔たり」みたいな記事もバンバン出てくるから、本当にどういうポジションを取っていいのか分からなくなってくる。後場は、相場は売りが優勢というか、ポジションを外してると言うか・・・。それでいて大引けには、ドカンと買い戻し(月内最終)が出た銘柄も多かった。

しかし、ちょっと嫌らしいのは為替の動きで、ここにきてジワジワと円高方向へ振れてきた。凄くステディな値動きをしているから、これは何か理由があってのことだろうと思ったり。

そして、いよいよ12月相場と言うことになるわけだが、国内勢は相変わらず売ってくるだろうし、それをキャッチするのはいつものように個人投資家、という縮図。そうなれば、海外勢も流石に買いは止まらざるを得ない気がする。なので、米中合意期待と言うのは徐々に剥落してくるように感じるし、こうなてくると、やはり米中合意は「材料出尽くし」になるんじゃないか?という予感がしてきた。

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ここで、売りポジションを持ち越すかどうか、非常に悩んだ末に、全力とは言わないまでも、勝負してみることにした。

後場の取引とポジション

9984 ソフトバンクG ¥4,211(▲¥37)
空売)¥4,285×12000
空売)¥4,280×12000
買戻)¥4,203×5000(+¥410,000
買戻)¥4,201×4000(+¥336,000
買戻)¥4,200×15000(+¥1,215,000
空売)¥4,214×6000(含み益¥18,000
空売)¥4,212×5000(含み益¥5,000
空売)¥4,211×5000(変わらず)

WEWORK、OYO、Tiktak、そしてウーバーととにかく悪材料のオンパレードのようになってきたSBG。アリババが香港上場を果たしたらしいけど、SBGの体制には影響なしだ。

それよりも、日を追うごとに厳しさが周知されて、問題点を指摘するアナリストやジャーナリストが沸いてきてる状況は、ある意味流石ソフトバンクGと言うことなのかもしれないね。

しかし、はっきり言って現状を変えるようなジョーカーは、孫会長も流石に持ってないだろう。なので、何かあれば底割れする可能性も十分にある。とにかく信用買い残が多すぎるからね。

というわけで、SBGは買い勝負できないから、売り目線で。

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6758 ソニー ¥6,896(△¥183)
空売)¥6,860×5000
空売)¥6,855×5000
空売)¥6,850×10000
空売)¥6,849×2000
空売)¥6,847×2000
空売)¥6,845×4000
買戻)¥6,859×8000(-¥100,000
買戻)¥6,862×2000(-¥24,000
買戻)¥6,863×7500(-¥97,500
買戻)¥6,864×5500(-¥52,000
買戻)¥6,865×2000(-¥10,000
買戻)¥6,867×3000(-¥21,000
空売)¥6,882×2000(含み損¥28,000
空売)¥6,883×2000(含み損¥26,000
空売)¥6,884×2000(含み損¥24,000
空売)¥6,886×2000(含み損¥20,000
空売)¥6,890×2000(含み損¥12,000
空売)¥6,894×4000(含み損¥8,000
空売)¥6,896×5000(変わらず)

いやはや、ソニーの今日の上昇は一体何だったんだ?という感じがした。これ、もしかしたらショートカバーだった?そうでなければ、にわかにこの上昇は説明が付かないんじゃないかねぇ。

いずれにしても、ちょっと上げ過ぎた感じがしたので、踏み上げられたにも関わらず性懲りもなく売り建てた。まぁ、やられる時はこんな時なんだろうと思うけど、明日は個人が買いついて、国内機関が売る、みたいな展開を想像してるけど。


8306 三菱UFJ ¥576.0(▲¥1.2)
空売)¥578.2×20000(含み益¥44,000
空売)¥578.1×20000(含み益¥42,000
空売)¥578.0×30000(含み益¥60,000
空売)¥577.9×20000(含み益¥38,000
空売)¥577.8×50000(含み益¥90,000

メガバンクは、やはり米国債10年物金利が低下して、戻る気配もなかったので買われなかった。この辺を見てても、何か市場にお警戒感が出始めたかな?と思ったのよ。一方、三井住友は結構頑張ってたんで、どちらを基準にするのかな?と見ながら恐る恐る売った。

ここで、金融関連の買いが緩むというのも、あまりいいものじゃない。日銀を意識すればまず国内勢は買わないだろうし、海外勢が配当目当てに買う、というくらい。なので、(買いは)過剰な期待はしてもダメだと思ってる。

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6954 ファナック ¥21,005(△¥235)
空売)¥21,150×1500(含み益¥67,500
空売)¥21,155×500(含み益¥25,000
空売)¥21,160×500(含み益¥27,500

さて、問答無用で日経平均吊り上げ銘柄として活躍してきたファナックだが、相場が緩みさえすれば、とりあえず売られる銘柄。前場のうちに、値嵩株が強いとがっかりするよ。

なので、そろそろ緩むと見たからね。


本日の収支:(前場・後場合算)+¥6,460,000


後場の独り言

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基本的に、今の株式相場を俺は信じていない。なので買いポジションを建てると非常に緊張するし、だったら踏まれた方がまだいいね。確かに買いは大きく獲れたろう。自分だって今日は買いポジで大きめの利食いができたわけだが、すでに日本市場はPER14を超えてきてるわけで、いつ、何時に、売りが出てもおかしくない状況にある。

加えて、米中合意となったときのことを考えてみると、一体日本企業にどれだけのメリットがあるのか?と考えさせられる。確かに、いままで相場を支配していた米中貿易戦争が和らぐのは確かだが、それ以外の要素で改善するものは、何もない。

たとえ、合意で(相場が)吹き上がっても、結構冷静なんじゃないか?と思ったり。

昨夜は確かに米国市場がカリカリの強さで、$190上昇し、史上最高値に面合わせした。なので今夜ぶち抜くような上昇になるというのが、大方の予想かもしれないが、流石にそれほどイージーじゃない気がする。

相場が上昇している時は、投資家は本当に気持ちがいいだろう。そしてここまでカリカリに強ければ多少押してもすぐに戻る、と考える余裕もある。

この相場、そこが盲点のような気がするね。

何気に米国市場は、米国債10年物金利が下落してるし・・・どうも株価だけが独り歩きしているような、そんな気がしてならない。

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