新型コロナ勝負:6月24日(水)後場

新型コロナ勝負:6月24日(水)後場

日経平均株価 ¥22,534(▲¥14)

米国の新型コロナ感染拡大は材料視されず・・・東京都の感染数を多少懸念か

後場の相場概況

後場終始重たい展開になった日本市場の原因は、おそらく米国の新型コロナ感染拡大懸念と国内の感染増、それに昨夜から急激に円高になったドル円の警戒感もあるかもしれない。為替に関しては、たぶんSBGがスプリント株を2.2兆円で売却したことによる影響かもしれない。

SBGの資金繰り上これは円買い需要が発生すると読んだのだろう。

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しかし、個人的には、米国でこれ以上新型コロナの感染拡大を無視できるのか?という疑問がある。23日の感染者数は過去最高レベルにまで跳ね上がった。もしも、今夜これを無視するようなら・・・もうこの相場は何でもありの投機相場じゃないか?と思うけどね。

先ほど始まった欧州は安く推移している。にもかかわらず、追従するはずの米国ダウは逆行して上昇の構えとは・・・。やはり、米国市場は完全に狂ってるとしか言いようがないかも。

あとは、今夜少し米国市場をモニターしなくてはいけないので短めに。ひと眠りしようと思います。

後場の取引とポジション

7270 SUBARU ¥2,372.0(△¥0.5)
空売平均)¥2,383.1×13700(含み益¥152,000

トヨタががガチガチに強かったので、昼に売り覚悟を決めたSUBARUだったけど、なかなか売り切れなくて苦労した。どうにか売ったけれど、値動きが逆行する場面も多く、また出来高が少ないから本当に厄介な板だった。けれども新型コロナ拡大が話題になれば、負ける銘柄じゃないはずなので・・・。

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7203 トヨタ ¥6,977(△¥81)
空売)¥7,002×4000(含み益¥100,000
空売)¥7,005×4000(含み益¥112,000
空売)¥7,008×4000(含み益¥124,000

とうと¥7,000台に復帰したトヨタだったが・・・。もしかして踏み上げたのかな?という感じの値動き。日経平均は無視でほとんど独歩高みたいな上昇を演じてくれた。ただ、米国で新型コロナが最大の危険レベルに突入してるので、SUBARU同様の米国比率のトヨタも苦しいはずだから・・・。

8306 三菱UFJ ¥437.5(▲¥2.0)
空売平均)¥438.0×144000(含み益¥72,000

ここ数日、SDRでも全く買われない日本のメガバンク。とても売れるような水準ではないにしても、買いが入らないということは、海外勢が買ってない、無視してるということなので、¥430まではあるかも、という甘い考えで売り建て。

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6758 ソニー ¥7,650(△¥10)
空売)¥7,671×1000(含み益¥21,000
空売)¥7,670×3000(含み益¥60,000
空売)¥7,068×1200(含み益¥21,600
空売)¥7,066×1000(含み益¥16,000
空売)¥7,665×3800(含み益¥57,000

天井付近でこの強烈なもみ合いは、地合い好転のタイミングを狙ってるような、そんな値動き。なので、米国市場が行っちゃえば負ける。それを覚悟であえて勝負した。

この相場に「無謀」の2文字は跡形もなく消えたと思うからね。

6752 パナソニック ¥961.4(▲¥14.0)
空売)¥960.2×18000(含み損¥22,000

手を出してまたまた後悔してるパナソニック。けど、今の中国の大洪水の状況を考えると、とても消費が活発とは思えないし・・・ありえないことが起こる可能性も否定できないし・・・(苦笑)

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6857 アドバンテスト ¥6,040(▲¥40)
空売)¥6,050×3000(含み益¥30,000
空売)¥6,040×4000(変わらず)

勝負するなら半導体も売らにゃならん!ということで大引け手前で3000、引け成りで4000の売り建て。

6762 TDK ¥10,870(△¥110)
空売)¥10,870×3000(変わらず)

アドバンテスト同様値動きの弱いTDKは売り。

6981 村田 ¥6,409(△¥4)
空売平均)¥6,425×5000(含み益¥80,000

村田はザラ場で指値して売り建てた。これで今夜は勝負となった。


本日の収支(前場・後場合算):-¥100,000


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後場の独り言

昼にCNNが米国CDC(疾病対策センター)所長のロバート・レッドフィールド氏と国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ氏の昨日の議会証言を報道した。その中でレッドフィールド所長は「米国は新型コロナに屈服した」と衝撃的な発言をしたわけだが、23日の感染者数はなんと3.47万人となり4月24日の3.64万人、4月9日の3.48万人に次ぐ3番目の感染者数となってしまった。

これは実効再生産数が全米で1を上回っているのだから、増加して当然ではある。しかし、米国ではきめ細かなクラスター対策ができないから、実効再生産数を減らすのは容易なことではない。そうした極めて危機的な状況を株式市場が果たして無視できるのか?というのが今夜試されるわけだよ。

もちろん、昼にこのニュースを見て、売り建てようと腹を決めたわけだが、いかんせん、需給の厳しい銘柄ばかりになってるので、半導体や電子部品でも勝負するしかない、という非常に厳しい勝負になるし、今の俺のツキ具合だと、勝てる公算のほうが少ないのかもしれないが・・・

こういうポイントを逃したら、それこそ本当に売り坊廃業になっちまうので。ここは負けも覚悟しながら売り建てて勝負することにした。

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