違和感の塊のような相場：3月18日（水）後場
- 2020.03.18
- トレード日記
日経平均株価 ￥16,726（▲￥284）
新型コロナ相場で最大の違和感を感じた・・・。何かあるとしか思えないが・・・。
後場の相場概況
何と言っても後場2時過ぎからの米国ダウCFD（先物）の急落で翻弄されて突然大荒れになった日本市場。富士フイルムのように材料が出た銘柄は買われる（S高）けど、あとはもう前場のボードが信じられないような荒れっぷりだった。
個人的にはもともと今日の相場は解せなかったのよ。その最大の理由は、トランプ政権が新型コロナ対策で100兆円以上の予算をぶち上げた割には、ダウCFDの反応が甘くなかったか？ということ。昨夜のダウ現物と比較しても僅かに＄150そこそこしか上昇しなかったしね。
だってFRBが235兆円の金融緩和をぶち上げて、それを追いかけての100兆円財政政策なんだよ。それでいて、▲＄3000は落ちるわ、昨夜の戻りは僅かに1/3戻し。そしてそこから100兆円の財政政策でほんと僅かに＄150しか戻さないわ・・・。一体これって何なの？という感じするでしょ！
米国の対策でよく反応したのは日経平均のほうで、ザラバ高値は￥400近くの上げだった。こりゃしばらくは売り封印か？なんて思いつつも、癖になっててソニーとかトヨタを売ったりしてたんだけど、この違和感がどうしても拭いきれずに、俺はやはり債券市場か、さもなければデフォルトか、原油か、みたいな考えに取りつかれた。
そしてこの日米の先物の売りたたきって本当に違和感の塊じゃないか？
今夜もしもの展開になるとすると、何か本当にヤバイ理由があるとしか思えない。それも並大抵のヤバさじゃなくて・・・。う～ん・・・。
後場の取引とポジション
8306 三菱UFJ ￥385.0（▲￥7.2）
空売平均）￥398.4×223000（含み益￥2,980,000）
後場から懲りずにシコシコと売り始めたUFJ。チャートは非常に強く、底打ちを伺わせるに十分の形になっていて、しかも5日線ブレイクなので、こんなところで売ったら死ぬ、みたいな位置。しかし、米国企業の3割が新型コロナ危機で倒産する可能性という記事を昼に読んでいたので、だったらHYGやCLOは本格的にヤバいんじゃないか？という先入観が頭を支配した。
けれども大きく勝負するつもりもなかったので、80000株程度売っていたら2時過ぎから何やらおかしなそうばの雰囲気に。見ると米国ダウCFDが急激に落ち始めてたんで、連動すると思い、売って売っての売りまくりで、賭けに出た。だってなぜ落ちてるのか分からなかったからね。でも、尋常じゃないことは確かと感じたんで。もしかしたら債券事故か？みたいなね（苦笑）
8316 三井住友 ￥2,611.5（▲￥50）
空売平均）￥2,689×21000（含み益￥1,620,000）
後場の寄り後、買いけが強く売りあがったはいいけれど思い切り担がれて嫌気がさしていたところ、徐々に売り優勢になってきたので放置しておいた。そしたら13時50分頃からいきなり大きく売られ始め、何かおかしいというのは、この銘柄のお陰で気が付いたようなもの。とりえずUFJをシコシコ売りがら4000株単位の売りに切り替えてポジションを積みながら、こちらも売り足した。結局平均がぐっと下がってしまったけど、なんか様子が変だもの。
7203 トヨタ ￥6,317（▲￥43）
空売平均）￥6,679×12000（含み益￥4,340,000）
メガバンクを片付けながら間にあったかどうか不安はあったけど、見れば全部の主力が売られまくってる。なのでもうどうなってもいいか、みたいな感じで4000株追加した。もともと円高傾向になってて、狙いたいと思って売ったわけだから、下げる理由はなんでもいいか、みたいな・・・。
6758 ソニー ￥5,992（△￥159）
空売平均）￥6,153×14000（含み益￥2,250,000）
とりあえずソニーも4000追加して勝負。上昇するのにかなり買い玉が溜まってると思うので、何かあったなら一斉に投げモードになるだろうと言う期待感はある。
9984 ソフトバンクＧ ￥3,246（▲￥397）
空売）￥3,417×4000（含み益￥684,000）
空売）￥3,360×6000（含み益￥684,000）
空売）￥3,359×2000（含み益￥226,000）
空売）￥3,355×1000（含み益￥109,000）
空売）￥3,353×2000（含み益￥214,000）
空売）￥3,352×2000（含み益￥212,000）
空売）￥3,350×2000（含み益￥208,000）
空売）￥3,348×900（含み益￥91,800）
空売）￥3,347×2100（含み益￥212,100）
まぁ、俺はSBG嫌いなので。戻りは売り勝負と決めてて後場からイケイケをやらかした。いろいろ書けばキリがないけれど、今回邦銀を敵に回したのは絶対に失策だって。融資に関して勝手に使途を変更されるのが最も嫌なんだよ。もちろん信頼関係を損ねる、と言うのもあるけれど、一番いやなのが金融庁の検査。こうした融資は、相当叩かれるからね。
そりゃ10％も堕ちれば、リバウンドと言うこともあるだろうけど。
しかし実際は、2時過ぎの急落に救われた格好。なんだか、悪運が強くなってきてるよ。この調子で病気も治したいね。
8035 東京エレクトロン ￥17,930（▲￥25）
空売）￥18,250×2000（含み益￥640,000）
軟調な半導体セクタにあってエレクが元気で、とっさに2時過ぎ18,250を指し値した。それでも再度買いあがってきてさらに1000を差して勝負。だって他がメチャメチャ売られてるのにエレクだけって変だろう。まぁ、でも本来なら電子部品と半導体勝負だとは思うけど、とにかく間に合わなかった。
本日の収支（前場・後場合算）：+￥2,780,000
後場の独り言
後場面白かったのは、多分ポンペオ国務長官が、国務省の職員がコロナ感染と発表したことに反応したんだろうと思うけれど、その情報はCFDよりも個別銘柄のほうが早かったんだよ。だいたい俺の感じだと約20分は、CFDが遅れたんだよね。
そんなこともあるんだ、みたいな感じだCFDは下げたけど、またしてもサーキットブレーカ発動って、なんだよ！こうなってくると、このネタで今夜米国市場がどう反応するかは全く未知数になった。
冷静に考えれば、相場が急落するようなネタじゃないし、他に何かネタを掴んでる筋が仕掛けたのかな？みたいなことも感じさせる。けど、何もないなら、完全に明日は踏まれて撃沈してしまうよ。
もしも望みがあるなら、とりあえず▲＄3000の下に止まってるということ。需給が悪化してしまえば、流石に売り物も出るだろうからね。というか、マジ解せないねぇ・・・。米国市場は新型コロナに過敏になってるってこと？それともまだ他に何かあるのか？
そうでなければタイミング的にこれほどの仕掛け、してくるかなぁ・・・。
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