円高がヒタヒタと進行中:1月23日(木)後場
- 2020.01.23
- トレード日記
日経平均株価 ¥23.795(▲¥235)
円高が進んでる中で日本株を買うというのはいかがなものか?と思うけれど・・・。
後場の相場概況
後場になって一段の円高になってくれて、これで売り勝負に確信が持てた。本来前場の円高傾向からポジションを建てるべきで、この相場、為替次第と言っていた通りの展開になると、それくらい想像できなくてはダメだね。まだまだ自分が未熟過ぎると反省した。
まず、今日勝負処と言った日経平均だけど、その根拠は円高進行ともう一つは、もちろん25日線を割ってきた日足チャートにある。ザラバではどう転ぶか分からないので微妙に上げたら25日線キープの目もあった。
今日あたり、別に25線上だからといって特別に弱いわけではないけれど、何せザラバでの米国債10年物金利が気持ちよいほど下げてくれて、それ以上にWTI原油価格も$55台まで下落してくれた。これで今夜の米国ダウも上の目はないだろうと思ったことが心理的に大きかった。
恐らく今日は海外勢は45%くらいの空売り比率だったと思う。と言うことは、海外勢も結構売りポジションを抱えたと言うことになるし、大引けでの買い戻しもほとんどなかったところから、持ち越したはず。
これで、ヤラレたら、仕方ないと諦めるしかない。
後場の取引とポジション
6758 ソニー ¥7,950(▲¥9)
空売)¥7,957×2000(含み益¥14,000)
空売)¥7,956×1000(含み益¥6,000)
空売)¥7,953×1000(含み益¥3,000)
空売)¥7,952×3000(含み益¥6,000)
空売)¥7,951×1000(含み益¥1,000)
空売)¥7,950×1000(変わらず)
高値持ち合いのソニーは、日足では非常に強いポジションをキープして引けた。こうなると、少しくらいのGDでは小掬いすら危なくなってくる。けれども、半導体関連が結構売られたので、明日あたり、余波が及ぶ可能性もあると色気を出してしまった。
こういうときが一番やられるんだよなぁ・・・。かなりポジションを後悔してる。
6501 日立 ¥4,484(▲¥51)
空売)¥4,514×4000(含み益¥120,000)
空売)¥4,509×7000(含み益¥175,000)
空売)¥4,508×3000(含み益¥72,000)
急騰後の日立の値動きは全く冴えない。しかも昨日25日線を下回ってしまって戻りを期待したものの、まったく戻れず。ならば売りということで、後場寄りから入った。結果として陰線をつくって5日線と25日線がDCした。これはなにはともあれ売らないわけにはいかないチャート。
6752 パナソニック ¥1,116.0(▲¥3.5)
空売)¥1,118.5×4000(含み益¥10,000)
空売)¥1,118.0×9000(含み益¥18,000)
空売)¥1,117.5×5000(含み益¥7,500)
空売)¥1,117.0×5000(含み益¥5,000)
昨日結構な戻りを演じたパナだが、基本的には「綾戻し」だと思ってる。なので、またまた売りポジを建てて勝負することにした。日足の形は完全に「上昇前」を表してる。けれど、垂れないで二つ星、三ツ星を作れるなら、上もあるだろうけど、この地合いで日経がマイナスした時に、果たして買いがはいるかどうか・・・。
1日過ぎるにつれ、業績不安が高まってくるからね。
7270 SUBARU ¥2,807.0(▲¥44.5)
空売)¥2,822.0×5000(含み益¥75,000)
空売)¥2,821.0×1000(含み益¥14,000)
空売)¥2,820.5×1000(含み益¥13,500)
空売)¥2,818.0×3000(含み益¥33,000)
円高が止まらない、となればチャートはどうあれ売るしかないSUBARU。多分戻りは一杯だったと思うし、あの急騰劇は基本的に空売りのポジション解消(または利食い)だったんじゃないかな。
あとは、円高になると売り物が涌いてきそう。
7201 日産 ¥621.6(▲¥9.9)
空売平均)¥623.8×43000(含み益¥94,600)
さて、日産を売り建てた理由はたった一つだけ。要するに株価が底抜けするのか否か、確かめてみたいと言うこと。これから年度末に向かって(超高配当なので)早々売られはしないだろうけど、かといって業績は最悪、減配も当然視野にはいってるだろうから。
俺は底抜けると思ってるけどね。
3436 SUMCO ¥1,845(▲¥52)
空売)¥1,873×5000(含み益¥140,000)
空売)¥1,869×2000(含み益¥48,000)
空売)¥1,864×2000(含み益¥38,000)
空売)¥1,863×2000(含み益¥36,000)
さて、半導体と電子部品の利食いが後場から始まった、と言う感じ。アドバンは踏み上げ相場になってて、エレクは売り辛い、となると消去法で弄るとすればSUMCOということになった。確信があったわけではないけれど、面白いように売り物が沸いて出てきたね。
6981 村田 ¥6,647(▲¥81)
空売)¥6,738×4000(含み益¥364,000)
空売)¥6,720×2000(含み益¥146,000)
村田もSUMCO同様に利食い売りがでて、後場はドンドン下がった。電子部品は村田とTDKしかメインボードになくて・・・。相場が軟調で買われた銘柄は基本後場は売り。人気があるのは分かるけど、前場、買い過ぎだろ!というか、ディーラーは村田を弄ってると言うことみたいだね。
本日の収支(前場・後場合算):-¥6,000
後場の独り言
俺の考えでは、米国市場はそろそろ調整が入る時期に差し掛かってると思ってる。それは何も新型肺炎がどうたら、と言うことではなくて、需給が相当に煮詰まってるから。2日続けて米国ダウは陰線を付けた。所謂「並び陰線」で、チャートの教科書的には、高値圏の並び陰線はあまり良い兆候ではないと書いてあったりする。そしてその前が、史上最高値をとっての陽線のコマなので、ここでは日本株を絶対に買えない、と思ったけどね。
しかし、鬼のように強い米国市場だから、ザラバのダウCFDの▲$80なんてのは、簡単に戻すだろうと思いながら見てた。案の定、大引け後にスルスルと戻るような動きになってる。けど、俺としては戻られても非常に困るけどね。
さてさて、このところあちこちに顔を出し始めた、あの村上氏。
村上ファンドときいて思いだすのは、あのライブドア騒動とかだけど、いまでも個人的にもっとも許せないのは、当時の福井日銀総裁が、中銀総裁でありながら、村上ファンドに出資金をだして運用依頼していたという仰天の事実。
もっとも中立・公正であるべき立場の日銀総裁が、個人資産を運用していたというのだから恐れ入谷の鬼子母神だよ。
けれども、少々話題になった程度で不問に伏された。
はなから、日銀など信用できないわけだけどね。
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