不真面目に買い過ぎてる1Q決算:8月6日(木)後場
- 2020.08.06
- トレード日記
日経平均株価 ¥22,418(▲¥96)
今日の相場は明らかに、円高とか米中関係を警戒してる相場だと思うが・・・。
後場の相場概況
前場に10時半頃から先物叩かれて、その流れが後場にまで影響した格好になった。つまり、徐々に新型コロナの戻り相場に対して、疑心暗鬼になったという感じがした。これで、明日は3連休前の週末、そして来週からはお盆の閑散相場となって、しかも新型コロナ感染者急増中となると、いくら米国市場が高くても買いの手は入らない。
けれど、本当のところは、米国で週末までに追加の景気対策が民主党との間で合意に達すると、またぞろドル円が急激に円高に向かいそうで買えないというのが本音かも。
そうなってくると、やはり自動車辺りは売られることになるだろうねぇ・・・。今日は、トヨタが決算発表後、買われたけれど、業績予想からして買われることに違和感を無性に感じたよ。
さらにブルームバーグによれば、コロナワクチン期待が高まると債券金利上昇となりかねず、その場合恩恵を受けるのは銀行株だということだからね。実際、今日も金融セクターは非常に堅調な一日だった。
これでもしも、円高になると・・・、製造業、輸出やら景気敏感株は、株価がファンダメンタルズに回帰するだろうね。
その辺が非常に難しいというか、厄介だけど、俺のスタンスからして買持は非常に危険ということに変わりはないね。
後場の取引とポジション
7203 トヨタ ¥6,800(△¥152)
空売)¥6,763×3000
買戻)¥6,780×3000(-¥51,000)
空売)¥6,800×2000(変わらず)
空売)¥6,810×2000(含み益¥20,000)
空売)¥6,820×2000(含み益¥40,000)
空売)¥6,830×2000(含み益¥60,000)
空売)¥6,840×2000(含み益¥80,000)
例によってザラ場中の決算発表は、当日にある程度織り込んでしまえるというメリット(メリットかどうかは分らないけれど)がある。投資家もザラ場の値動きは荒くなる半面、大引けまでにじっくりと決算を検討して、投資できるわけで、そうなってくると、「営業利益を黒字確保は立派なもの」という評価から、買いが先行したということだろう。
しかし、冷静に考えると、純益ベースで前年比▲64.1%という決算は、厳しいとしか言いようがないもので、コロナ以前の¥7,800の水準だったことからして、¥6,800という引け値は高い。コロナ相場でなければ、S安してもおかしくない内容だと思う。
最もそういう評価をすれば、赤字転落、無配などという銘柄は、どうしようもないわけだが、トヨタを通過したことで、ほぼコロナ決算の内容が分かったといってもよく、落ち着けば売られるかもしれないと思い売り建てた。
そういう意味では、日経平均の¥22,418というのはいかにも高すぎる!
8035 東京エレクトロン ¥28,565(▲¥620)
空売)¥28,725×1000(含み益¥160,000)
6857 アドバンテスト ¥5,450(▲¥160)
空売)¥5,500×4000(含み益¥200,000)
6981 村田 ¥6,591(▲¥45)
空売)¥6,613×1000(含み益¥22,000)
空売)¥6,606×1000(含み益¥15,000)
空売)¥6,591×2000(変わらず)
6762 TDK ¥11,620(▲¥140)
空売)¥11,620×1000(変わらず)
空売)¥11,610×1000(含み損¥10,000)
さて、かなり窮地に立たされているトランプ大統領の代わりに、対中制裁に関してポンペオ国務長官が一人気を吐いている感じ。そして日に日に口調も厳しくなってきてるし、ついにはTikTokだけでなく中国関連のアプリ全般にまで言及し始めた。
決算も一段落して、これから米国が中国とのデカップリングを追求しそうな雰囲気が漂い始めている今、やはり半導体と電子部品を売り持たないのはまずい!と考え直した。
明日の状況次第では、手仕舞いしてしまうこともあり得るけれど、今日のところはこのまま持ち越してもいいかな、という感覚で後場寄りから玉を建てた。
本日の収支(前場・後場合算):+¥970,000
後場の相場概況
今日のトヨタの値動きは新型コロナ戻り相場の象徴のようだった。結局悪いと思われてた自動車セクタは、本当に悪かったし、このコロナ相場で戻りが甘かった銘柄は、決算はどうあれ買いが先行する感じになった。しかし、そういうセンチメントは、冷静になるとかなり危険なんだと思う。
「少々時間はかかるけれど、結局株価はファンダメンタルズに寄り添う」というのは、亡き師匠の言葉なんだが、決算発表で個別株相場になった後というのは、水準もへったくれもなくなってしまうわけで、それが時間とともにある程度、ファンダメンタルズが示す適正なものに近付いてゆくというものだ。
あれこれ考えるのもいいかもしれないけれど、もっと、もっとシンプルに考えるのも投資だろうね。そして、今後はそういう堂々とした株式投資をやらないとダメだと、感じるようになりました。
しかし引け後のようやく出た任天堂の決算が、恐ろしすぎてまいりました。明日は当然、寄らないかもしれんね。
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