ポジションが建てられない難解相場継続:4月7日(火)後場
- 2020.04.07
- トレード日記
日経平均株価 ¥18,950(△¥373)
政府の非常事態宣言と緊急経済対策を前に相場がまったく分からなくなった。
後場の相場概況
売られたはずの日本市場は、引けて見れば何と¥373高になっているのにびっくり。このところの後場はかならず売られる、見たいな流れがあっての前場の売りポジションだったが、大きくマイナスしていただけに、穴埋め完了まで引っ張れればいいや、みたいな感じで早々に買い戻し、あとはどうもしっくりこないザラバをあたらめてじっくりと見てみようという気になった。
昨日は大引けにかけて急伸する展開となり、そして今日も同様に大引けにかけて大きく買われた。間もなく安部首相の緊急事態宣言が行われ、同時に事業規模108兆円といわれる経済対策を発表する。米国の場合でもトランプ政権の大型対策発表で相場は大きく上昇したが、はたして日本市場が同じような展開になるか、というのがポイントになる。
昨日から大型の予算規模は報道されていたわけで、今日の前場を見る限りはそのような雰囲気はなかったわけだが・・・、
日本市場が引けてから日経CFDがぶっ飛んだ!ザラバでは¥373高だったが、今現在(17時40分)、¥900高と相場の次元が変わったような急上昇となっている。同時に今夜もまた大幅高を演出するようなダウCFDの$600高となっていて、この相場、完全に金融相場回帰へ向けての演出が始まったのかもしれない。
後場の取引とポジション
5108 ブリヂストン ¥3,250(△¥85)
空売平均)¥3,289×8600
買戻平均)¥3,238×8600(+¥430,000)
値動きに違和感があって、この程度が精いっぱいだったブリジストン。売られる時は厳しく売られるわけだが、今日は大口が買い決めしているようなそんな相場だった。後場にかけて大きな売りが演出されたので助かった。
8604 野村 ¥439.7(△¥0.9)
空売平均)¥449.7×53000
買戻)¥436.0×53000(+¥720,000)
前場にも書いたように、野村は前場から動きが弱く、それが後場寄り後まで続いたということ。売ったタイミングが良くて、少ない株数で結構抜けた。これで十分だし、勝負する気もなかったしね。
7203 トヨタ ¥6,577(▲¥3)
空売)¥6,645×3000
空売)¥6,640×3000
空売)¥6,638×2000
空売)¥6,637×1000
買戻)¥6,500×3000(+¥435,000)
買戻)¥6,491×2000(+¥294,000)
買戻)¥6,480×3000(+¥480,000)
買戻)¥6,454×1000(+¥183,000)
前場に買いで入って大きくマイナスしたトヨタだったが、その売られ方の印象が強く戻りを売る気になった。結果としてマイナス以上の利食いができたわけだが、今日あたりの荒っぽい値動きは一体なんだろう?といまだに分からない。
本日の収支(前場・後場合算):-¥120,000
後場の独り言
前場の負けをほぼ解消できたところで気力が続かずに退場した。正直今のこの値動きでポジションを建てられる投資家を俺は尊敬する。多分、今夜の米国市場は結構な下げになるとは思うんで、大引け近くなったら売り建てようかと思っていたけれど、そうなっても、もしかしたらドル円がググッと円安になる可能性もあるし、そのあたりを考えたらなかなか、決められなかった。
なんだかんだと言っても108兆円の新型コロナ対策は決して小さくは見えないし、真水云々も大事だけれど少なくとも一回は評価を見てみたいと思った。
相場も結構上下に激しく動いているし、ザラバでは日経平均を売り叩くことなんか、今日の今日ではできないだろうし。それならば、ここはじっくりと見るに限ると思ったわけよ。予想ができないのにポジション建てたら、それはギャンブルになってしまう。
相場やってると、ラッキーにも大きく取れることもある。けど、それは嬉しいからあまり分析とかしないよね。そもそもそれが問題なのよ。逆に俺は基本スタンスが売り坊だから、担がれたときにまぁ仕方ないで済ませるのが一番悪い。
お陰さまで体調は日々少しずつ回復してきてる。でも夜中に以前ほどダウを見ないでなるべく睡眠をとるようにして、少しでも免疫力を高めることを考えてるんだよ。なので、昼間はかなりはっきりしてる。冷静な判断ということでもないけれど、ある程度は自制できるようになった気がする。まだまだ当分治療は続くけどね。
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