米国の対中関税引き上げ中止期待高まる:12月10日(火)前場

米国の対中関税引き上げ中止期待高まる:12月10日(火)前場

日経平均株価¥23,428(▲¥2)

米中合意よりもむしろ関税引き上げ中止のほうがインパクトあり。

前場の相場概況

米国ダウの利食いを受けてGDスタートした日本市場も、とにかく海外勢が売らないことでジワジワと回復、遂にはプラ転寸前まで復活してきた。この日経平均株価の¥23,400キープというのは、日足で見ると相当に強く、これはもう完全に、米国の対中関税引き上げ中止を織り込む動きになってる。

それにしても日経平均がこの1ヵ月、この位置で揉み合いをしたのは非常に大きかったと思うし、しかもソーサートップのような垂れ方もしていないし、11月21日の深押し以来、上値を抑えられてはいるものの、下値を切り上げると言う、極めて良好な需給になってきた。

そして驚かされるのは、海外勢の買い越しが止まらないこと、そして空売り比率が直近では40を割ってきてること。

この両方を考えれば、日経平均¥24,000を視野に入れることは、間違いでもなければ決して無謀でもないのかもしれない。

未だに、国内勢も、そして個人投資家も日々売り越しが続いているわけだが、12月の株高なんで、国内機関の売りが切れたらすぐに始まりそう。もちろん、相場を牽引するのはソニーと野村。

GPIF売りなぁ・・・もういいだろう!

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前場の取引とポジション

8306 三菱UFJ ¥586.2(▲¥1.3)
買)¥¥587.0×50000
買)¥586.9×20000
買)¥586.8×10000
買)¥586.7×70000
買)¥586.5×20000
売)¥588.0×120000(+¥155,000
売)¥588.4×20000(+¥28,000
売)¥589.0×30000(+¥60,000
買)¥586.0×20000(含み益¥4,000
買)¥585.8×20000(含み益¥8,000
買)¥585.7×20000(含み益¥10,000
買)¥585.6×20000(含み益¥12,000
買)¥585.5×10000(含み益¥7,000
買)¥585.4×10000(含み益¥8,000
買)¥585.3×30000(含み益¥27,000

きっとこの局面でメガバンクを強気でキープするか、諦めるかが、日本市場のキーポイントになりそうな予感がする。その意味では、UFJ、三井住友はもちろんだが、野村も勝負しなきゃいけないのかも。とりあえず、関税引き上げが中止させるようなら、日経平均¥24,000を目指すような局面に成ることも十分に想定できるからね。とにかく海外勢が売ってないというのが気になる。


9604 野村 ¥563.1(△¥1.6)
買)¥561.7×10000(含み益¥14,000
買)¥561.6×10000(含み益¥15,000
買)¥561.5×20000(含み益¥32,000
買)¥561.1×15000(含み益¥30,000
買)¥561.0×45000(含み益¥94,500

とにかくこの相場は、金融セクタでは野村がすべて。輸出はもちろんソニーがすべて。そして地合いは関税引き上げ中止がすべてだね。

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8358 スルガ銀行 ¥544(△¥3)
買)¥542×50000(含み益¥100,000

まだ、戻りはこれからが本番のような気がする。とにかく、不良債権をノンリコース化して処理するというのは英断だよ。こういうことをするとすぐにモラルハザードなんていう馬鹿野郎が出てくるけど、民間の貸借契約は基本は相対契約なんで、双方が合意すればなんでもあり。そんなものは基本中の基本。俺は化けてもらいたいけど。


7203 トヨタ ¥7,675(▲¥55)
買)¥7,722×5000
買)¥7,721×3000
買)¥7,020×4000
買)¥7,681×2000
買)¥7,680×2000
売)¥7,007×3000(-¥45,000
売)¥7,005×2000(-¥34,000
売)¥7,700×2000(+¥38,000
売)¥7,703×2000(+¥46,000
売)¥7,696×4000(-¥96,000
売)¥7,695×3000(-¥78,000
買)¥7,671×2000(含み益¥8,000
買)¥7,672×2000(含み益¥6,000
買)¥7,673×5000(含み益¥10,000
買)¥7,674×2000(含み益¥2,000
買)¥7,666×2000(含み益¥18,000
買)¥7,665×2000(含み益¥20,000

まったく、主力銘柄に対する利食い売りが止まらんね。朝寄りからの売り物をキャッチして勝負したけど、返り打ちにあった気分。それにしてもこのところのトヨタの板は、落ち着かないというか・・・。75日線あたりまでひたすら売ってきたりしてね。高値圏での三角持ち合いになってて、何やら下抜けそうな雰囲気もある。

だが日経平均の日足は上放れ準備万端なんて感じだからね。貯め込んでみようか・・・。

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7270 SUBARU ¥2,825.0(△¥2.5)
買)¥2,820.0×5000(含み益¥25,000
買)¥2,818.0×5000(含み益¥35,000
買)¥2,817.0×3000(含み益¥24,000
買)¥2,813.0×4000(含み益¥48,000
買)¥2,810.0×8000(含み益¥120,000

SUBARUは、そろそろ底打ち反転しないとどうにもならん。これ以上売ってどうする、みたいな水準まで売り込まれたわけで、魔物の登場を期待したいね。


9020 JR東日本 ¥9,889(▲¥67)
買)¥9,911×1000
買)¥9,920×500
買)¥9,930×1000
売)¥9,922×2500(+¥4,000

相場の状況からして、内需に資金が入り辛いとみて朝寄りでチキン売りしてしまったよ。やはり、どうしてもこういう銘柄は性に合わないというか、動きがないと板読みも苦労するし。順然たる個人の需給だと思うんで、実際よく分からない。俺にとっては手に負えない銘柄なのかもしれない。バカらしい取引をしてしまった。

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5019 出光 ¥3,000(▲¥35)
買)¥3,010×7000
売)¥3,005×7000(-¥35,000

上げ分を全部溶かされて嫌気がさしたので、朝寄りで衝動売り。この地合い、慣れない銘柄でいくらあがいても勝ち目ないかもしれない。


6033 エクストリーム ¥2,070(△¥2)
買平均)¥2,072×4200(含み損¥8,400) 

業績が好調フェーズに突入してるこの会社。e-sportsブームが来年は必ず来るし、そうなると息の長い繁忙期に突入する可能性もあるんで、ここは長い目で見ると面白いのかもしれん。しばらく持ってかな。


9468 カドカワ ¥1,890(△¥42)
買)¥1,864×2000(含み益¥52,000

ご存じ角川書店とニコ動のドワンゴが合併した会社。角川側のビジネスは余り期待できないのだと思うけど、やはりドワンゴ側が何をやってくれるか、という期待感が大きいのかも。ニコ動は衰退気味だがここにきてe-sports関連への期待感が浮上してる。

ゲームで得点を争うなんていうのはアリ何だろうけど、それをアジアカップや五輪種目にするなんていうのはまったくいただけない。けれども、アジア新興国では、メチャメチャ費用と設備のかかるスポーツはそうそう育成もできないだろうし、そういう地域では特に熱くなるのも分かる気がして、そこには大きな市場も期待できるからね。

日本ではゲームというと引き籠りとか絶対的にネガティブな雰囲気しかない。けれど、世界ではもっと明るく捉えてる。PER12の出遅れであるからこそ、こんなチャートに成るんだろうね。

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前場の収支:-¥150,000


前場の独り言

今日あたりの前場の雰囲気だと、メチャメチャ売りたくなってしまう。で、いつもならせっせと売りポジションを建てたと思うけど、とにかく部門別売買動向と空売り比率を見れば、この局面で売れば死ぬことは明らか。

部門別売買動向は一週間前のものしか分からない。けれども空売り比率は翌日には公表されるから、組み合わせると、海外勢がどう動いているのかが分かる。

ここはね、みんな、国内勢も海外勢も息を殺して関税引き上げ中止の発表を期待してるのよ。機械的に利食いしてるGPIF以外はね。

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