期末ポジションの激しい調整相場：3月26日（木）後場

日経平均株価　￥18,664（▲￥882）

後場の相場概況

後場を見る限り、これは完全に海外勢に仕掛けられたな、という感じ。米国市場の事情を考えると、破たん寸前に追い込まれたヘッジファンドは、とりあえず資産の売却を終わったろうし、ならばドル需要は目先の峠を越えたのではないか？

そうなると、待ってましたとばかりに動きそうなのがドル円で、現状では激しく円高に傾く素地は十分に整っている。だから、ドル買いさえなければ、あとは普通に円買いもある時期だから、円高方向に誘導できると思ってるかも知れない。

なので、今夜の勝負は日経平均CFDをいかに下に誘導できるか、の勝負を海外勢は仕掛けてきたように見える。

そもそも、今日あたりなにゆえに日経平均が▲￥1000するのか、といえば、日経の記事にもあったように、今回の急激な戻りはスカスカなんだよね。また荒野浩氏によれば、値幅出来高が通常の半分しかなかったと。なので、海外勢がその気になると、上も下もどうにでもできるという非常に危険極まりない需給になってる。

しかも今日のような下げ方をされると、戻りの買い持ちはブン投げざるを得ない（俺も投げさせられたけど　苦笑）なので日本市場は終日弱い展開にしかなりようがなかったし、これで結果的には予想通り見事な寄り天になってしまったわけだ。

後場の取引とポジション

7270 SUBARU　￥2,205（▲￥46.5）
空売平均）￥2,214.5×6000（含み益￥57,000）

7203 トヨタ　￥6,718（▲￥201）
空売平均）￥6,751×4200（含み益￥138,000）

SUBARUと同じ読み。今日は本当にどうなるか分からなくて、上記のような仮説を立てて少し売り持ってみようと思った。GDとはいえ大きく利食いできたから精神的な余裕もあった。なので、今夜はマジで円高狙いに的を絞ったよ。

そうでないと、米国ダウCFDのザラバが＄150安位なのに、日経平均だけが▲￥1,000というのも、納得がいかないというか、何か目的があるはずだからね。少ないけれど、玉を建てたことで、今夜の張りができた。

8604 野村　￥467.8（▲￥22.2）
空売平均）￥471.2×66000（含み益￥224,000）

さて、こんなときに強気になったのは野村。理由は無配だから。今日は終日弱かったし、まともな買いは入っていなかったと思う。なので、大引け前はショートカバーも交錯して荒れてたけれど、多分野村は売りで十分だと思う。

まして戻りが強烈で、主力の中で25日線を突破して余裕の位置での攻防。これはいかにも戻り過ぎという感じがするしね。今季はまぁまぁ業績は回復しているだろうけど、おそらく来期はまた厳しいと思う。なので、弱気は十分理解できる。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥33,200,000

後場の独り言

今日は検診に行ってきたけど、またしても問題が発生してしまい、かなり落ち込んでいる。具体的なことは書く気力もないので、書かないけれど、正直後場戻って、いつものように玉を建てる気力が出なかった。

さて相場だけど、今夜は俺の読みが当たるかどうかだけ。利益はもちろん欲しいけれど、それよりもこの難解な需給が入り乱れる相場をどう予想して、どう勝負すればいいのか、みたいな部分を確かめるつもり。

結局株式投資は、株価の将来を予測すること。未来はだれにもわからないというけれど、分からない（予測できない）のなら、株式投資はしたらいかんと思う。

俺が一番気に入らないのは、証券会社等が株式投資の変な勧め方をするところ。優待狙いとか、5Gは買いとかテレワークがいいとか、そういう情報で株式投資をさせるところ。ならば、時節柄あまりよろしくはないのかもしれないが、ちょっと街に出て、ドラッグストアの状況をみるとか、スーパーなんかの状況を何気なく聞いてみるとか、そういうことのほうがよほど身になるしね。

もっと言うと、ディーラーとかに行ってセールスのいお兄ちゃんに「売れ行きはどう？」なんて聞いてみるのもいいかも。

俺は結構、そういうことをするんだよね。