いよいよ買えない相場が始まる!?:7月1日(水)
- 2020.07.01
- トレード日記
日経平均株価 ¥22,246(▲¥41)
景気指標ではしゃぐ米国、はしゃげない日本。
前場の相場概況
米中関係は今後、拗れに拗れるだろうと思う。その要因はまずは大統領選挙、そして新型コロナの米国での拡大、さらには、このロイターの記事にあるような、保守主義の台頭だよね。
なんか久々に、ロイターのまともな記事を読んだ、みたいな気分になった。
加えて中国の嘘というか、欺瞞というか、そういうものに世界中うんざりしてるんだよ。何をやっても真実は言わないで、とことん隠蔽で世界中を欺いてる。いま、豪雨被害でとんでもない状況に中国経済は直面してるけど、そのことさえ記事にするメディアが日本には一社も存在しないし、どこまで中国に媚びればいいんだ?って感じ。
米国にしても、反トランプリベラルであっても、もう中国の肩は持てないだろうしね。
なので新型コロナ後の経済は、以前とは全く異なるものになる。一部で話の出てるトヨタの中国撤退というのも、結構本気でシュミレーションしてるだろうし、俺はあると思ってる。
そういう意味でいえば、日本経済は本当に厳しい状況に直面すると思う。安倍政権はついに消費税減税を黙殺してるしね。いまの日本経済の状況がどんなものか、まったく理解しようとしていない。
海外の株式市場は、アフターコロナではしゃいでるだけ。けど、感染は毎日急増ペースだしね。30日の米国の感染数はすでに4万人台とわかってるし、そうなるとまさに今日(1日)の感染者が非常に怖い数字になるかも。
いずれにしても、新型コロナじゃなくて、実体経済がよろしくない。その一語に尽きるわけで、規制解除後の数字ばかり見ていると足元をすくわれるよ。
前場の取引とポジション
8306 三菱UFJ ¥418.0(▲¥3.6)
空売平均)¥424.0×230000(含み益¥1,380,000)
昨日のリバランス売りがあって、前場は売り物が来る、みたいなそんな雰囲気があったし、実際ガラッっぽい売り物が来てたように見えた。買い戻してしまおうかとも思ったけど我慢中。いま、メガバンクでもないだろうから。
寄り付きの気配も買いが入らなかったし、この位置では日銀も来ないだろうし、売りに安心感みたいなものがあるしね。この後、相場がどういう地合いになって行くか見てみる価値はある。でも、まぁ7月最初なので、プラスしておきたい気持ちもあるんだけどね。
8316 三井住友 ¥3,019(▲¥13)
空売平均)¥3,059×28000(含み益¥1,120,000)
何だかんだといっても株価は業績の影響が濃いな、と感じる三井住友の値動き。UFJとの株価の位置の差は、決算の違い分だということ。
買うならUFJのほうが面白いし分かりやすいと思うけど・・・。まぁ、日本市場の潮目が変わるか否かがポイントであることは間違いないし・・・。メガバンクは意外にコロナの影響を受けてるのかもしれんなぁ・・・。
7201 日産 ¥394.7(▲¥4.5)
空売平均)¥404.8×80000(含み益¥800,000)
日産は玉数もあるし、プラスがでるなら寄り付きで手仕舞いなのだが・・・。でも連日中国の様子をウォッチしてるけど、三峡ダムはバンバン放水を始めてて、すでに宜昌、武漢、そして上海でも豪雨とあいまって浸水の被害が物凄いことになってる。確認はできないけれど下手すると、武漢の工場あたりは水浸しかもしれないし・・・。
それにEVなんか、水に突っ込めば一発でダメになる。まぁまぁ、ダメな企業には悪いことばかり起こる。
7203 トヨタ ¥6,687(▲¥75)
空売)¥6,769×1000(含み益¥82,000)
空売)¥6,760×4000(含み益¥292,000)
空売)¥6,755×3000(含み益¥204,000)
トヨタを売り持ちしなかったことを朝寄りの気配で後悔してしまって、思わず売りから入ってしまった。前場は我慢したけれど、後場の様子によっては売り追加するかもしれない。そして思い切って勝負するのもありかもしれない。
トヨタはいま、本気で経費の節減とか、対策をやってるよねぇ・・・。しかも噂の中国撤収が本当であれば、株価は乱高下するだろう。一時的には結構売られると思ってるけど、長い目で見れば英断ということには違いない。
その辺のことを考えれば、トヨタはまだまだ買う時期ではないと思うけどね。
5108 ブリヂストン ¥3,412(▲¥57)
空売)¥3,467×4500(含み益¥247,500)
空売)¥3,450×1000(含み益¥38,000)
空売)¥3,448×3500(含み益¥126,000)
空売)¥3,446×1000(含み益¥34,000)
つまらない値動きが多いこの銘柄なんだけど、自動車関連としてみるとどうしても売らざるを得ない気分になってしまう。とにかく、今は自動車はどうにもならない状況がある。レシプロだけならいいけれど、ハイブリッドにEV、そして自動運転開発と完全に過渡期で新型コロナに見舞われた。
このままじゃ生き残れないという危機感もあるんだろうし・・・。日本はまだしも海外メーカーは憤死の状況。やっぱりタイヤはいかんよなぁ・・・(苦笑)
6752 パナソニック ¥933.5(▲¥6.1)
空売平均)¥937.4×36600(含み益¥142,000)
性懲りもなく、というか中国を見れば、とっても買えないわな。パナの社員は給付金の10万円で白物買ってくれ!みたいな心境だろうけど。
中国で死ぬよ、この会社。
前場の収支:(変わらず)
前場の独り言
昨夜の米国ダウは、$217高と結構買われて戻ってきた。前日に大幅高した後なので、かなり強い相場だったはずなんだか、日経平均CFDはいつもと違って反応が薄かったね。ってことは、今日のザラ場はかなり微妙なのかもと事前に思えたよ。
そうなると、売り持ち越しのポジションはかなり微妙な立場に置かれる。同時に寄り付きで手仕舞いしようかと迷いも出る。
けどね、こんな時、ちょっと我慢してみる勇気ってのは結構大切なんだと思うのよ。まぁ、負けてるとそこで我慢できないという心理が働くのは仕方ない。だからこそ、少しでもプラスで抜けてることがいかに重要かってこと。それがないと、なかなか我慢できないんだ。
所詮、昨夜の米国は引けにかけての急騰はショートカバーだって判断できるからね。雇用統計を先にらみしてポジションを閉じただけのこと。なので、$217高は、実質的な株価じゃないと俺は見てるけどね。
なので気分的には、今日も売り建てて持ち越そうと思ってる。ダウCFDは結構頑張ってて、さもさも米国株は上に行きますよ、みたいな姿勢に見えるんだけど・・・。でも、コンスタントに4万人台になってる新型コロナ感染者数を考えると、ここで上を見られる状況じゃないと。
ただ明日(2日)の雇用統計は悪くはないはずで、そうなると一旦は跳ね上がる可能性もあるんで、結構微妙ではある。難しいねぇ・・・・。
-
前の記事
リバランス:6月30日(火) 2020.06.30
-
次の記事
短期DCが嫌われた!?:7月1日(水)後場 2020.07.01