日銀期待も当てにならず!?:4月20日(月)前場
- 2020.04.20
- トレード日記
日経平均株価 ¥19,715(▲¥181)
上値が重いのは当然で方向感欠如。何もできない相場。
前場の相場概況
原油の暴落が止まらなくなってきてるらしい。ブルームバーグの記事だがWTI先物5月限(ギリ)が、なんと1999年以来初めて$15/バレルを割れたということ。だいたい貯蔵施設が満タンだそうで・・・。となれば、歯止めがかからなくなって、戦争でも始まりそうな勢いだよ。
新型コロナ感染がようやく一息つきそうな雰囲気になってきたら今度は原油でトラブルということになる。結局世界経済がメタメタになってるということが表面化してくるのは、これからってことだろうね。単純に新型コロナの感染状況が相場を動かすような、そんな雰囲気も徐々に消えるのかもしれない。
冷静に考えてみると、やはり世界経済は混沌としてる。この先、どこまで落ち込むのか、とかどうなってゆくのか、みたいな不確定要素があまりに大きすぎるということを意識するような相場になってゆくかも。「半値戻しは全値戻し」といって騒ぎ始めたけれど、そういう相場なのか?と俺は思うね。
そんな状況で週末の米国市場は、はしゃぎ過ぎだろ?みんな金融相場、トランプ相場に回帰したい気持ちはわかるけど、そんなに甘いものじゃないだろうに。一応前場の日本市場は、日銀期待もあるから早々一方的な下げはなかったけど、簡単にデイトレで勝てるような相場にも見えないし・・・。
正直、売りも買いも手が出なかった。後場に日銀が来てどうなるか見たい気分も多少はあったけど・・・。
前場の取引とポジション
8306 三菱UFJ ¥418.7(△¥5.8)
空売平均)¥416.7×188000
買戻)¥414.0×188000(+¥500,000)
主力銘柄の中では金融の朝寄りの気配が妙に高くて、ヤバイと感じて手仕舞いした。案の定、相場全体は全く方向感のない中、カヤの外だった金融が買われる展開になってる。買おうとは思わなかったけど、日経平均を無視した野村の逆行高は面白かった。
こうなると昼にGUがあるかもしれないと感じたけど。最近日銀の弄りはあまり当てにならん部分があるから・・・。後場どうなるかね。
7203 トヨタ ¥6,678(▲¥78)
空売)¥6,760×4000
空売)¥6,770×2000
空売)¥6,780×4000
買戻)¥6,665×10000(+¥1,050,000)
買)¥6,680×2000(含み損¥4,000)
買)¥6,679×1000(含み損¥1,000)
買)¥6,678×1000(変わらず)
買)¥6,677×1000(含み益¥1,000)
買)¥6,676×1000(含み益¥2,000)
買)¥6,675×1000(含み益¥3,000)
買)¥6,674×1000(含み益¥4,000)
もしも後場日銀がオペるならば、当然トヨタは買われるだろうということで、買ってみたわけだが・・・自動車セクターはとにかく上値が重いからね。朝寄りだって思いのほかGDしたし、ポジションを放したい投資家も少なくないみたいだけど・・・。
まぁ、買い下がった玉なんで、じっくりと後場を見て見ることにする。(日足では上昇してもいい形なのでね)
前場の収支:+¥1,100,000
前場の独り言
俺は前場弱くて、後場日銀を嫌っての買い戻しでいいところまで行くようなそんな予想をしていたけれど、海外勢も今日あたりの地合いで何かをしかけようという気力はないのかも。前引け後、先物は売られてる感じで上値の重さを余計に意識させられる。
しかし、なんだかんだと言っても週末の米国ダウが$704上昇した後の日本市場と考えると弱い。個人投資家は小型株一直線で結構成功してるのかもしれないけれど、俺には縁のない話だ。
欧州も、米国も、一応はこれ以上のロックダウンは限界とばかりに、感染拡大をある程度覚悟して経済再開へ号令をかけつつある。実際、一体いくら財政出動すればいいのか、目途も立たなくなりそうで・・・。
だから冷静に考えると、今の時点が世界経済の限界点なのかもしれないと思ってる。これ以上やってると本当におかしくなるし、その前に中国の動きがムカ付いてるだろ!
今後の展開として、基本的に警戒しなければならないのは、中国ビジネスの比率が高い企業。今週はその意味ではファナックの決算があるけれど、この会社が今後の動向をどう考えているのか?がとても重要だと思うんだよ。まぁ、中国と言えばまずは自動車だし、基本的に買いはできないと思ってるけどね。
だから手が出せるのは金融だってことか!?(苦笑)
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