下がっても方向感がでない日本市場:12月4日(水)前場
- 2019.12.04
- トレード日記
日経平均株価¥23,087(▲¥292)
下げ止まるのか、これから調整局面なのか、判断しなければならない日。
前場の相場概況
米中合意は当面不可能ということで、上値追いの理由を失った感じの株式市場は、後は業績相場に以降せざるを得ないということかな?業績相場ということはつまりは、日経平均PER14.0をここで容認できるかどうか、だがそれはどうなんだろう?という思いがある。
通期の業績が上方修正絡みというのなら分かるけど、実際はなかなか難しいだろうし。となると、日経平均は調整するんじゃないか?と言う気がする。
面白いことに、日経平均とダウは完全に連動し始めた。予想では米国が残って日経平均が調整入りで両指数は乖離してゆく、みたいなイメージだったが、ところがどっこい、正反対になってるのが何とも・・・。
でも今日あたり、日経平均がこれくらいの下げ幅で収まってるのは、空売り比率がまったく高まっていないから。少なくとも昨日までは売り叩かれてはいなかった。ただ今日はどうなんだろうね。個人的には後場、ジリジリと上昇するような気がする。なので新規の(売り)ポジションを建てても勝てないと思う。
けど買っても多分勝てないだろうと思ってるので、物色が変わらないとダメかもしれない。
・・・・と、今度はこれか!?
前場の取引とポジション
6758 ソニー ¥7,042(▲¥60)
空売)¥7,090×3000
空売)¥7,080×3000
空売)¥7,070×5000
空売)¥7,067×3000
空売)¥7,065×5000
買戻)¥7,015×3000(+¥225,000)
買戻)¥7,014×3000(+¥198,000)
買戻)¥7,010×5000(+¥300,000)
買戻)¥7,001×3000(+¥198,000)
買戻)¥7,000×5000(+¥325,000)
流石に大陽線の後だけに利食いしたい投資家が多かった。それでも僅かに¥100ちょっとしか押さないわけだから、この先上を見てるということだと思う。
寄り付きの気配はいかにも中途半端。ジリジリ気配を切り上げて寄ったけど、売りが来るのがわかっててあそこまで気配を吊り上げることはないのにな、と言う感じで見てた。
もちろん前日があの値動きでなかったら、寄り付きで買い戻したと思うが、押し目をじっくりと待った。
9984 ソフトバンクG ¥4,185(変わらず)
空売)¥4,173×5000
空売)¥4,172×5000
空売)¥4,171×5000
空売)¥4,170×3000
空売)¥4,169×2000
買戻)¥4,135×20000(+¥728,000)
GDはソニーと同レベル。けれども底値買いを始めていて、この押し目では下値は大したことない、と思って朝寄りで利食い。
結果的にこれが大正解で、前場は変わらずまで戻してきた。こういう相場になると、本当に底値で買い集めてるんだ、ということが分かる。こういうのを忘れないようにしないと後で痛い目に会うだろうからね。
7203 トヨタ ¥7,733(△¥15)
空売)¥7,728×3000
空売)¥7,720×2000
空売)¥7,711×5000
空売)¥7,709×3000
空売)¥7,719×13000(-¥41,000)
正直GUスタートって・・・。ちょっとしたことかもしれないが、こういうことって通常ではあり得ないはず。にもかかわらず、ということは戻りを狙ってるんだろう。
押し目を買っておくという手もあったが、気持ちが中途半端でダメだった。
8306 三菱UFJ ¥575.9(▲¥5.1)
空売)¥580.1×20000
空売)¥580.0×50000
空売)¥579.9×20000
空売)¥579.8×20000
空売)¥579.7×20000
買戻)¥577.0×130000(+¥380,000)
流石に金融株は強い。が、野村には本格的に利食いが入ってる。それを見ながらなんで、どうもバランスが掴めない。メガバンクは対して買われてるわけではないのに、という部分と業績もたいしたことないのに、という部分が交錯してしまう。
やはり配当狙い何だろうけど。このところのメガバンクは強い。
前場の収支:¥1,490,000
前場の独り言
これだけ日経平均が下げてるのにも関わらず、ほとんど獲れなかったに等しい。この相場、本格的に調整局面にならないとダメだな、と思う。
しかし、この相場、多分買われ過ぎていることに気づくのが遅れるんだと思う。米中合意が延期ならば、市場はなにか別の買い要因を探し回るだろうね。そして、それは雇用統計でもいいし、小売り関係の指標でもいい。
だが本質的には、海外勢が買うか、売るかで決まる。このまま円高になれば、それこそ何もしなくても差益が出てくる。ということは、これくらいの材料では、売る理由にもならんということかも。
いろいろ考えてみたけど、この3カ月余りの相場は、ほとんどネガティブ材料を無視してここまで来た。けれども日本株は少なくとも業績は悪化して、EPSが下がりPER14となった。
冷静に考えてみれば、この相場はもう買えないのは明らかのはずなんだが、そう割り切れないのが金融相場だから。海外勢が12月の決算で売り崩すとも思えないし・・・。
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